フランスGP FP3
何かとレース以外の声が漏れ聞こえてくるフランスGP。
ミルがどうしたと、リンスがどうとか、プーチがどうとか、レプソルホンダがどうとか、LCRホンダがどうしたとか。
てか、全部ホンダ。
スズキショックはホンダに大きな影響を及ぼしてる模様だ。
それはさておきFP3。
予選組み分けを決める、とても大事なセッションだ。
今回も良い天気のフランスGP。
晴れ渡る空とは裏腹に、どうにもどんより気分のマルク・マルケス。
早々にタイムアップは果たしものの、どうにもしんどい展開。
テストの怪我が癒えないわれらが中上君は、早々にタイムアップを果たし、11番手→4番手の好タイムを出すものの、14コーナーでのラインオーバーにより無情のタイムキャンセル。
これにはルーチョも苦笑い。
なんてこった。
一方、気合が満ちるポルだったが、気合の制御が上手く行かずにクラッシュ。
まだ中盤だったのが不幸中の幸いか。
アレックス・マルケスは行方不明。
そんな中盤のホンダ勢。
一方、初日トップタイムを出した絶好調のバスティアニーニは、今回は不運のマシントラブルに見舞われる。
煙をモクモク吐いて沈黙。
バスティアニーニは、乗るバイクさえもムラっ気を起こすのか。
恐るべし、ムラムラ病。
残り10分を切り、マルク・マルケスがタイムアップで3番手に。
その後、クアルタラロとミル、ミラーもタイムアップを続け、上位陣はざわざわと動き始める。
ざわざわ....
残り5分。
我らが中上君、今回はキッチリ走り切って8番手タイムで望みを繋ぐ。
そしてラスト。
形振り構わぬマルク・マルケスの、クアルタラロ追いかける作戦が発動。
追いかけタラロ作戦は功を奏し、3番手までタイムアップ。
もはや、形振りなんて構いやしない。
形振りで飯食えたら苦労せぇへんのやで、と言わんばかり。
そして最後の最後
ギリギリ滑り込み7番手タイムを出して、嬉しいQ2進出を決める。
昨日ダカールラリーみたいな熱い走りを魅せたザルコがいきなりトップ。
2番手にバグナイアが入り、クアルタラロは3番手。
エスパルお兄ちゃんも相変わらず調子良く、この世の春モードはまだ陰りを見せない。
このまま秋まで行ったら、本当にチャンピオン取ったりして。
一方、ムラムラ病を患うバスティアニーニは、この日はいまいちデイ。
バイクから煙吹いたし、仕方ないか。
中古車だしね。
でも昨日の貯金のお陰で10番手獲得。
いやぁ、貯金はしとくもんだ。
予選Q1は日本時間21:10~
お楽しみに。