ルーキー・オブ・ザ・イヤー

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ロードレース世界選手権では、各クラスごとに年間ランキングが最も上位の新人ライダーにルーキー・オブ・ザ・イヤー賞が授与される。
「ルーキー」の公式な定義は、2009年7月にグランプリコミッション(ドルナ、FIM、IRTA、MSMAにより構成される委員会)から発表された。

・フルシーズン出場を前提にチームと契約を結んだライダーのうち、同一クラスにおいて過去に1シーズンあたり8戦を超えて出場した経験がない者。
・500ccクラスとMotoGPクラスは、上記の「同一クラス」として扱う。

となっている。
なお、この条件は2010年シーズンより導入されたルール。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ルーキー・オブ・ザ・イヤー_(MotoGP)

と言う訳で、2010年からのルーキー・オブ・ザ・イヤーをおさらいしよう。

■2010 Rookie of the Year■

1.ベンスピーズ:176pt
2.マルコ・シモンチェリ:125pt
3.エクトル・バルベラ:90pt
4.アルバロ・バウティスタ:85pt
5.青山博一:53pt

■2011 Rookie of the Year■

1.カル・クラッチロー:70pt
2.カレル・アブラハム:64pt

■2012 Rookie of the Year■

1.ステファン・ブラドル:135pt
2.ミケーレ・ピッロ:43pt
3.ヨニー・エルナンデス:28pt
4.ダニロ・ペトルッチ:27pt
5.マティア・パシーニ:13pt
6.イワン・シルバ:11pt

■2013 Rookie of the Year■

1.マルク・マルケス:334pt
2.ブッラドリー・スミス:116pt
3.アンドレア・イアンノーネ:57pt
4.クラウディオ・コルティ:14pt
5.マイケル・ラバティ:3pt
6.ブライアン・スターリング:2pt

■2014 Rookie of the Year■

1.ポル・エスパルガロ:136pt
2.スコット・レディング:81pt
3.ブロック・パークス:9pt
4.マイク・ディメッリオ:9pt

■2015 Rookie of the Year■

1.マーヴェリック・ビニャーレス:97pt
2.ロリス・バズ:28pt
3.ジャック・ミラー:17pt
4.ユージーン・ラバティ:9pt

世界王者の人、これから世界王者を狙う人、世界王者に縁の無い人
と、色々と居るけれども、そうそうたる顔ぶれなのは解るだろう。
同時に世界王者を取ったマルケスは別格として、意外とカレル坊ちゃんがルーキーイヤーからポイント稼いでたって事も、これが意外な発見だったりする。
色々とごめんなさい。
来年も頑張って欲しい。

ちなみに今年、2016年のルーキー・オブ・ザ・イヤー争いは、ルーキーではトップを快走するティト・ラバトが29ptと独走中。
2位は、ワイルドカードで3戦にエントリーしたアレックス・ロウス。
イギリスで13位、サンマリノではリタイヤ、アラゴンではFPでの転倒により出走キャンセル、合計3pt。

サンマリノがリタイヤで終わったシャビ・フォレスはノーポイントで4位。
モテギで18位と同じくノーポイントのマイクジョーンズは、地元フィリップアイランドでのポイントゲット、ルーキータイトル争い2位の座をゲット出来るか?

そんなこんなで史上最も反応に困る今年のルーキー・オブ・ザ・イヤー。
事実上ティト・ラバトの獲得は揺ぎ無いだろうが、MotoGPアワードで微妙な空気が流れかねない現状、もう一回くらい一桁フィニッシュして欲しいなと思う。

今シーズン何度目かの予選最後尾からの巻き返しに大いに期待したい。
せめて8番手位にはどうにか。

MOTOR CYCLE

Posted by tommy