バイクは体に悪い

2016年10月16日

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バイクは体に悪い。
レース見てるだけでも心臓に悪い。
それを改めて実感させられた今回の日本ＧＰ。

まさかロッシが、まさかロレンソまでもが。
日本のごく一部では、ＯＨ！！！って声が上がった事だろう。
なんて結末。

Moto3から始まったそんな心臓に悪い今回の日本ＧＰ。
我らが中上君は、テレビの前でおかき食べながら見てる視聴者さえも心臓がバクバクした最終ラップを惜しくも競負け悔しい4位に終わったのだが、Moto3では期待の尾野弘樹が見事3位！！！
…..と思いきやまさかの失格。

な．．．．なんだと！

どうやら、最低受領違反で失格なのだとか。
バスティアニーニとブラッド・ビンダーと言うMoto3のトップライダー2人とちょっとぎこちないシャンパンファイトもやったのに。
あーあ。

2014年の開幕戦で2位に入ったのに失格と成った我らが中上君の悪夢を思い出される、ホンダチームアジアまさかの、そしてまたしてもの失態。
今年の第6戦での我らが中上君の最後尾スタートの件も含めて、ホンダチームアジアの運営に問題が有ると言えるだろう。
FPでの低速走行のペナルティはともかく、マシンの重量やエアクリーナーとかはライダーに取っては知る由で無い点なので、ライダーからすりゃ言いたい事の一つ二つは有るだろう。
言わないと思うけど。
監督怖そうだから。

ともかく、寝転がってテレビ見てるだけの人間に取っても心臓に悪いレースを制し、ホンダの社長の前で見事にタイトルを決めたマルケス。
全然ダメとか言われてた今年のホンダのマシン。
共通ECUとミシュランとのマッチングが全然ダメだと言われてた今年のホンダ。
逆回転クランクなんて失敗作とまで言われる始末。

10年前のレベルやで、とボヤいてたECUも再びの進化を見せ来年はさらに戦闘力を上げてくるだろうホンダ。
そしてそれを駆る、凄みさえ魅せる磐石の王者マルケス相手に来年はまともに戦えるのだろうか？
ロレンソの心境は如何に？

でも、ちゃっかりドヴィさんが、ドサクサに紛れてちゃっかり2位をゲットしたので、ロレンソ的にもまだ少し心は救われた、かも知れない。
11月にロレンソがドゥカティのプライベートテストをさせるとかさせないとかでゴタゴタしてる昨今、既に来年に備えて気持ちは赤く染まったロレンソには、ちゃっかりドヴィさんのちゃんかり2位ゲットは、やさぐれた身と心に与えるほんの少しの慰みと成る、かも知れない。