精神力の強さこそが戦士には必要だ
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物には限りがありまするが、ただ無限にして、無尽蔵なるものは、実にこの精神力であります
と、過去にそう演説した人が居る。
その人についてはあーともこーとも言うつもりは無いが、戦いにおいて精神力の強さが必要なのは言うまでも無い事だろう。
精神力だけではどうにも成らないのも言うまでも無い話だけど。
ブレインドーピング（脳ドーピング）と呼ばれる行為をご存知だろうか？
自転車レースに際しての記事、或いはそれに言及したJ-SPORTSの番組でも触れられていたのだけども、頭蓋骨に電極を刺して脳の特定の皮質に電気刺激を与え、精神的リミッターを除去すると言うドーピング。
現在のサイクルロードレースにおいては禁止されていないので、もしかしたら今後現れるかもね？
今は多分やってないと思うけど。
多分な！
と言う話。
ああ、もう限界！！
と思っても意外とまだまだやれるのが人間。
精神的な箍（たが）が外せたら、より力を出せるのは考えるに容易い。
勿論、頭に電気パッパしたところで、そこらの兄ちゃんがフルームに勝てる訳では無いのだけど、ギリギリ勝負が出来るライダーならばブレインドーピングは非常に効果が高いだろう。
その行為の是非、そして選手の安全性の話は別として。
薬物では無いので検査しようもない、そして現在はまだルールでは禁止はされていない。
もしかしたらいずれ．．．．な事も有るかも知れない。
精神力の強さこそが戦士には必要だ
闘争心をむき出しに表す人、或いは真逆にそれを心の奥に仕舞いこむ人。
タイプは様々有れど、精神力の強さが戦う男には重要なのだ。
時にフィジカルよりメンタルの強さが重要視される事も。
レーシングライダーはフィジカルの強さが必要だ。
原チャリに乗ってコンビニに行くだけならそれ程の肉体的強さは必要では無いのだが、レーシングマシンを操るには、絶対的なパワーとレースを走りきれるスタミナが必要だ。
ミニバイクレースでもモトクロスでもMotoGPでも同じ。
それぞれのクラス、それぞれのマシン、それぞれのライディングスタイルにより求められるフィジカルの強さは異なるが、体力とスタミナが必要な事には違いは無い。
そして、同時に精神的な強さもまた必要だ。
本能的に持つスピードの恐怖
大きなクラッシュの記憶
ライバルとの闘争
そして自制すべき時に自制できる心
レーシングライダーには精神的な強さが必要なのだ。
ぼんやりと８耐を見てたらタイガー宗和孝宏さんが出てた。
KR500を借りパクした容疑でカワサキに被害届出されて逮捕されたり、イオン無く絶好調でお馴染みのベガー一味だと『噂』されたり、と色々と香ばしい『説』に彩られた人。
仔細は不明なのであくまで『説』だ。
そんな色んな『説』に彩られたタイガーさんは、今はMFJロードレースアカデミーでインストラクターをやったりしてるみたい。
凄い精神力だと思う。
流石は戦国時代のTT-F1でファクトリーライダーとして戦ってただけの事は有る。
仲間内での焼肉代の踏み倒しなんてレベルでも、或いは恐喝だの暴行でも無く、カワサキから被害届出されて逮捕されると言うエクストリームな経歴を持ちながらもまだ二輪レース界に携り、日の当たるレースで戦えるメンタルは素直に凄いと思う。
バイト先のサークルKでつり銭盗んで逮捕された人が心を入れ替えてサンクスでバイトするよりも強いメンタルだ。
この強メンタルが有れば、いっそ都知事も勤まりそう、かも知れない。
何言われようとも鼻ホジってられそうな強い精神力が有れば。
精神力の強さこそが戦士には必要だ
サーキットで戦う戦士には、強靭な精神力が必要なのだ。
民間人には中々真似出来ない。
まぁ、借りたものはちゃんと返した方がイイとは思うけれども。