コツコツ生きれば良い事が有る。

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例えば自転車に乗ってる時に現れた峠。
そこそこ長い上り道。
ここを超えなきゃ目的地には辿りつけないので乗り越えて行くしかない。

取るべき選択は2つ。

一つは、軽いギアでクルクル回して登る。

そしてもう一つは、重いギアで一気に登る。

仕事量としては基本的に大差は無い。
筋力的には楽だけど時間が掛かる方を取るか、筋力も心肺もキツいけど直ぐに終わるのを取るか。

民間人の場合、取るべき選択は2つだろう。
どっちを取るかは人それぞれ。
非民間人な方は、限界まで重いギアを思う存分力の限りブン回して登って頂ければ結構だけど、無理したら口から心臓がコンニチワしそうな方は無理しないのが良いかと思う。
人には出来る事と出来ない事が有るのだから。

 

これは駅の階段を登る時も一緒。
一段ずつ登るか、1段飛ばしで一気に登るか。

はたまた、家を買う為の資金を貯金する際もまた同じ。
長期に渡って無理ないペースでちょっとずつ貯めるか、何年か仙人のような暮らしを辛抱してでも短期間で一気に貯めるか。

歯の治療から夏休みの宿題まで、生きている限り、そのペース配分の選択は常に求められる。
生きている限り、その生き方のペース配分もまた選択が求められるのだ。
80才まで生きようと思ったなら、そのペース配分はとても重要だろう。
余り性急に生き急ぎすぎたら途中で息切れしそうだし、かと言ってのんびりし過ぎて79才の誕生日の日にまだ童貞だったわ!って気づいてもちょっと遅い。
流石に残り1年で本気出しても既に時遅し。
バイアグラを年の数だけ飲んだ所でスマンかった。

生き急ぎ過ぎず、かと言ってのんびりし過ぎず、程ほどに程良いペース配分でコツコツ生きることがやはり重要だろうね。
程よいペースでピーヒャララ。

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もはや今年のタイトルは決まったような気がしないでもない、そんな状態のMotoGP。

昨年からの主役ドヴィさんに、今年の主役ザルコ、ド派手なクラッチローにジャック・ミラーにペトルッチ、と、今年の序盤に存在感を示したライダーは数多いが、結局はコンスタントに着実に歩んだ者が良い位置に立つ事に。

たった1回目だった所で大した結果に繋がらないのがグランプリ。
MotoGP然り、SBK然り。
開幕からコンスタントにコツコツと確実に積み上げてきた者が、最後に大きな幸せに包まれるのがこの世の真理なのだ。

 

1位  マルク・マルケス  レプソル・ホンダ 95pt
2位  マーベリック・ビニャーレス  モビスター・ヤマハ 59pt
3位  ヨハン・ザルコ  テック3・ヤマハ 58pt
4位  バレンティーノ・ロッシ  モビスター・ヤマハ 56pt
5位  ダニロ・ペトルッチ  プラマック・ドゥカティ 54pt

 

マルケスのぶっちぎり総合トップは順当として、2位にビニャーレス、3位にザルコ、4位にロッシさんと、実はトップ5にヤマハ3台が入る強さを魅せている。
ド派手なザルコは印象どおりの高い順位だけど、ビニャーレスもロッシさんも、ダメだダメだとため息つきつつかなり上位に位置づけてたりするんだね。
コツコツ生きるって素晴らしい。

天か地か!丁か半か!ジキルかハイドか!おすぎかピーコか!
そんなエクストリームなライダーは見てる分には魅力的だけど、結局はシリーズ通してそこそこイイ成績を収めた者が、結局はそこそこイイ成績に収まるって事なのだ。

流石は16歳にしてパリス・ヒルトンを知った男。
そこらの小僧ライダーとは踏んできた修羅場の数が違う。
覗いて来た魔窟の数が違う。
メンタルの強さはそこらのライダーとは違う。

 

これで一発の速さが戻ったら、まだまだワンチャン有るでと思うので、肝心要の一発の速さが戻る事を願いたいばかりだね。
コツコツだけじゃ、流石にマルケスには追いつかん。

 

MOTOR CYCLE

Posted by tommy