世の中は何かと上手い事出来てる
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先日、セローのキャブ掃除をしてたのだけど、つくづく思う事が有る。
キャブってのは上手い事作ってんだなぁって事。
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特にキャブ時代終盤になると、スロットルポジションセンサーやコースティングエンリッチャーなんかが着いて、キャブの構造は非常にややこしい物に成る。
スロットルバルブを直接引っ張るシンプルなVM型に比べれば、現在...現在って程現在ではないけど、時代終盤のキャブはかなりややこしい。
何処をどうやって設計を思いついたんだろうって思ったりする。
そもそもシンプルなVM型と言っても、小さなポートが非常に大きな影響を及ぼしているのだが、あれってどうやって考えついたんだろうって、エアスクリューの奥の1mm程の細いポートの詰まりで絶不調に陥ったあの日にも思ったもんだ。
こんなのどうやって思いついたんだろうって。
パソコンでもラジオでも、日本刀作りからタケノコの灰汁抜きから、まぁ何だって話は一緒なんだけど。
『まぁ、上手い事出来てるんだよ』
その昔、とある住宅関連機器を設計してる人に言われた言葉。
私がインターフォンに関して、細かい質問を行った際に言われた言葉。
ってのも、インターフォンって通常は、玄関で来客した人がピンポン押す部分と、家の中で受け答えする部分とは、2本のケーブルで接続されるのだ。
一般的には、屋外の子機と屋内の親機とは2本の極性無しのケーブルが繋がるだけ。
一般的にはね。
電源は親機に100V。
場合によってはさらにスピーカーを増設したり親機を増設したりするのだけど、肝心の屋内の親機と屋外の子機との接続は2本の線だけ。
この2本の線で、子機への電源供給、チャイムと音声と映像の送信、親機-子機間での通話、など。
これらが全て賄われるのだ。
電話と一緒だろ?、と言われれば、ああそうっすねと答えてしまうけれど、普段はやためったら線だらけの機械を触ってた畑違いの私からしたら、2本の線で上手い事やってんだなぁって思わざるを得ない訳だ。
で、実際に焼き鳥屋で焼き鳥つまみながら聞いてみたんだ。
その道のプロの人に、アレってどうやってんすか?って。
するとその道のプロは、フフっとほくそ笑みながら答えたのだ。
『まぁ、上手い事出来てるんだよ』
と。
なるほど。
勉強になりました。
世の中、何かと上手い事出来てるもんだ。
肩に担いでヒョイっと投げるだけで勝ってしまうジョン・シナ然り
必ずクッション着いてる方で殴る、椅子攻撃する悪役レスラー然り
まぁ世の中は上手い事出来ているもんだ。
ちなみにこのブログも、留守にしてても指定日時になれば自動でアップしてくれるので毎日のように更新してくれる。
いやぁ、上手い事出来てるもんだと思う。
これで記事も自動的に書いてくれたら言う事無いんだけど。
でもタマには設定を失敗したりもするので、自動更新の日付を1日間違って設定して、レース当日に明日のレースは....なんて寝ぼけた記事をアップした事くらい水に流して頂けたら幸いだなぁって思う。
なんでもかんでも上手い事いかないんだよ!
と、ちょっと八つ当たりしてみたい、そんな心境。