インパクト女子

 

インパクトレンチ使えばイイじゃ無いっすか?

私がそう言ったのは、ある日の朝、ご近所の奥様と他愛も無い立ち話してる時の事。

そのご家庭は、どうやらスノボが趣味なのだとか。
我が家のようなSUVのような車では無く、結構本気のSUVに乗ってるのはその為だとか。
必要に応じて車を選択する、とても賢明な判断だろう。
もっとも、信州辺りのメジャーなスキー場へ行く程度なら、スタッドレス履いてれば普通の車でも余程の事が無い限りは大した問題には成らないとは思うけれど。
デロリアンとかスーパーセブンとか、そんな無茶な選択しない限りは。

だが、勿論そこは本気のSUV。
丁寧に除雪されてたらプリウスでもキューブでもランクルでも大差無いだろうが、除雪がされない、或いは除雪が間に合ってない時には大きな違いを生むのは確かだろう。
スノボが趣味ならSUV。
四輪駆動のクロスカントリー車。
それはとても正しい選択だ。

クロカンなら正しい?
四輪駆動なら安心だって?
バーロー、クロカンの四輪駆動と言っても万全じゃねーよ。
タイヤがノーマルタイヤなら、雪道の、特に下りは四輪駆動の利点なんて大してねーよ。

ホンマか工藤?
そりゃえらいこっちゃで工藤!

と言う訳で、そろそろスタッドレスタイヤへの履き替えが待ってるのだ。
四輪駆動と言っても、雪の積もる所にわざわざ行くのだから、それ相応の装備は整えたい。
それがスタッドレスタイヤへの履き換え。
でもこれが中々に大変な作業なのだ。

1.ナット6本をホイール用のレンチで緩める
2.ジャッキアップする
3.ナットを抜いて重いホイールを外す
4.スタッドレスタイヤを履いた重いホイールを入れてナットを締める
5.ジャッキを下ろす
6.ナット6本を適切に締める

これが4回。
中々大変だ。
特に奥様が作業するなら、その苦労も結構な物。

タイヤをタイヤレバーで外して組み換える事を考えたら遥かに簡単だけど、流石にタイヤレバーでクロカン用スタッドレスタイヤを入れれる人はそうそう居ないかと思う。
少なくとも私はご免被るわ。
だから普通にホイールごと入れ替え。
そりゃそうだ。


こんなのに比べたら4輪なんて随分簡単だけど、そうは言ってもSUVの重いホイールを入れ替えるのは結構大変だ。

と言う訳でインパクトレンチって便利な道具が有るのだよと、お勧めしておいた。

KTC ホイールナット専用 インパクトレンチセット JTAE472

新品価格
¥43,000から
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ホイールナット専用のコードレスインパクトレンチ。

ホイールナット専用と銘打ってるのは、仮締めモードと言う機能が付いてるため。
これはその名の通り、有る程度のトルクでゆるっと締めてくれる機能。
(右回転)75N・m。
最後は確実にトルクレンチで締める人には非常に便利な機能だ。

締め過ぎも緩過ぎも大きな事故の原因と成るので、最後はトルクレンチで確認するのがやはり安心できるのではないかと。
レーシングメカニックじゃないので、ちょっとくらい時間掛かっても安心なのがやっぱり一番だ。

通常のホイール交換の場合

1.ナット6本をホイール用クロスレンチで緩める
2.ジャッキアップする
3.ナットを抜いてホイールを外す
4.スタッドレスを履いたホイールを入れてナットを締める
5.ジャッキを下ろす
6.ナット6本を適切に締める

インパクトレンチを使う場合

1.ジャッキアップする
2.インパクトレンチでナットを抜いてホイールを外す
3.スタッドレスを履いたホイールを入れてナットを手とインパクトレンチで締める
4.ジャッキを下ろす
5.ナット6本を適切に締める

文字に直すとちょっとだけ作業が減る。
実際にやってみるとやっぱりちょっとだけ楽が出来る。
別にインパクトレンチを使ったからとホイールが軽くなる訳でないので、結局SUVのホイール交換が大変な事に違いは無いのだが、それでもちょっとだけ楽になるのは嬉しいポイントだ。

