ストライダー

2016年12月1日

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ちょっと前のある日の休日。
ご近所さん（母+その息子）を車に乗せて、大きな公園へと出かけた。

目的はコレ

ストライダーと言って、ペダルの無い自転車のような乗り物で行うキッズ達のレース。
そのトレーニングが主な目的。
まだ幼いのにご苦労な事だ。

年齢は、下は2歳から上は6歳まで。
つまり、ちょい前に歩き始めたばかり～小学校に入るまでの数年間だけ参戦出来るレギュレーション。
Moto3よりも厳しい年齢制限だ。

2歳～6歳。
私はその頃何してただろう？と思い返したら、何してたんだろうとちょっと考え込んでしまう位に、特に何もしてなかったように思う。
レースは勿論として、能動的に何か行動するなんて事は無かったろうと思う。
今思い返しても．．．．何も思い浮かばない位に何もしてなかったような。
まぁ、今も大して何もしてないって言えば、何もしてないんだけど。

その頃の記憶と言えば、お洋服に着いてたアップリケ（ロンドンの衛兵）が嫌いで駄々こねてたり、ベッドから飛んだらガラスのローテーブルに頭から突っ込んで病院に運ばれたりとか、近所の家の格子戸に手を突っ込んで遊んでたら抜けなくなったとか。
そんなロクでもない記憶しかない。
少なくとも、何か建設的な事をやってきたとか、そんな記憶は皆無だ。
何やってたんだろ？？

あ、靴屋で買って貰った靴が両足とも右足で困り果てた事も覚えてる。
私はＪガイルか？
等と言えなかったのが残念だ。
ちょっと時代が早すぎた。

と言う位に、この頃の私には殆ど大した記憶が無いので、恐らくは殆ど何もやってなかったんだろうと思う。
いや、なんか凄いよ。
最近のチビッコは本当に凄い。

そもそも、このご近所さんとの交流のキッカケがこのストライダー。
乗り方教えてくれとやって来たのだ。
バイク乗ってるからと言って、そんな事言われても困ってしまうんだけど。

まだFZに乗ってた学生時代。
今回と同じように乗り方教えてやってくれと、娘に乗り方をレクチャーしてやってくれないかと、そんな事をバイト先の店長だったかに言われた事が有る。
まぁ、まだその時よりはまだ今回のストライダーの方が幾分マシかも知れない。
750ccのバイクに乗ってるからと、一輪車の乗り方レクチャーしてくれと言われたあの時よりはまだ。
タイヤが2つ付いてる時点で遥かにマシだ。

一輪車って．．．．．
人を何だと思ってる。

で、ストライダー。
どうやらコースはスーパーバイカーズっぽく、グラベルとターマックの混成コースで行われるのが多いらしい。
つまり、舗装路でのスピードと、ダートでのトルクがモノを言うみたい。

細々したテクニック云々よりも結局はエンジン（脚力）と気持ちがモノを言うので
『頑張れ』
以外の気の効いたアドバイスしか出来ないのが残念だけど、ストライダーを安全に練習出来る広場まで車で連れてってあげるくらいはしてやろうかとは思う。

レースレギュレーション上での上限年齢は6歳。
私の年齢では幾分オーバーしてるので乗れないのだけど、見た限りでは中々に奥が深そうだ。
そして、見てるだけで足が痛くなりそうだ。
そんなストライダー。
最近のチビッコはなんか凄いなと、思って止まない。