俺が、俺たちが、ザンザスだ！
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先日も書いたけど、ザンザスを買った人が居る。
何故ザンザスなんだろう？
何故？？
でも、そりゃまぁ大きなお世話って奴だろう。
グラビアアイドルとしてデビューさせてやるからと騙されてザンザス購入を強要されたのなら不憫だけど、自分の意思で自分で判断して買ったのだから、それは大きなお世話って奴だ。
ザンザスだろうとRFだろうとZR-7だろうとコブラだろうと、人の勝手なので他人がギャースカ言うのは野暮ってもんだ。
でも思うな。
なんでザンザスなんだろう？って。
ともかく、そんなザンザスを見せびらかしに来てくれる事が決まったので、ちょっとお土産用意しようかと思ってるのだ。
高速道路使って1000ｋｍ近い、果てしない距離をザンザスで走って来てくれるのだから。
大丈夫なんだろうか？
無事に辿り着けるのだろうか？
一昔前のミドルクラスのカワサキで、そんな無茶して大丈夫なのだろうかと。
ちょっと思う。
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ワッペン作ってみた。
恐らく史上初で有ろう、ザンザスワッペンを。
ソフトウエアはブラザーのししゅうPro。
最近のはイラストレーターのパスをそのまま刺繍データに変換してくれる素晴らしい機能が付いてるが、何時買ったかさえ記憶に無い私のVer.5ではそんな立派な機能は付いてない。
でもそれなりに使えるので、まぁイイやって思ってる。
べ…別にししゅうPro10なんて、欲しく無いんだからね！
と、口を尖がらせながら。
ちなみに、Ver.5はXPまでしか動かない世代（7は32bit限定）のソフトなので、大昔のPCが捨てれずにどうしたもんかと考えてる。
そろそろアップグレードするか？って。
そう思いつつ何年過ぎただろう。
ベースは100円ショップで売ってるフエルト。
羊毛のフエルトはヒートカットできないので、しょぼい100均ポリエステルフエルトがワッペンベースとしては望ましい。
品質はワッペン専用ツイルが圧倒的に高く、そして元々刺繍してるっぽい見た目なのでベースを刺繍しなくて済むので何かと望ましいが、1ロールも買っても死ぬまで絶対に使い切れないので100均フエルトで十分だ。
色も豊富だしね。
ヒートカットは30ｗくらいの安いハンダコテ。
温度調整出来るハンダコテの方が便利だろうけど、私の持ってるハンダコテは5万円もしたのでこんなのには絶対使わない。
小手先の位置調整で有る程度の温度調整出来るので、小手先チューンでも十分役目を果たす。
ビスを緩めてコテ先の飛び出し量を変えて温度調整するのだ。
ちなみに、ヒートカッターなんて持って無いし買う予定も無い。
洞窟に住んでる人等を除いて窓ガラスは各家庭に勿論有るだろうけど、意外とガラス板なんてあまり家庭には無いだろう。
我が家もそうなので、ヒートカットは鏡の上で行うのがお手軽だ。
流石に鏡くらいは有ろうかと思う。
無ければ100円で売ってるので買って欲しい。
でもくれぐれも、アクリル板の鏡は溶けるので買わないようにご注意を。
ここで欲しいのは、鏡じゃ無くてガラスなのだから。
高めの温度でカットするともう少し綺麗に切れるが、外周のサテンステッチも含めてポリエステル糸で刺繍してるので、余り高い温度で切れ無いのが手厳しい所。
ポリエステル糸は耐熱性が高く無い為、100均フエルトがギリギリ切れる程度の低い温度でカットするのが望ましい。
この場合も、100均フエルトは耐熱性が本当に低いので、かなりの低温で切れるので助かるのだ。
前記したが、羊毛フエルトはハンダコテを当てても焦げるばかりで全然溶けないので使えない。
本来は、耐熱性に優れたレーヨン糸で外周のサテンステッチを行うのが筋なのだが、レーヨン糸ってかなり弱いので家庭用刺繍ミシンでは切れ易いのが大きな問題点なのだ。
上手いこと行かないのでちょっと歯がゆいけど、仕方無いさと諦めるのも大人の一つの生き方だろう。
ちょっと位のモジャモジャはハサミで整えてやればどうと言う事は無い。
PCのディスプレイや印刷と、刺繍糸での表現では解像度の圧倒的な違いは如何ともしがたく、細かい所が潰れてしまうのが難点。
これはミシンの差でもソフトの差でも無い、刺繍糸が太いのが原因なので仕方無い。
そんなのどうしようも無いわ
でも、まぁこれくらい作れたら十分なので、肩口にでも縫い付けてやろうかなってちょっと思ってる。
10万円程するショットの革ジャンにザンザスワッペンを縫い付けるのはただの嫌がらせ以外の何者でも無い気がするので、本人が希望すれば、の話なのだけど。
要らんか？
まぁそう言わないで、何なら背中にドカン！と映えるビッグサイズのも作ってやるから遠慮しないで欲しいなと思う。
そして、周囲の人達に声を高らかに宣言して欲しい。
俺が、俺たちが、ザンザスだ！
と。
何言ってんだお前？なんて言われても気にするな。