久しぶりだねぇ、4週間ぶりだねぇ

2016年8月15日

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と言う訳で、帰って来たMotoGP。
4週間ぶりに始まる後半戦は、随分久しぶりのオーストリア=レッドブルリンクから始まる。

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旧A1リンクを、太っ腹なレッドブルが巨費を投じて全面改装したリニューアルされたサーキット。
来年はKTMファクトリーのメインスポンサーにも成るだろうし、レッドブルは相変わらずの豪傑ぶりな事だ。

そのレッドブル、一時はF1から撤退か?
なんて話も有ったものの、撤退するなら違約金払えよコラ!と怒られて、少なくとも2020年までは残るっぽい。

一体どれほど売れてんだろう?
それとも何か他に莫大な金を稼ぐ術を持ってるのだろうか?
等と普通に思ってしまう訳なのだが、とにかく太っ腹なレッドブルが巨費を投じて全面改装したリニューアルされたサーキット。
それがオーストリア、レッドブルリンク。

岡山国際サーキットをサントリーが買収して全面改修が行われ、TIの夢よ再びとばかりにF1が、そしてMotoGPをも開催されるサーキットと生まれ変われば、サントリー・デカビタリンクとして生まれ変われば胸がキュンキュンする熱い展開に成るのだけど、ちょっと無理っぽいからごめんなさい。
ヴァモラ!と叫んだ所でごめんなさい。

さてさて、そのレッドブルリンク。
事前のテストでストーナーが言ってた事。
二輪レースのサーキットではランオフエリア(要するにコースの外)を舗装するのは危ないっすよね。
って事。

別にここ最近の話では無く、勿論このレッドブルリンクだけじゃなくて、特にF1が開催されるサーキットではコースの外側が舗装される場合が多い。
特に高速コーナーではその傾向が高い。
これはF1に対する安全性を考慮した結果の事。

仮にオーバーランしたとしても、アウト側が舗装されてたらブレーキをガツンと踏んだら止まるので、安全に停止または減速してコース復帰が可能と成る訳だ。
これが砂や芝生なら跳ねたり滑ったり、勿論ブレーキ踏んでも減速出来なかったりとロクな事が無い。
非常に理に適ったレイアウトな訳だ。
F1の場合は。

ただ二輪レースの場合、記憶に新しいルイス・サロムの事故にも見られるように、舗装することで危険性は高まると言っても過言では無い。
勿論舗装されたらブレーキで止まれて助かる可能性は高いが、舗装されてたばかりに止まれずに大きな事故に繋がる事も有る。
それが、車に固定される四輪レースと、転んだら生身とバイクとが分離するバイクとの違いだ。

ロッシやドヴィチオーゾ等他のライダーも、ターン8やターン4、ターン3等での改善の必然性を訴え、そして実際にターン10では少々の変更(コース幅縮小による速度の抑制)が行われた。

常に危険が付き纏うMotoGPで有るが故に、より高い安全性を求めたいのは当然の要求だろう。
危ないならゆっくり走れよって訳にも行かないのだから。

そう考えたら、ホンダの大人の事情は抜きにしても、鈴鹿でMotoGPってのはやっぱり難しいんだろうなぁって思うばかり。
新装開店のレッドブルリンクでも安全性が問題に成るのだから、8耐でも結構ドキドキするエスケープゾーンの狭さを考えたら、鈴鹿でMotoGPってのはやっぱり難しそうだ。
ホンダ様による大人の事情は抜きにしても。

MOTOR CYCLE

Posted by tommy