だがこのちょっとの為に、それも年に2回使う為に43000円を支払う価値が有るか無いかは判断が分かれる所。
一概にどうのこうのとは言えない。

個人的には、基本的にエアインパクトを使ってる身からしたら、安い100Vのインパクトレンチで良い気がしないでも無いのだけど、コードレスの使い勝手はやはり大きな魅力なのも確か。
インパクトドライバーにしても、やっぱ全然違う。
ケーブルに魂が繋がれた電動工具は、やっぱり使い勝手が宜しく無い。
安いから仕方無いんだけど。

ちなみに、前にも書いたけど私の使ってる電動インパクトドライバーはリョービの100V。
ケーブル自体は非常にしなやかなので、室内で家具を組み立てたり、一人で日曜大工したりな用途には全然普通に使える便利な道具だ。
充電いらすでコンセントに挿せば直ぐに使える。
一人で、身の回りの範囲で使う限りはとても使い易い。

ただ、ガレージの内装工事の為に、エアインパクトの人と共に複数人で使った事があるのだが、スパイラルエアホース2本と長い電気ケーブルが室内を右往左往したら蛇の交尾みたいに成ってしまったので、やはり工事と名の着くレベルの用途にはコードレスが必須なんだと痛感した次第なのだ。
かと言って、エアボンベを背負ってエアインパクトを使うなんてのは、スチームパンクっぽくて格好イイけどいまいち実用的では無い。
やっぱり工事には普通にコードレス電動インパクトドライバー。
何事も普通が一番だ。

自宅前でホイール交換するならストレートで売ってる6500円程の100Vのインパクトレンチでも事足りる、とも言える。
最大トルクが320Nm。
ホイールナットを緩めるには十分なパワーだろう。
1シーズン付けっ放しだった、少々締めすぎのナットでも難なく緩む、筈、だと思う。

ちなみにストレートで売ってる2万円ちょいのコードレスモデルは、最大トルクは嘘かホントか600Nm。
なんか凄いパワー。
でもバッテリーはニッケル水素なので、長期保管中に放電しきらないようにご注意が必要だ。
久しぶりにいざ使おうと思うとバッテリーが死んでて使えなかった、なんて悲しい思い出を作らないように。

KTC等、ソコソコ価格のインパクトレンチは今時はリチウムイオンバッテリー。
滅多に使わない人にも安心のバッテリーだ。
基本的に、1シーズン程度で勝手にご昇天する事は余り無い。

なお、インパクトレンチなどの滅多に使わないリチウムイオンバッテリーを長期保存する場合、概ね50~70%程度の充電を行って冷暗所に保管するのが最適だとされている。完全に使い切った状態も、逆に満タンに充電した状態も長期保管には不向きとされてるので、半分~7割程度の充電で保管しておくことをお勧めしたい。
使わないスマホを机の引き出しに入れて行く際にも同様。
大体7割くらいに充電して、電源落として保管するのが最良なのだと。

ホイール専用の用途なら年に二度しか使わない工具なのだから、恐らく本体はアナタも私も死ぬまで、それどころか死んだ後もずっと先まで使えるだろう。
だがバッテリーには寿命が有るので、保管は適切に行いたい。
出来るだけ長生きするようにと。

スマホで写真を表示しながら、ご近所の奥様相手にインパクトレンチの話をしてる朝の珍妙な光景。
さて、このご近所の奥様は如何なる選択を取るのだろうか。

安心かつ使い勝手抜群のKTCコードレスインパクトレンチを買うのか?
それとも安いコードレスインパクト?
或いはさらに安いコード付きのインパクト?

コンプレッサーが無い以上、エアインパクトは選ばないしその必要性も無いので、選択肢はおのずと電動に絞られる。
その選択は自分で判断して頂ければ結構なのだ。
別に私が手も金も出す訳じゃ無いのだから。

だが、

『コレって安いけどどうなんでしょう?』

と、ホームセンターのチラシに載ってた電動ドリルの写真を送られて来た私は、手も金も出さないけど口くらいは出そうかな、とは思ってる。
違う、そうじゃ無い!
と言う悲しい選択を取らない為に。

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