私の歴史の中の椎茸

道の駅に行って来た。
朝早くにハヤブサに乗って。

目的はコレ。

ん、椎茸。
たかだか椎茸を買いに、わざわざ猪名川の道の駅まで行って来た。
ただそれだけの為に。

椎茸には原木栽培と菌床栽培って、栽培方法によって2種類が有るのだけど、椎茸推しが熱い猪名川の道の駅でも、原木栽培椎茸って通年手に入る訳では無い。
春と秋の意外と短い期間しか売り場に並ばないので、手に入る時期に手に入れろってのがやっぱ鉄則だ。
数百円の椎茸買うのにハヤブサを走らせる価値は有る。

私の嫌いな食べ物トップ3は、サバと茄子と椎茸。
幼少期より私が食べれないトップ3がコレ。

サバは食べたら時折ブツブツが出来るからまぁ話は別として。
茄子はあの食感が苦手。
同じく椎茸も、なんかムニムニした食感が苦手だった。
苦手だった。

だった、と言うのは、文字通り。
今や私の中での椎茸の評価は180度ターンして、わざわざ1時間掛けて道の駅に行く程までに評価は急上昇している。
変われば変わるもんだねと自分でも思う。
きっかけは...何だろう?
ん、これが自分でも良く分からないんだけど。

自分の主義や趣向は変える事が出来る。
昨日と今日で物の考え方が変わる、なんて事も人には有っても然るべき事だろうと思う。
君子とて豹変し放題なのだけど、だが過去の自分の行動や主義は変える事が出来ない。
政治家も、学歴や職歴も、そして過去の過ちも。
過ぎ去った事を後から修正する事なんて出来やしない。

アッチの政党からそっちの政党へと、西から東へ北極から南極へとシフトする人も時に居るのだけど、今現在の立ち位置は自由だが過去の変遷までは変える事は出来ない。
自分の足跡までは変える事は出来やしない。
歴史はそう都合よく修正させてくれないのだ。
必ずしも...なんだけど。

それは椎茸も同じ。
椎茸が嫌いだった歴史もまた同じ。
今更無かった事には出来ない。

まぁそんな歴史なんて今を生きる上では何の関係も無い話なんだけどね。
椎茸ごとき、過去に好きだったと嫌いだったと、そんな事は今更何の関係も無い話なんだけどね。
リスクベース認証が成されたウェブサイトのログイン時の秘密の質問で『嫌いな食べ物は何ですか?』なんて事を尋ねられない限りは。

いやぁ、分からんかった。
チャンスはたった3回。
3回間違えたらアカウントが凍結されるシステム。
『サバ』でも無く『ナス』でも無く、残りワンチャンスと成った私はちょっと頭を抱え込んでしまったのだ。
...何だろう?
サバでもナスでも無い嫌いな食べ物って...

イクラとか奈良漬とか蓮根とかモヤシとか赤貝とか、まぁ色々と他にも有るんだけど、ログイン時に設定する秘密の質問としては、きっと違うだろうなってのが正直な所。
赤貝は違うな。
確かにどちらかと言えば嫌いだけど、でも咄嗟に出てくる程そんな積極的に嫌いな訳でも無いし。
きっと違う。

結局、『ナス』をひらがなで『なす』と入力しても残念ながらNG。
無情にもログインはロックされ、中々に面倒な事に成った、なんて事が有った。

結局、まぁまぁ邪魔臭い手続きを踏んでログイン設定などは再設定されたので、あの時に入力すべきだった『嫌いな食べ物』は何だったのかは霧の中。
でも今に成れば思う、今更ながら思う。
アレってやっぱ『しいたけ』だったろうなって事を思う。
その頃はもう既に1時間掛けて椎茸買いに行く位、何なら椎茸栽培キットまで買っちゃおうかなって位に椎茸が好きに成ってた私だったけど、やっぱ『しいたけ』だったろうなって事を思う。
当時は既に、そんな椎茸が嫌いだった頃の歴史は忘却してたけど、やっぱ随分前に設定したっきりのあの答えは『しいたけ』だったろうなって事を思う。
椎茸が嫌いだったあの頃に設定した秘密の答えはやっぱ『しいたけ』だったろうなって。
今更だけど。

今は好きだ。
だから殴らないでと願う。

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