代替部品でやってきた(再)
・ピポットシャフト
・ピポッドシャフト
・ピボットシャフト
・ピボッドシャフト
・ピヴォットシャフト
・ビポッドシャフト
・ビボッドシャフト
・ピヴォッドシャフト
何と呼ぶのかはさておき、ともかくスイングアームをフレームに取り付けてるあのシャフト。
英語で書けば、Pivot Shaft。
Pivotとは、軸の中心点を意味する言葉。
つまり、スイングアームの回転軸に挿さるシャフトだから、Pivot Shaftと呼ぶ訳だ。
なんて読むのが正解かは↓の通り。
http://www.westatic.com/wbr/CHUJITEN/S-1197B78A_E-1197D848.wav
http://ejje.weblio.jp/content/pivot
と、読む。
だから皆様も今日からこう呼ぼう。
Pivotと。
ちなみにバイポッドで検索したら一杯出てくるけど、あれは違う、スペルも違う、全然別物、全く違う。
↑
この足がバイポッド
スペルはBipod。
勿論全然別物だ。
一脚がUnipod
二脚がBipod
三脚がTripod
四脚がQuadpod
百脚ならCentpod
と、そんなどうでもイイ話しはさておき、セローのPivot Shaftを取り寄せたら代換部品が出てきた、と言うだからどうしたって話し。
上のカピカピなのが元のシャフト。
下の綺麗なのが新品。
長さが違うみたいだけど只の気のせいだ。
そう見えるだけで同じ長さ。
流石に長さが違う部品を寄越したりなんかしないさ。
ヤマハはそんな大雑把な事はしない。
頭が違った。
新品は、フランジが付いてるフレームに優しい作り。
旧シャフトは頭が六角そのまんまなのに対して、新シャフトはフランジ部分がフレームに優しく接する優しい作り。
と言うか、これが本来の真っ当な作りじゃないかなと思う。
ちなみにセローの旧シャフトには、シャフト側にワッシャーは入らない。
ナット側には入るがシャフトの頭側には入らない。
最初は、前オーナーが入れ忘れたと思ってたのだけど、六角そのまんまが正解。
それはどうなんだろうと、ちょっと思う。
先端はちょいとテーパーの加工が成されている。
ほんのちょっとの事だけど、この面取り部分のお陰でシャフトを入れ易い。
ちょっと有り難い加工だ。
ちなみにこの部品。
勿論セロー225の為に新たに作った訳では無い。
そして後継のトリッカーやセロー250のパーツでも無い。
34X=要するにDT125の部品だったりする。
何故セロー225WEの代換部品がDT125なんだろう?
セローには結構DT125と同じ部品使われてるのはその通りなのだけど。
まさか代換部品にまでDT125のパーツを出してくるとは。
DT125のシャフトの方が良い設計だったと認識したからか、或いはDT125の部品が思いの外一杯余っちゃったからなのか?
真意の程は、知らないよ。
https://www.bike-parts-yam.com/yamaha-microfiches-affectation-piece.html
ヤマハのパーツナンバーから使われてる車種を割り出すのに便利なサイト。
『Find all the vehicles that a same part is mounted』
と書かれてる窓にパーツナンバーを入力したら、何に使われてるかを表示してくれる。
流用したい時なんかに非常に便利。
例えばホイールを流用改造したい時。
例えばステムを流用改造したい時。
例えば欠品パーツを他の部品取りバイクから調達したい時。
使い方次第、勿論人によるけれど、使い方次第でとても便利に使える。
特に用事は無くても、ああ、セローのバルブステムシールって、XVS1300Aミッドナイトスターと同じ部品なんだなぁ。
と、全く役に立たない情報を仕入れてほくそ笑むだけでも結構楽しめる事間違い無いだろう。
人によるけど。
ああ、人によるね。
https://www.bike-parts-kawa.com/
カワサキ
https://www.bike-parts-suz.com/
スズキ
https://www.bike-parts-honda.com/
ホンダ
海外サイトなので日本国内モデルまで完全網羅とは言えないけれど、各社揃ってるので御心配なく。
スズキもホンダもカワサキも問題無い。
いやぁ、凄いね。
ホントに凄い。
パーツナンバーの逆引きは、『Parts Assignment』って所からどうぞ。