クアルタラロのペナルティの件についてちょい補足
https://www.motogp.com/ja/news/2020/07/17/クアルタラロに対して-ペナルティを通告/333404
オフィシャルサイトに書かれてるように、クアルタラロにFP1での20分間出走禁止のペナルティが言い渡された。
たかが20分、されど20分。
まぁ、決勝で+20分タイム加算される事を考えたらマシってものだろうと思う。
流石に20分も加算されたら、ダカールラリーでもしんどいわ。
で、このペナルティの理由はこれ
https://www.instagram.com/p/CB8CJhaFoNX/?utm_source=ig_embed
ポールリカールで練習走行した際に使ったバイク。
これってSBK仕様じゃないの?
そんなバイクで練習走行しちゃダメっすよ。
と、そんな話が上がってのペナルティ。
何かと制限の多い昨今のMotoGP。
年間に使えるエンジンの数から、1レースで使えるガソリンの量。
さらにはライダーがGPマシンに乗って練習出来る時間まで決まってる。
大昔みたいに、バイクを消費しながら練習しまくる、なんて事は出来ない。
ただ、バイクに乗る事自体は禁止されてる訳では無い。
モトクロスだろうとダートトラックだろうとサーキットで有ろうと、チームは禁止してる場合は有るがレギュレーションで決まってる訳では無い。
ただ、何に乗っても良い訳では無く
1.出来るだけストック状態のバイクに乗る事
2.乗るバイクを事前に許可取っておく事
この2点を守らねば成らない訳だ。
今回、クアルタラロが引っかかったのはこの2点。
あまりにモノホン過ぎるバイクに乗ったのが1点と、それをMotoGPのテクニカルディレクターに許可取って無かった、ってのが1点。
ダートバイクならまだしも、300km/hも出るバイクでサーキットを走るのだから、事前に許可を取っておく必要が有る。
ただ、バイクに関しては、タイヤは勿論の事、ブレーキやマフラーや足回りの変更は許可されてるので、何もドノーマルで有る必要は無い。
流石にファクトリーパーツが組まれたSBK仕様はマズいにしても。
Danny Aldridgeさん。
技術面での責任者がこの人。
エアロパーツやホールショットデバイス等、新たな試みが投入されるたびに出て来る人。
練習で使うバイクにはあれこれと規制は有るのだけど、実際にはこの人にメール一本送っておけば良かったとか言われてる。
流石に本気のSBK仕様はマズいにしても。
要するにちゃんとルールは守りましょうって事だね。
バイトを休みたくなった時と同様、ちゃんと連絡くらいは入れておこうって事だ。
皆様もご注意を。