緑に支配されしワールドスーパーバイク 2017

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残り3開催=6レースと成ったSBK。
今までの戦い結果をまとめてみよう。

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総合ランキング

POS. RIDER Nationality Manufacturer POINTS POLES RACES PODIUMS WINS 2ND PL. 3RD PL. F. LAPS
1  JONATHAN REA GBR KAWASAKI  431  4  20  19  11  7  1  11
2  TOM SYKES GBR KAWASAKI  311  4  18  14  2  5  7  2
3  CHAZ DAVIES GBR DUCATI  296  2  19  13  6  4  3  4
4  MARCO MELANDRI ITA DUCATI  250  0  20  10  1  1  8  2
5  ALEX LOWES GBR YAMAHA  169  0  20  2  0  1  1  0
6  MICHAEL VAN DER MARK NLD YAMAHA  166  0  20  1  0  1  0  1

 

スーパーポールランキング

POS. RIDER Nationality Manufacturer POINTS RACES POLES 2ND PL. 3RD PL.
1  JONATHAN REA GBR KAWASAKI  216  10  4  5  1
2  TOM SYKES GBR KAWASAKI  200  10  4  4  1
3  CHAZ DAVIES GBR DUCATI  152  10  2  0  3
4  MARCO MELANDRI ITA DUCATI  131  10  0  0  3
5 EUGENE LAVERTY IRL APRILIA  94  10  0  1  0
6 ALEX LOWES GBR YAMAHA  89  10  0  0  0

 

これが現在までの結果。

トップは最強男ジョナサン・レイ。
120pt差で首位を独走中。

20レース中、優勝が11回、2位が7回、3位が1回。
19/20と言う、驚異的なポディウム獲得率。
もう手が着けられない。

ドニントンパーク レース1での転倒リタイヤが1回有るのが惜しいけれど、それとて2位走ってる最中だったので、あのままゴール出来てたら100%ポディウム獲得率も夢では無かった、かも知れない。

 

スーパーポールランキング=要するに予選成績のランキングも216ptと首位。
10戦中、ポールが4回、2位が5回、3位が1回。
つまりフロントロー獲得率100%だ。
もう手が着けられない。

さらにはファステストラップ獲得回数は11回と文句なしにトップ。
もう手が着けられない。

 

一発の速さと、安定した強さの両方を兼ね揃えた無敵超人。
それが現在のジョナサン・レイ。
さっさとMotoGPに行けよ、と、きっと誰かは思ってる...かも知れない。
どうだろうか?

 

 

現在のSBKは、首位争いと言うよりも2位争いと言うのが正しい見方な様相。
トム・サイクスとチャズ・デイビスの2人がその熾烈な2位争いを繰り広げている。

速さではチャズ・デイビスが上回るが、少々ノーポイントが多いのが難点。
この辺りの安定感を出せばジョナサン・レイの最大のライバルと成るのだが、そんな事はご本人が一番解ってる事なので余計なお世話って奴だろう。
んな事言われなくても解ってるわって。

ともかく、この2人が2位を争い、意外と言っちゃ失礼かも知れないけど、意外に凄く走れてるメランドリが優勝1回を含むポディウム10階と素晴らしい成績で追いかける。
2位はちょい遠いけど、4位はほぼ確定。
ドゥカティファクトリーライダーとして申し分ない成績だろう。
来期も胸張って堂々と走れるさ。

人生の岐路における選択を何度か誤ってきたけど、キャリア終盤は素晴らしい選択を取れたと思う。
恐らくこれで終えるだろう、キャリア終盤のSBKでのDUCATIファクトリー入りは素晴らしい選択だったねと。
MotoGPでは色々インケツ引いて来たものね。
選択さえ誤らなければMotoGP王者も夢では無かった男なのに。
でもともかく良かった良かった。

 

残り6レース。
最大で150pt獲得する事は出来るので、理論上は296ptのチャズ・デイビスまでが可能性は有る。
残りレースの殆ど全てをデイビスが優勝して、残りレースの殆どをレイがノーポイントで終えたなら。
多分無いけど全く無いとも言い切れない。
チーズ切ってて指まで切っちゃう事だって有るのだから、何が起こるかなんて解らないもんだ。
通常は、通常起こりえる範囲の事でしか起こらないとは思うのだけど。
通常はね。

 

 

今後期待したいのはやっぱり5位と6位の青い2人。
最終レース優勝者は一気に2500pt!
なんて特別ルールが出来ない限り今期優勝する可能性はゼロなのだけど、圧倒的な緑とそれに追随する赤に支配されたSBK界において、青い光がキラリと輝く獲得ポディウム3(2人合計)の数字。
青い2人がやってくれた、獲得ポディウム3の数字。
来期はその数が5と成り10と成り15と成る事を、YZ80の頃よりただひたすらにヤマハをエコ贔屓し続ける私は切に願いたい。
SBKの方もどうかお願いしますよと。

まぁ2人の合計獲得ポディウム15と言っても、レイの一人分にも満たないんだけど。
緑の2人の33に比べたら話しに成らないんだけどね。

嗚呼、なんて非情な現実。
ここはやっぱり来期のハスラムに期待だ。
この硬直し、固定化した毎度おなじみのリザルトを破壊してくれる事に期待しよう。
ハスラムなら、レオンならきっとやってくれるさと。
レオン・ハスラムならきっとこの現状をブチ壊してくれるさと。

どっちにしても、これまた緑なんだけど。
...嗚呼、来期も結局また緑に支配されるのか。
ん、どうやらそれっぽい気がする。

 

 

MOTOR CYCLE

Posted by tommy