平静31年

そろそろ車検を迎えそうなバイクが1台有るのでこの所ちょこちょこと整備をしている。
私は特に何もやってないんだけど。

まぁ車検と言っても、普通に走って不安の無い基本的な整備をしてりゃそれで問題無く通るのだけど、問題はやっぱりライト。
横や上や後ろを照らしてるバイクはきっとそうは居ないと思うけれども、前を照らしてりゃそれで良いって訳では無いので、やっぱりこれが最大の懸案事項だと思う。
ライトのテスターをお持ちの方ならその限りでは無いのだろうけど。
中には居る、かも知れない。
そんなマニアックなメカをお持ちの方も。

ライトはまぁ何時ものように大体で合わせて、後は基本的な整備と保安部品のチェック。
おっと、クラクションも忘れるな。
過去に、ハンマーコンコン検査直前にクラクションが鳴らなかったのが発覚した事も有ったので、普段はそうそう鳴らす事は無いだろうけど、車検の前にはちゃんと鳴らして確かめておきたい。

幸いにして今回はライト以外はオールクリア。
ウインカーもブレーキランプも、そして勿論クラクションもオッケー。
今回は抜かりは無い。
もうギリギリに成ってクラクション一つにキリキリ舞したり、なんてドン臭い事はしないさ。

まぁ、でも普通に生きてたらクラクションなんてそう使わないものね。
『警笛鳴らせ』なんて標識を私の活動範囲内で見る事も無いし。
私のバイクも車検の時に鳴らしたっきり、使った記憶は無い。
セローなんて車検も無いから、クラクション使った記憶すら無い。
本当に鳴るのかどうかさえ、それ以前にホーンがちゃんと付いてるのかどうささえ怪しいレベルで。

でも、イザって時はきっと何時かは有るので、車検云々は抜きにしても、クラクションはちゃんと鳴る事を確認しておく事は大事だとは思う。
四六時中鳴らしまくってる人は大きな問題だけど、鳴らないってもそれはそれで問題なのだから。

前にも書いたような気はするけれど、以前住んでた地域にはクラクション爺さんってのが居た。
大型セダンに乗り、狭い住宅街をブっ飛ばす非常に迷惑な爺さん。
特徴は、交差点を通る度にクラクションを鳴らす事。
パパパパパーーーー!!!!って、交差点を通過する度に周囲を威嚇しながら自己アピールする。

何かとグズグズしてられないお年頃なのかも知らないけれど、もうちょいゆとり持って欲しいなと願うばかり。

信号の無い交差点でクラクションを鳴らしまくるって、事故防止には確かに効果は有るとは思う。
嫌が応にもちょっとヤバい車が来てる事は解るので、事故防止には効果は有るとは思う。
特に統計取った訳では無い、単なる個人の感想だけど。

ただ、まぁその生き方ってのは余りお勧め出来るような生き方でないのは確かだろう。
事故防止の為にマフラーを爆音にしてます!って人と同じ匂いがするその迷惑この上ない生き方は。

もっとも、任意に迷惑を振りまくクラクション爺さんの方が、無分別に迷惑を撒き散らしてる爆音さんよりは幾分マシと言えなくも無いけれどね。
どっちも迷惑な事に違い無いけれど、暖機中や信号待ちや幹線道路を流してる時にクラクション鳴らしたりしないのだからまだ幾らかはマシ。
もし暖機しながらクラクション鳴らしてたら、そりゃもうアレですわ、アレ。
ちょっとハッキリ書きにくいけど、もうアレですわ。

何をイラついてるのか知らないけれど、クラクションを鳴らす人って時に見かける事が有る。
ぶつかりそうな相手への注意喚起ならまだしも、ぶつかりそうに成った相手への報復として鳴らす人が。
怒りの炎が天を突き抜けてしまったが故の行動なのだろうけど、私は衝動のままに行動する人間は嫌いなので勘弁して貰いたいなと強く願う。
そんな無意味な事は。

