日本GP FP1
ロジスティックの関係により、今回の日本GPはFP1は初日の午後に行われる。
2日目土曜日の午前にFP2、その総合結果によりQ1とQ2とに分かれる、ってスケジュール。
その代わり、通常45分のセッションが1時間15分に拡大される。
したがって、実質15分だけ短縮と成るのだけど、45分が2回と、1時間15分が1回とでは、やっぱり違う....かもね。
ただでさえ2年間開催されなかったご無沙汰サーキットなので、少なからずの影響が有るかも知れない。
しかも明日の午前は豪雨の恐れも有るので、このFP1はかなり重要と成る。
つまりいきなりクライマックスって訳だ。
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何時雨が降るか解らない、どんよりした天候の中、序盤にタイムを出したのがクアルタラロ。
45秒8をさらりと出してトップ。
毎度恒例のセクシースタイルは今回は痛々しい絆創膏姿だが、その影響はあまり無さそうだ。
ちなみにこの45秒8ってタイム。
日本国内レースの最高峰のJSB1000のコースレコードが46秒8なので、FP1開始早々に1秒も速いタイムを出している事と成る。
地方選トップライダーにサーキットで遭遇したら、そのとんでもない速さにちびってしまいそうに成った人も多いかと思うが、その彼らはJSB1000クラスで概ね55秒台と、MotoGPとは10秒も違ったりする。
それがMotoGPマシンであり、それがMotoGPライダーなのだけど、やっぱ凄い世界なんだと改めて思う。
同時に、その昔のノリックみたいなドラマは起きないっすよね、って事も。
古い話だけど。
羽根の生えたリンスは調子上々。
上がり尻や垂れ尻と、時代と共に変遷してきたシートカウルは、羽根付きが今後のトレンドに成るのか。
それはスズキの最後っ屁に掛かってるのかも知れない。
残り23分。
ここに来て長い眠りについていたモルビデリが突然目覚める。
グッドタイムを連発して、トップ10圏内へと顔を出す。
このまま目覚めれるのか、それとも絶望の二度寝へと突入するのかはモルビデリ次第だ。
残り8分。
ここでマルケスのグローブがカメラに引っかかるアクシデントが発生。
これが右だったら、ウインドウの悲劇の再来と成り得ない重大な事態と成ったかも知れない。
ひやりの瞬間。
前回の悲運のクラッシュによる怪我が未だに痛々しいが、気合みなぎるライディングでトップ10圏内を固める我らが中上君。
右のグローブが脱げないくらいに痛々しい状態なので、もてぎじゃ無いなら休んでたんだろうと思う。
休んだ方が良さそうだけどね。
そう言う訳にも行かないか。
トップはジャック・ミラー。
ルカがいきなり5番手に食い込み、ポルもまた突然目を覚ます。
ブラッド・ビンダーは初日から調子は良く、チームメイトのオリベイラと共にトップ10入り。
10番手はビニャーレスと、こちらも調子は上々。
タイトル争いしてる3人はしっかり上位に着けるものの、バスティアニーニは終盤にクラッシュしてスマンかった。
明日のFP2もドライで迎えれる事を祈りつつ....
つづく