チョーミンは遥か遠く

2019年4月22日

メインと成るバイク以外にもセカンドバイク、或いはサードバイクを持ってる人は少なく無いだろうと思う。
場合によっちゃ豊臣秀吉の側室のレベルでバイクが溢れかえってる人も居るかもしれない。

それがセカンドかサードかそれ以外かはともかく、メイン機以外に新たなバイクを導入する際、きっと候補の一つとして上がるだろうジャンルがこんなバイクでは無いかと、適当にそんな事を思ったりする（個人の感想です）

トライアラー。

正直、決してメインなバイクには成りえない。
仮にストリートリーガルで有ったとしても、流石にモノホンのトライアラーをメイン機に使うのは難しい。
シートに座ったら足がカマキリみたいな体勢になってしまうモノホンのトライアラーで、高速道路を3時間走れと言われたら、余程にロックな趣向をお持ちの方以外はお断りしたい所だろうと思う。
私もヤダ。
そもそも次のSAまで辿りつけない可能性も有るしね。
メインで使うには余りにもスパルタンな乗り物だ。

ただ、このトライアラーってのは非常に魅力的なカテゴリーのバイクだって事は、乗った事の有る人は勿論、乗った事の無い人もきっと何と無くお解り頂ける事だろうと思う。

実際、非常に面白い。
300km/h出ないバイクなんてバイクじゃないぜって人には関係ないかも知れないけれど、そうじゃ無い人に取ってはトライアラーってのはとんでもなく楽しい。
1.5ｍの壁を越える事も、5mの崖を登る事も出来なくても、テトラポッドの上をピョコピョコ跳ねれ無くても、このトライアラーってのは本当に面白い。
ウイリーして、ジャックナイフして、そしてただじっと止まってるだけでもとても面白い。
セカンドバイクとして所有したら、きっととても充実したバイクライフが送れると思う。

でも．．．買わないよなぁ。
過去には高校生の頃のポンコツ50ccトライアラー、その後関東に移り住んだ頃の馴染みのバイク屋の兄ちゃんの乗ってた結構本気のトライアラー、そして知り合いの一人が買って良くダートコースへと持ち込んで来たトライアラー。

原チャリからFIMトライアル世界選手権に出れそうな本気のトライアラーまで、幾つかのトライアラーを経験し、そしてその度にこれらの楽しさを大いに味わったのだが、でも結局未だに買った事は無い。
R1有るのにハヤブサを手放したらスーパーデューク買うとか、そんな訳の解らない事を言ってるけれど、そんな用事も無いバイクばっか買おうとしてるけれど、結局自分でトライアラーは買わないだろうと思う。
YZもTZも買ったけど、結局TYもRTLも買った事はなければきっとこれからも買わないだろうと思う。
この世で最も楽しいバイクの一つで有る事は重々知ってるとしても。
理由？
ん～～。

突然だけど焼きそばが好きだ。
焼きそばを名乗る食べ物は、中華屋の結構本気の焼きそばから、あんかけ焼きそばから、お好み焼き屋の焼きそばから屋台の焼きそば、勿論自分で作る焼きそばも。
そしてインスタントだって好きだ。
インスタントなら日清の袋入り焼きそばがこの上なく好き。
あのモッサモサした感じがこの上なく好き。

ちなみに私は、実直で真面目でキッチリした人が好きなので、ホンコン焼きそばをキッチリ作れる人が好みのタイプだ。
ホンコン焼きそばを適当な火力と適当なお湯の量で適当に作っちゃう人は残念ながらノーと言わせて頂きたい。
ダメだよ、そんな大雑把な生き方はダメなんだよと。