| 二輪噺~virsion-Rについて   | 二輪噺  | 二輪噺アーカイブ  | お問い合わせメールフォーム |

にんにくラーメン、にんにくと麺抜き

   

仕事帰り、回転寿司に行こうよ

と、職場の同僚(一つ上=♀)に誘われたのは随分前。
どれ位前かって、本当に随分前。
21世紀には成ってたけど、何しろ凄く前の話だ。

 

寿司行こう、寿司行こう

と、何度か誘われてたものの、当時の私はエコノミックアニマルとして朝から晩まで働いてた頃。
今時の携帯電話よりも長時間連続稼動してた頃。
中々誘いに応じる事も適わなかったもの、丁度暇な時期だったなので、折角だから誘いに応じる事に。
部署は違えど先輩だし。

 

目的の駅で降り、大手回転寿司チェーンのお店へと。

まだ夜のラッシュが始まる前の時間帯。
程なくテーブル席へと通され、寿司の皿を取り始める事に。

ちなみに私は、回転寿司ではカッパ巻きが好き。
前世はスズムシじゃ無いかってくらいのカッパ好き。

カッパを軸に、マグロと白身を攻めていく私の前で、茶碗蒸しとかプリンとか食べてる職場の同僚(一つ上=♀)

『ん?お寿司は食べないんですか?』

と、至極真っ当だと思う疑問をストレートにぶつけてみた所
瞼に焼き付いてる藤川球児のような豪腕ストレートをぶつけてみた所
全盛期の小坂誠(元ロッテのショート)でも反応仕切れない答えが
マシンコントロールの天才ロレンソでもビックリブレーキでフロントからスリップダウンしてしまう答えが

『ああ、今ね、低炭水化物ダイエットしてるからご飯は控えてるのよ』

と、そんな答え。

当時の私の心境を表す絵。

魂は抜け、意識も飛びそうな、そんなキモチ。
あとちょっとで幽体離脱出来そう!
出ちゃう、もう出ちゃう、魂出ちゃう!
そんな具合。

じゃぁ寿司行こうなんて誘うなよ!
と、鼻の穴にイクラを詰めてやりたく成る衝動に駆られつつ
はぁ....そうですか
と、ただそれしか言えないダメな私。
ああ、とってもダメなアタシ。

 

特に弾む会話も無く、2つ目の茶碗蒸しを食べてる人の前でとても気まずいお寿司を食べる私。
ああ、とても気まずい。
ああ、何だろう....この胃がもたれる感覚は.....
スキヤキに入ってた脂の塊を食べちゃったようなこの感覚は.....

帰り道
『やっぱご飯抜きってお腹空くよね』
と言いつつ、カロリーメイトを食べてる職場の同僚(一つ上=♀)の常人には理解しかねるその行動に、私は苦笑いするしか無かったのだ。

 





ブログランキング・にほんブログ村へ   blogrank

 - 小噺