二輪噺

奥様ライダーズ小話ブログ

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生まれた時から浴びてたぜ、家庭の事情でね

   

 

電動バイクの話を書くと、いかに電気自動車と電動バイクはクソなのかを訴えかけてくる人が居る。

電動はあーだこーだと...と。

お父さんを電気うなぎに殺されたのかどうなのかは知らないけれど、ともかく電気が憎い、電気自動車や電動バイクは絶対に許さない!って人が居る。

 

現代の日本においては思想と信条は自由とされている。
社会通念上、あまりに常軌を逸脱した思想や信条を大声で主張すると迫害される事も少なくは無いが、だからと思想そのものを法的に制限されたりはしない。
発すると逮捕されるワードもいくつか存在するが、そうでない限りは何を発しようと自由だ。
学校や職場で、反天連だとか母乳マニアだとかと露呈したら周囲数mから人の気配は無くなる可能性は大いに有り、逆に同じ匂いを持ったややこしい人が集まってくる可能性もまた有り得るけれど、それにより法的に拘束されたり思想改造されたり、なんて事は無い。
生きていく上で幾らかの弊害は有るかも知れないが、それで異端者として投獄されるような事は無いから大丈夫。
母乳マニアだろうとパンスト奴隷だろうと、誰しも日の光を浴びて生きる権利は有るのだから。

だから電気自動車が憎い人は憎んで頂いて、そしてそれを主張して頂いてもそれは結構だ。
なのだけど、そんな事を私に言われても困ってしまうので、その情熱はブログなりツイッター等で発表するなり、それが恥ずかしいなら夕飯の準備してるお母さんにでも聞いて貰って頂きたいなと願う。
私宛にどんな長文をお送り頂いても特に気の効いた反応は返ってこないので、そのパッションはお母さんにでもぶつけて頂くのが良いかと。
きっと黙って聞いてくれて、そしてきっと優しく相手してくれるだろうから。
だってあなたのお母さんなのだから。
どんな子供でも、そして幾つになっても、お母さんからしたらお腹を痛めた可愛い坊やなのだから。
慈愛に満ちて温かく、そして腫れ物に触るように優しく相手してくれる筈だから。

 

 

この世の全てのシステムには、メリットも有ればデメリットも有る。
エネルギー政策から夜の営みまで、全てにおいて100%満たされる事なんてそうそう無い。
言われるまでも無く、自動車やバイクの原動機=つまりモーターの形式にもメリットもデメリットも有る。

ガソリンやディーゼルのレシプロエンジンにも当然ながらメリットもデメリットも有る。
ロータリーエンジンにもロマンを掻き立てると言う大きなメリットは有るが、それを粉砕するデメリットも沢山有る。
水素エンジンも燃料電池も、あるいは何かしらの良い所を組み合わせたハイブリッドシステムにもメリットも有ればデメリットも有る。
勿論電気モーターにもそれは然り。
環境面にもコストにも運用にも安全性やらその他モロモロ、メリットも有ればデメリットも有る。

何においてもそのメリットとデメリットとを勘案して最良の解を...
とは、時に謎の力学が働く事も有るこの世の中では必ずしもそうとは言い切れないのだが、長いスパンで見れば最終的にはよりベターな方向へと物事は収束する物だろうとは思う。
ベターな方面へと収束するのか、収束した先をベターとするのかは意見が分かれるかも知れないけれども。

 

工業製品においては、多数派に従うのがベターな生き方だろう。
ベストとは言い切れないまでも流れに乗るのがベターな道。
その大きな流れを主導的に作り出せたらより良いのだけど、多くの勢力が同じく考える事なので中々そうも行かない。

ビデオやオーディオから、リムーバルディスクからOSから.....
抗えない大きな流れが出来たら、素直にそれに乗るのがベターな道だろう。
インテルの力を持ってさえ無理だったHomeRFを今から復活させようとがんばっても、それはきっと実を結ぶことは無い。
孤高こそが成功の道、なんて考え方も有るだろうけど、現実的には中々難しい。
今からプレステとX BOXに対抗するハードを開発しても難しい。
ってか、スタート時点ですでに踏み誤ってる様な気がする。

力学的にボルトの頭は7角形がベストなんですよ!
と技術者が仮にそんな余計な事を思いついたとしても、それを製品に採用されたら非常に面倒な事に成ってしまう訳だ。
孤高にはある種の美が有るが、それもまぁ時と内容と状況次第って事で程ほどで自重頂きたいなと思う。

 

それがベストかどうかはともかく、要するに少なくとも世界の人たちは現状のちょい先として電気自動車を選択してるって事。
何がよりベターか、ってのは解らないけれど、少なくとも今の所、世界の流れは電気自動車の方に向かってるのは明らかだ。
そのまた先は水素燃料電池なのか、それとも別のシステムなのかはこれからの話なのだろうけど。

http://www.meti.go.jp/press/2015/03/20160322009/20160322009.html

ちなみにこれが日本が思い描く水素燃料電池のロードマップ。
2025年度までに水素燃料電池自動車を類計20万台販売、ステーション320箇所を作るらしい。
それが多いのか少ないのかは知らない。

都市ガスを使った家庭用事業用のコージェネ/モノジェネはともかく、水素の運搬に保管に自動車に供給するステーション整備にと、それらインフラの問題はやはり大きいか。
現状で700万円もする車両価格と共に、超えなきゃ成らないハードルは数多い。
700万円でも激安なんだろうけど、けども、けども700万円かぁ。
電気自動車ならインフラ含めて幾らで作れるんだろうって考えたら、前途は中々手厳しい。

 

2035年にはヨーロッパで生産される自動車の全ては電気自動車に切り替わっている、とも言われている。
トヨタが言う所の『アホでも作れる電気自動車(意訳)』に。

その頃日本はどんな選択を取ってるのだろう?
予定通り日本だけで頑なに水素燃料電池を推進されてるのか?
意外と世界中が水素燃料電池にイイねを押して世界が水素燃料電池アゲアゲしてるのか?
或いはWWEのパっとしない立ち位置のレスラーみたいにふと気づいたら色んな設定が無かった事に成って電気自動車社会と成ってるのか?
特に変わらずガソリンエンジン優勢なのか?
もしくはそれ以外か。
答えは20年ほど後に解ると思う。
どんな形に成ってるのかは現状では正直良くわからない。

 

でも20年って長いようで意外とそうでも無いもんだ。
なんせ私のセロー、225ccの最終型に当たる5MPが発売されたのは2000年。
西暦2000年って言ったら20世紀だよ。

それが今や21世紀。
みんなが卵型の空飛ぶ自動車に乗って銀色の服着て流動食を啜ってる筈の21世紀。
えらい月日が流れたもんだね。

この225cc最終型で有り最新型で有る5MP型セロー225も程なく20年が過ぎようってんだから、20年なんてあっという間の話だ。
あら嫌ねぇ、ホントにねぇ。
ホンッットに嫌だ。

 

と言う訳で、電動モーターも水素燃料電池もミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉もGNドライブもイデも持ってない私は、今日もせっせとセローの整備に勤しむのだ。
機関は電動では無いけれど、セルスターターは電動なので押しがけが嫌なら電気の整備は大事なんですよ、って具合で。

 

0113bt

 

続く

 

 

 



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