データを紐解けば結果が見えてくる、時も有ればそうで無い時もまた
[adsense]
混戦の続くMotoGP。
上位5人までがタイトルの可能性が有る、そんな稀に見る熾烈な戦い。
残念なのは、凄く残念なのはこの大事な局面でのロッシさんの骨折による離脱。
よりによって骨折だなんて。
嗚呼...なんて事を。
今回のミサノは欠場。
その次のアラゴンはミサノの二週間後なので、それには間に合う....どうだろう??
正直、ちょっと厳しい....かも知れない。
嗚呼...なんてこった。
ヤマハフアン、ロッシファンからは残念なお知らせだけど、それでもGPの戦いは続く。
残念だけど、骨がくっつくまで待っちゃくれない。
今回はタイトルを狙う上位4人のライダーの、過去のミサノでの結果を見ていこう。
これを見れば、今回のミサノの結果も見えてくる...かも知れない。
[adsense]
過去4年間のサンマリノGPでの予選と決勝のリザルト
2013年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | |
アンドレア・ドヴィチオーゾ | 予選:9位 決勝:8位 |
予選:4位 決勝:4位 |
予選:8位 決勝:8位 |
予選:8位 決勝:6位 |
マルク・マルケス | 予選:1位 決勝:2位 |
予選:4位 決勝:15位 |
予選:2位 決勝:1位 |
予選:4位 決勝:4位 |
マーベリック・ビニャーレス | 予選:– 決勝:– |
予選:– 決勝:– |
予選:14位 決勝:14位 |
予選:3位 決勝:5位 |
ダニ・ペドロサ | 予選:4位 決勝:3位 |
予選:5位 決勝:3位 |
予選:9位 決勝:4位 |
予選:6位 決勝:1位 |
予選1位 | マルク・マルケス | ホルヘ・ロレンソ | ホルヘ・ロレンソ | ホルヘ・ロレンソ |
優勝者 | ホルヘ・ロレンソ | バレンティーノ・ロッシ | マルク・マルケス | ダニ・ペドロサ |
サンマリノGPが復活した2007年以降を見ると
ロレンソとロッシが3勝。
ペソロサが2勝。
マルケスとストーナーが1勝。
傾向的にはヤマハが強いと言える。
特筆されるのはやっぱりロレンソ。
予選の成績を見ても、抜群に相性良いと言えるだろうと思う。
ロレンソが良いのかヤマハが良いのかは意見が分かれるかも知れないが。
そんな相性良好なヤマハの一角、ロッシさんが欠場となる今回のミサノ。
最大の注目はやっぱりポイントリーダーのドヴィさん。
ドゥカティはいまいち相性良好とは言えないこのミサノ。
でも今年のドヴィさんは一味違うのは皆様ご存知の通り。
同じく、相性いまいちだよねと言われてたコースでも勝って来た今期。
違うよ、今年のドヴィさんはちょっと違うよ。
ここで勝てば、タイトル奪取も一気に現実化する。
がんばれドヴィさん。
ここが大きなふんばり所、大事な局面だ。
そして、絶好調のドヴィさんの傍らで苦闘するロレンソ。
同じく相性抜群とは言えないドゥカティだが、サーキット自体はロレンソに取って相性抜群のコース。
波に乗れそうで乗り切れない、このもどかしい状況をこの得意のコースで一気に打破する、かも知れない。
さらにはビニャーレス。
スズキ時代の昨年、フロントローを獲得したこのコース。
マシンもライダーも昨年に比べて明らかに戦闘力は桁違いに上がってる今期。
全参戦ライダーの中で一番伸び代の大きいこの若者のジャンプアップも大いに有りえる。
相性良好なヤマハを駆る今期は、もしかしたら4勝目を手にする、かも知れない。
勿論マルケスは、全てのレースにおいて予選はポールポジション候補で、決勝レースは全て優勝候補筆頭な事に変わりは無い。
何処で開催されようとその評価が揺らぐ事は無い。
このミサノでも同じ。
取り合えず優勝候補に名前入れておけば間違いは無い。
王将に行って餃子を注文するくらい、取り合えず優勝候補に入れておけば間違い無い名前だ。
ペドロサは...どうだろね?
ポンっと上がってくる気もするけど、ダメな気もする。
どうにも浮き沈みが少々激しいので良く解らない。
さらにはヤマハに乗るザルコとフォルガーのテック3コンビも可能性は大いに有る。
ニューカウルが導入されるとの話も有るので、ヤマハの手厚いバックアップのお陰も有りまたもや話題の中心へ上り詰めるか?
このルーキーの枠を大きく逸脱した二人の戦いにも大いに期待大。
とまぁそんな訳で、結局は過去のデータを紐解いた所で、誰が勝つんだろう?って聞かれても良く解らない。
ごめん、良く解らないや。
そんな熾烈な戦いのサンマリノGPはそろそろ開幕。
近年稀に見る激戦をお見逃し無く!