思い返せばコーリンさん以来
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思い返してみれば、コーリンエドワーズ以来の事。
何がって？
ヤマハファクトリーライダーでアライを被る人ってのが。
ロッシ－ロレンソ体制が長く続いたヤマハファクトリー。
被るヘルメットは、ロッシさんは勿論AGV。
ロレンソは結構コロコロと変遷は有れどアライは無い。
ロッシさんがAGV以外を被る事は無いのでロレンソへ淡い期待を抱いてたのだが、残念ながらそれが実現することも無く、そしてヤマハからも去ってしまう事に。
ロッシさんドカ時代にヤマハファクトリー入りしたベンスピーズはHJCと、これまた非アライライダー。
で、紐解いてみるとロレンソ加入前にヤマハファクトリーで走ってたコーリン・エドワーズさんへと遡ってしまう訳だ。
アライを被ってたヤマハファクトリーライダーはコーリンさんへと遡る。
コーリンさんのファクトリー（FIAT YAMAHA）最後の年、それが2007年。
つまり、その2007年以来、随分久しぶりにヤマハファクトリーライダーがアライを被るって事だ。
それが期待の新生ビニャーレス。
長かった。
本当に長かったよ。
後は念願の世界タイトルを取るだけだ。
ヤマハに乗り、アライを被るライダーで史上初と成る最高峰クラスのタイトルを取るだけだ。
実は今まで一人も居ないのだ。
ただの一人も。
コーリンさんにも、カダローラにも出来なかった偉業を。
クリスチャン・サロンにも出来なかった偉業を。
ビニャーレスには期待せずには居れない。
なお、有史以来ヤマハの歴代王者を見ると
●ジャコモ・アゴスチーニ（AGV）
●ケニー・ロバーツ（BELL、AGV）
●エディ・ローソン（BELL、ショウエイ）
●ウェン・レイニー（ショウエイ）
●バレンティーノ・ロッシ（AGV）
●ホルヘ・ロレンソ（X-Lite、HJC）
と、誠に残念なお知らせだが、ヤマハライダーでアライを被る王者は未だ存在しないのだ。
アライの王者は何人か居るけど大体ホンダ、2人のスズキ。
ちなみに、現在のケニーGはアライを被っておられるが．．．．．ちょっと今更な気がする。
就職活動時代にご健勝と今後のご活躍をお祈りされた苦い記憶も、塩漬けしてた株を売り払った瞬間にボンっと上がって己の我慢弱さを嘆いた事も有るけれど、それでも今日もヤマハに乗り続ける。
YZ80からモトクロスを始めた義務教育の頃よりアライを被り続けながら。
そんな、頑なにヤマハ、頑固なまでにアライな私に取って、コーリンさん以来と成る飛躍の年が遂にやって来たのだ。
こりゃもう買うしかないな。
私を含めてそんな頑なな人は、ここは財布の紐を緩めるしか無い。
今緩めなくて何時緩めるんだって。
どう考えてもテスト用に作ったスペシャルカラー。
バイクやツナギも含めて、テストだけの為に作った一品。
これで2017年を走る訳なんて無い。
と言うのは重々理解しつつも、次のビニャーレスレプリカがこれで発売されたらどうしよう？
アライが何か致命的な判断ミスを犯して、よりによってコレで発売されたらどうしよう？
買うのか？
やっぱ買っとかねば成らんのか？
大枚叩いてヤマハとアライの信仰の形をお見せせねば成らんのか？
コレを？
と、ちょっとドキドキしてしまう私だったりする。
出来れば、ポン！っと5万円ちょい出しても納得出来るデザインで一つお願いしたいと、切に願うばかり。
アライ以外を被ると頭が爆発すると、そう骨の髄まで叩き込まれてるアライ信者の私としては少々複雑な思いがあるのだが．．．．．
このマルケスのデジアントが非常に気に入ってしまったので、この際なので頭が爆発するのを覚悟して改宗しようかな？
等と罰当たりな事もついつい頭を過ぎってしまったり、なんてこともちらほらと。
全てはビニャーレス2017モデルのデザイン次第だ。
マルケスがヤマハに移ってアライを被るなんて事は多分無いだろうから、ビニャーレスのヘルメットがいかしたデザインに成る事を祈るばかりだ。
あ、ちなみに、ご存知な方もちらほら居るだろうけど普通にショウエイのVFX被ってたりするので、小噺ブログの単なる設定だと言う事をご理解頂ければ幸いに思う。
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