プロの仕事
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今は別の仕事してるのだが、何十年と自動車板金の仕事をしてた、と言う人が居る。
ウチのガレージの近所の工場に勤めるおじさんなのだけど。
顔は知ってたし何度も喋った事は有る人だけど、そんな経歴持ってるのって今日知った。
ついさっき。
と言うのも、パン屋へ行ったついでにガレージへちょいと寄ってみると、近所の工場のおじさんが昼休みにカッチンコッチンと車を直してたんだ。
なんでも、配達用のワゴンを誰が凹ませたようで。
凹んだ車を仕事に使うのはダメ、なのだが修理に出したらその間使えないからダメ、ってか金なんか出ないよ。
と言う訳で、仕方無いぜとカッチンコと自分で修理してるのだとか。
ご苦労様で。
作戦は、凹んだ辺りの塗装を剥がして、引っ張って叩いてパテ盛って削ってサフ塗って研いでカンペで上塗り。
ただの白い配達ワゴンなので、それで十分みたい。
ロールスロイスじゃ無いのだからそれで十分だろう。
特にやる用事もなかったので、修理してる所を見せて貰ってたのだけど、流石は『元』は着くけどプロの仕事。
簡単なプーラとハンマーで、見る見る間に直っていく様は、実際に見たらちょっと感動してしまう程。
あれ？意外と簡単？？
なんて思ってしまう程に。
私がやった所でロクな事に成らない、そんな未来はハッキリと自覚してるのでそんな無茶な事に手は出さないけど、ちょっと感動してしまったのだ。
そのプロの仕事に。
うん、やっぱ自分でやるのは止めておこうと思う。
流石にここまでのレベルでは無かったのだけど。
でも、プロって鉄板を引っ張り出すだけじゃ無く、パテを塗るのさえ凄く上手くて、こりゃちょっと真似出来ないわと、当たり前だけどそう思うばかり。
プロと素人は絶対的な差が有る。
超えるに超えれない高く、分厚い壁が。
スポーツは当たり前だし、板金や旋盤やフライスに溶接、トークから歌から手品に男の転がし方に．．．．
素人とプロとでは、そこにあ圧倒的な差が存在する。
ちょっとやそっとじゃ覆せない大きな差が。
それは文章、或いはその表現も同じ。
素人とプロとでは、文章構成に限らず、ほんの短いフレーズの表現力一つ取っても、ハッキリ言ってレベルが違う。
そこには大きな差が存在する。
今日、生まれて初めて知った表現。
『後頭部外交』
と言う表現に、プロと素人との圧倒的な表現力の差を思い知らされた私なのだった。
そのだらだら長い文章は、いまいち何言ってんだか良く解らない点も多々有るのだが、その表現力には正直鼻からコーヒー牛乳吹くかと思った程の破壊力だ。
凄いね、プロの表現力は凄いわ。
そんなフレーズ、素人には到底出てこないわ。
まことに残念ながらそんな突き抜けた表現力は持ち合わせて無い素人文章で恐縮なのだけど
http://www.nirinbanashi.net/ver-r/
諸事情により消滅したバージョンRがぼちぼちと再起動しつつ有るので、またこちらもご覧いただければと。
まだまだこれから。
でもまぁぼちぼちと。