3XV再び

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その昔にRGVガンマのウエブサイトをやっていた時期が有る。
VJ21Aの時代のRGVガンマ。
88年~89年型の。

そのウエブサイトをやってた頃に乗ってたバイク。
ペンペラ言わせて白煙吐きながら乗ってたバイクが3XV。
...ごめんね。
VJ23Aは素晴らしいと思うけれど、VJ21AとVJ22Aは、当時のスズキ車格だったので私にはちょい大きすぎた。
当時はきっとシュワンツを基準に、或いは開発陣もテストライダーもみんなデカかったんだろう。
ともかくあの頃のスズキはデカかった。
ってか長かった。

後5cm程でもハンドルが近かったら良かったのだけど、私には余りにもハンドルが遠すぎたのだ。
思いっきりタンクに伏せたらまぁまぁなポジションに成るかなぁって気もするけれど、普段からタンクにへばり着いて乗ってられないからね。
またタンクバッグなんてあだ名で呼ばれかねないし。

ともかくデカ過ぎた。
あの頃のスズキは、ガンマもGSX-Rも私が乗るには余りにもデカい。
ってか長い。

 

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そんな訳で、VJ21Aに関しては主に分解と組み立てだけをやっていて、実際に乗ってたのは3XV=要するにVツインのTZR250って奴。

 

3xv

250ccクラスのスポーツバイクの一つの到達点とも言えるこの世代の2スト3車種。
VJ23A、MC28、そしてこの3XV。

2ストが作られないから仕方ないんだけど、恐らく今後これら3車種を超える250ccクラスのバイクは作られる事は無い。
電動化したら別だけど、少なくとも4ストでコレを超えるのは無理なお願いだろうね。
出力にせよ、フレームにせよ。
120万円オーバーでもポンポン売れるなら可能だろうけど、現実的にはコレらの最終世代の2ストレプリカを超える250ccのバイクは無理なお願いだろうね。

 

乗りやすいか乗りにくいかと言えば、そりゃ2ストのレーサーレプリカだから乗りやすい訳では無い。
だが、この最終世代の2スト3車種はシートからハンドルまでがかなりコンパクトに成ったので、その点については素晴らしいと思う。
タンクバッグに成らなくても普通のポジションで乗れる。
ただそれだけで素晴らしい。

 

で、この3XVはもう随分前に手放したのだが、何の因果かまた再会する事と成ったのだ。
私の手を離れてから幾年月。
それから2番目のオーナーと成った人と、近いうちにまた再会する事に。

偶然....って訳では無くて、私の場合は大体は周囲の人達の間でバイクを売り買いしてるので、特に珍しい事でも無かったりする。
今乗ってるハヤブサもR1も元の持ち主は良く知ってるし、そして同じく随分前に手放したCBR1000RRも未だに乗ってる人を把握してる。
今は完全に関係は途絶えたけれど、スカイラインR33 GT-Rは周囲の人間の間をどれだけ転々と渡り歩いた事やら。
次から次へと乗せる男を乗り換えたR33。
もうヴィッチよ、とんだヴィッチだね。

狭い交友関係の中でバイクが流通してるので、大体のバイクの動きは知ってるっちゃ知ってる。
だから特に偶然でも無い。
日本各地、或いは元のハヤブサオーナーみたいに海外在住の人も居るのでそうそう顔は合わせられないんだけどもね。

この3XVの人もそう。
今は雪深い所に在住してるので、そうそう簡単にはお会いする事も無い。
少なくとも雪解けまではもう暫く。

 

今の予定では桜が終わった春の連休頃。
また四国に行くか、淡路島でも行くか、それともそれ以外か...
何も決まってないけれど、ガンマのウェブサイトやってた当時の顔なじみの人達も集まってくれると言うので、その日を楽しみに待とうと思う。
未だにVJ21Aや22Aに乗ってるマニアが何名か集まってくれるみたいなので、その日を楽しみに。

ただ、誰と何処に行くかは何も決まってないけれど、白い革ジャンは着ないように重々気をつけねばとは思ってる。
前に3MAでえらい目に遭ったので、2ストに接近遭遇する今回は春なのに真っ黒けで行こうと思う。
ウェディングドレスでカレーうどん食べに行く様な、そんな愚かな事はしないように気をつけよう、とだけは思ってる。

 

MOTOR CYCLE

Posted by tommy