ポルトガルGP プラクティス

FP1をマルク・マルケスが制したポルトガルGP。
とは言えど、タイムは40秒台とまだまだだねってタイム。
昨年のQ2のタイムは37秒台なのだから、正直、あんま関係ない。

特に大きな動きも無く淡々と時間が過ぎた残り20分。
ここでトップに立ったのは、随分とお久しぶりの我らが中上君。
何年か前まではちょっとも珍しくも無かったのだが、やはりホンダ向きのコースだって話は本当なのか?
直後にビニャーレスが上回ったが、それでも今回はちょっと期待出来るかも。
そんな大きな期待でプラクティスは終盤へ。

ビニャーレス、マルク・マルケスがタイムを伸ばす中、残り15分を切って好タイムを叩き出したのがモルビデリ。
何一つ言い訳の出来ない今季。
そろそろガツンと好結果を残してやりたい。

 

そして残り5分、ラストタイムアタック。

この15番手まで1秒以内に固まる熾烈な争いを制するのは、そして首の皮一枚でQ2チケットをゲットするのは誰か。

 

混戦を制したのは復活のバスティアニーニ。
誰もが狙うプラチナシートに座る男は、来年もここに留まる為に懸命に戦い続ける。

マルク・マルケスは終盤に転倒してタイムアップは果たせず。
だが今季はとても楽しそうに単独走行してるので、次の予選~スプリントでは中心と成るかも知れない。
ブラックフライデーのように顰蹙を買いまくり、ビニャーレスの尻の匂いを嗅ぎながら走ってたあの頃なんて今や昔。
とても楽しそうだ。

どうにもあかんわと、顔色までもがファクトリーカラーに真っ青に染まるヤマハだが、それでも2人ともQ2チケットをゲットできたのは上々の結果だと言えそう。
クアルタラロとリンスだから、なのだろうけど。
ポルトガルGP後にプライベートテストも控えてるので、気持ちよくレースとテストを終えて気持ち良く前半戦を戦いたい。
二人とも、来年は何処で走ってるかは分からないにせよ。

スーパールーキーのアコスタはほんのちょっぴりだけ足りずにQ2を逃す。
エスパルお兄ちゃんは転倒の影響かタイムアップは果たせず、オリベイラは特に何もなかったけどいまいちパっとせずに終わる。

ホンダ勢は、我らが中上君がトップから0.905秒遅れで15番手。
あと0.5秒詰めれたら結果は大きく違ってたのだが、現代のMotoGPではこの0.5秒の差が決定的な差と成っている。

ルカとミルは転倒し、ザルコも沈没丸。
ホンダ向きのコースとは何だったのか?
それともホンダ向きのコースだからこの程度のタイム差で収まったのか。
どうにもこうにもスマンかったとしか言いようがない。

特にルカは深刻で、どうしたらこの暗いトンネルを抜けれるのだろうね?
契約通りに来年もホンダに乗るか、それともVR46と共にヤマハサテライトへと行くのか?

 

そんなこんなで明日へ続く。

MOTOR CYCLE

Posted by tommy