二輪噺

奥様ライダーズ小話ブログ

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味わいキャブレター

   

 

キャブの油面って手を抜いちゃダメな所だと思う。
バイク整備で手を抜いて良い所、ってのも基本的には無い訳なんだけど。

 

そもそも油面なんて狂うのか?
触らなければ狂う事なんて無いんじゃないか?
用事も無いのに触らない方がイイんじゃ無いの?

と、この辺りは諸説有る。
実際の所どうやねんってのは皆さんが好きなように判断頂ければ結構だと思う。
触らなきゃ狂うことなんて無いぜと言うなら触らない。
いやいや、勝手に狂うよと思うなら、気の済むまで微調整してやればそれで。
そもそも工場出棺段階から狂ってるから調整しなきゃダメだよって言うなら新車でも調整すれば良い。
今やキャブ付いてる新車なんて何処に有るのかと聞かれても返答に困ってしまうのだけど。
レーサーか、輸入車か、芝刈り機か....
今時、そんな味わい深いアナログ部品なんて付いてない。

 

ただ、正しく計測して正しく調整しないと、単に狂わせるだけって悲しい結果に成ってしまう。
失敗も経験のうち、財産の一つと言えなくも無いけれど、明日の朝に通勤に使うバイクなら失敗こいたらちょっと困ってしまうので、その辺はちゃんと考えておこう。
そう考えれば、用事が無いなら触らない方が正しいよね、ってのは至極ごもっともな意見だと言える。

もっとも、用事も無いのに調子良く動いてるエンジンを分解する面倒な趣味を持ってる人も居るので、その辺は結局の所は私も好きなようにするからアナタもおすきなようにどうぞとしか言いようは無い。
ん、お好きなように。
でも壊さないようにご注意を。

 

1016carb

 

 

カワサキのCVK(ホリゾンタル)の場合、概ね-0.5~+0.5±1mmが標準。
バイクによって-0.5の場合も有れば0の場合、或いは+0.5の場合も有るけれど、カワサキのCVK(ホリゾンタル)の場合はこれくらいが多い。
詳しくはhttp://www.kawasaki-motors.com/service_data/をどうぞ。

 

キャブの構造上、油面が上がると混合気は濃い目の傾向と成る。
1mmの違いがPJ/MJ何番相当か、ってのは簡単には言えない話なのだけど、傾向として油面が上がると混合気はリッチに傾くのは自然の法則。
アナログだものね。

従って、4気筒なら4つのキャブ共に油面を合わせる事が必要と成る。
基準の範囲内で有っても、-0.5mmと+0.5mmとでは混合気が変わってくるのだから。
そしてカワサキのCVK(ホリゾンタル)の場合、上限であわせるのが良いとかって、嘘か真かの俗説が有ったりする。
嘘か真か知らないけれど。
そんな事は知らない。
でもなんとなく、ヤマハは中間合わせでカワサキは上限合わせだったりする。
別に俗説に左右される生き方してるつもりは無いんだけどなんとなく。
それが良いのか、良く無いのか、何も関係無いのか、は知らない。
0.5mmの油面の違いが感じられる程に敏感な人間では無いのでスマンかった。

 

実際にバイクに乗れば、フロートチャンバーのガソリンなんて、右に左に前に後ろにちゃっぷちゃっぷするので、0.5mm単位で合わせる事に意味なんて無いのかも知れない。
走行中のバイクのキャブの中なんて北の漁場のように大時化だものね。

ただ、それでもやっぱりエアとバタフライバルブと油面の調整は非常に重要な事に違いは無い。
何だかんだ言ってもやっぱ重要だ。

0.5mmの差がどれくらいの影響を及ぼすのか、ってのはともかく、一日仕事と思ってのんびりやるのが良いと思う。
今時のバイクではもう味わえない、味わい深い作業なのだから。
そんな味わい深い作業が出来る、ってだけで私は満足だ。

 

 



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