なお、道路交通法 第五十四条-2には

車両等の運転者は、法令の規定により警音器を鳴らさなければならないこととされている場合を除き、警音器を鳴らしてはならない。ただし、危険を防止するためやむを得ないときは、この限りでない。

https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=335AC0000000105

と有るので、ぶつかりそうな車にクラクションを鳴らすのはOKだけど、カーナビ弄ってて信号が変わっても発進しない前の車にクラクションを鳴らすのはNGと成る。
前の車がバックしてきた時はその限りでは無いけれど、前の車が動かない時は原則としてクラクションの使用はNGだ。

こう書けば意外と信じない失敬な人も居るかも知れないけれど、実は私は基本的にそう怒ったりしないタイプだったりする。
幼少期から今まで。
当たり構わずバックドロップしてると思ってる人も中には居るかも知れないけれど、基本的には私は常に平静を保って生きている。
怒る事もそりゃ無い訳じゃ無いけれど、ただただ感情を撒き散らすなんて事は基本的にはしない。
滅多に。
ん、まぁ必ずしもゼロとは言わないけれど。

ただこの日、そんな冬のナマズのように心静かな私も、流石にちょっとカチンと来る事が有ったのだ。
それはセルフレジ。
そう、スーパーでちょこちょこ見かける、自分でバーコードをピッピして精算するアレ。

この日、何となく訪れたセルフレジの設置されたスーパー。
目的はアイス。
私は、アイスを一個持ってやたら混んでるセルフレジの列へと並んだ。
普通の有人レジよりはそれでも早い、筈だしね。

だが、中々に進まないセルフレジ。
中々にジリジリしてしまう展開。

時にこの手のセルフレジで、お子様のレジごっこに遭遇する事が有る。
キッザニアにせよ、セルフレジにせよ、子供って仕事ごっこが好きなんだね。
もうちょい大人に成れば、きっと考え方は180度変わるだろうけど、子供はお仕事ごっこが好き。

それは結構なんだけど、レジが混んでる時には自重頂きたいな、ってのが正直な所。
特に、クラクション爺さんよりもグズグズしてられない、アイスを持った切羽詰った私は特にそう思う。
スティックパンなら構わないけど、アイスとお刺身買ったの時はちょっと勘弁して貰えないかと。

だがこの日、お子様のピッピごっこでは無く、セルフレジにはスマホジャンキーが居たのだ。
それも2人も。
レジをピッピしながら、片手でスマホをポチポチとしてる人が2人も。
正確に書けば、スマホをポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ...ポチポチポチポチポチポチポチポチとしながら、レジをピ、そしてまたスマホをポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ...

幾ら平穏で穏やかな心を持つ私も、この光景にはカチンと来ずには居れない。
あずきバーでブン殴ってやりたくは成る。
ヨーロピアンシュガーコーンを大事な所に突っ込んでやりたく成ってしまう。
ジャイアントコーンじゃ無いだけ有りがたいと思いな!とかニクい台詞を吐きながら。

世の中には何が起ころうとも決して心が乱れない人もきっと居るんだろうと思う。
週末の夕方、閉店間近の小さな郵便局ATMで、行列を意に介さず大量の通帳をのんびり記帳してる人に出合ったとしても。
二つしかないトイレの個室に篭ってドラクエやってる人に遭遇しても。
そして、レジの行列を並んでる最中に、ガリガリ君がデロデロ君に成ろうとしても。
決して、何が起ころうと決して心が乱されない人も世の中には居るんだろうと思う。

私は残念ながらその境地には達してないのだけど、牧場しぼりだったからちょっと位なら溶けても問題無いからまぁイイや、って位の心の平穏さは保ってる。
ちょっと位なら溶けても大丈夫。
牧場しぼりならね。
ソフトクリームみたいなアレならそんな暢気な事も言ってられなかっただろうけど。

あの、ちょい柔らかくなると蓋ごと頭がモゲる、ソフトクリームみたいなアレなら大変だ。
屋外で頭がモゲたソフトクリームみたいなアレをどうやって食べりゃイイんだ!とブチ切れるのも止むを得ないだろう。
幾ら冬のアカミミガメのような私でも、流石にそれは平静を保てる自信は無いかも知れない私は、まだまだなんだろうね。
ん、まだまだだね。

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