タイヤはロゴマークをバルブに合わせて組み付けよう

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実は私のブラウザのブックマークバーには、MotoGPと並んでWSBKのブックマークが設置されている。
直ぐ目の前、ブラウザを起動させたら何時でも直ぐに開けられる場所に。
直ぐに開けれてとても便利。
そう、とても便利、なのだけど。

プロレスの再放送はおろか、猿の惑星さえも何度と無く楽しく見れるタイプの人間なのだけど、やっぱりレースは結果を知らないで見る方が楽しそうなので、月曜日の夜まで辛抱しようと思ってる。
ついついクリックしてしまいそうな、あらぶる右手を制御してる。
童貞小僧のように、ついつい焦ってしまう気持ちをグっと宥めながら。
油断すると、つい押してしまいそうに成る困った右手を制御しながら。

切に願うばかりだ。
MotoGPみたいに生でやってくれないっすかねぇって。

 

 

パンク修理してた。
自転車のパンク修理。

ガレージのほんの目と鼻の先でパンクしたんだって。
歩いて帰ってこれる場所なので不幸中の幸いって奴だろう。

近辺は小さな工場が有るからか、時折金属片が落ちてる事が有る。
所謂ダライ粉と呼ばれる旋盤での切削片なんかが時折。

ちなみにこのダライ粉って、語源は旋盤のオランダ語Draaibank(ダライバン)から来てるらしい。
凄く昔は旋盤の事をダライ盤と呼んでたらしい。
Draaibank=Draai(ダライ)bank(盤)。
と言う訳で、そう呼ばれてたらしい。
そんな人に出合った事は無いけど。

で、そのダライ盤で削った粉だからダライ粉と呼ばれるとか。

ちなみにボール盤はBoor bank。
Boorとは、オランダ語でドリルの事だ。
フライス盤はその辺りの国ではFreesmachineとかFräsenなんて呼ぶ。
英語では通常Milling machine。

フライス盤には何処の言語でもBankなんて着いてないけど何故だか盤と呼ばれる。
まぁ物の弾み、って奴なんだろうね。
セットで使われる同じ切削機械だから、まぁイイじゃ無いか。
そんな細かい事は。

 

で、そんな話はさておき、今回タイヤに刺さってたのはほんの5mm程度の画鋲の針にも満たない大きなの金属片。
金属片なんて表現するのも余りに大袈裟な小さなで鉄の小さな小さな欠片。
ロードバイクのタイヤは場合によってはこんなシャーペンの芯の欠片程度の金属片でパンクするので、パンクを避けて通る事はやっぱり無理なんだろうと思う。
ちなみに私が前回パンクした原因は、ホッチキスの針だったりする。
ママチャリのタイヤなら平気な顔して踏み潰すのだろうけど、やっぱりこれもペラッペラのロード用タイヤではパンクのリスクは有る。
上手い事刺さるもんだとちょっと感動した。

 

0312conti

自転車のタイヤは、ヒビ入ってからどれだけ頑張れるかで真価が分かれる。

等と言われる事も有るが、そのうちタイヤが裂けてチューブが脱腸する事も有るらしいので、そろそろ交換しておいても罰は当たらないだろう。
磨耗も随分進んでるし。
ちなみに脱腸した事は無い。

だが本日の本題はそこではない。
タイヤをハメる時は、ロゴマークをバルブの位置とを合わせよう、と言う事だ。

 

オートバイや自動車用タイヤのように軽点マークなんてのは無いので、基本的にどう着けようと問題は無い。
通常回転方向も無いので、それさえも自由。
このコンチネンタルのタイヤには回転方向が有ったように思うけど、トレッドのデザインの見た目の問題なので多分どうでもイイんじゃ無いかとは思う。
こんな細いタイヤで排水性なんて関係無い。
そもそも溝さえ要らないのだから。
まぁ、だからとわざわざ逆に組まなくて、普通に指示通り組めば良いのだけどね。
わざわざひねくれる必要は何処にも無い。

だが、ロゴマークを合わせて組むメリットは有る。
見た目がなんとなく綺麗とか、キチっとした人に思われるとか、そんな割とどうでもイイ話では無く、パンクした時に異物が刺さってるのが見つけ易い、と言うメリットが有る。
見てくれの話じゃなく、ちゃんと意味があるんだって話。
何でも見てくれだけの話じゃ無いんだよ。

 

通常、パンク修理と言えば、片方のビードを外してチューブを引っ張り出して外し、チューブの穴を見つけたらヤスリで削ってパッチ貼って組みなおし。
と言う段取りを踏むのだが、そのまま組んだら空気入れて自転車に乗った瞬間に再びパンクする可能性が有る。
と言うかした。
やっちゃった事がある。

と言うのも、何か刺さってパンクしたら、チューブの穴を塞いでもまだ何か刺さってる場合が多々有るって事。
これがバイクや自動車なら、大抵は釘やらの目に見えるサイズの異物なのでわかり易いのだけど、上記したようにホッチキスの針程度すら場合によってはパンクするので、それを目視で見つけるのは中々に難しい場合が有る。
タイヤを外してベロンと裏返しにして、手で摩って調べれば高確率で解るのだが、それでも闇雲に調べるよりも、策敵エリアが絞れる方がより効率は高い。

ロゴマークを合わせて組むメリットはそこ。
バルブの位置を基準に、チューブのパンクした箇所とタイヤとを見比べたら、どの辺りに異物が刺さってる可能性が高いかは幾らか解り易い。
なんとなく、ほんの少しは解り易い。

 

別にこれで劇的にパンク修理が楽に成るとか、ましてやパンクしなく成るなんて効果なんて一切無いけれど、金も手間も掛らないので、タイヤを組む際はロゴマークなり何なりかの解り易いマークを合わせておく事をお勧めしたい。
それにアレ。
なんか見た目も綺麗な気もするし。
ん、結局はそこか。
嗚呼、やっぱ見てくれの問題か。

Bicycle

Posted by tommy