だけじゃ無い!サイクルキャリア
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さて、だらだらと続いたサイクルキャリアの話もやっと最終回。
さらっと終わる筈がまさかこんなに長引くとは。
だけじゃ無い!
屋根だけじゃないんだよ!!
と言う訳で、車のお尻に積むキャリアもちょいっと考えてみたい。
定番のEC16と仲間達
ワゴンのテールゲート、またはセダンのトランク部分に自転車積むのに定番とされてるのがこのEC16。
販売はPIAAのTerzo。
作ってる会社はアメリカのSARIS。
室内から屋外そして自動車と、とにかく自転車を置く台に強いこだわりの有る会社だ。
そのSARISの数ある製品の中から、BONE2とBONE3がTerzoのEC16として発売される。
ちなみに本家にはまだまだ沢山有ったりする。
こんなにバリエーション要るんですか?って位に。
https://www.saris.com/catalog/racks
このEC16と同様の構造なのは、現在はスーリーのクリップオン、またはバックパックシリーズが有る程度。
ヤキマも有るが、国内シェアで見るとTerzoかスーリーか。
他にも中古なら幾つか有るが、正規販売されている新品では種類はあまり無いのが実際。
テールゲートマウントのメリット
・積み下ろしがし易い。
・ルーフ積みのような高さ制限を気にしなくて済む。
・ルーフ積みに比べて空気抵抗やルーフからノイズが改善される。
・ルーフにベースキャリアを付ける必要が無い。
テールゲートマウントのデメリット
・付けれる車種に限りがある。
・取り付けるとリアゲートやトランクが開けれない。
・言いようの無い不安感が付き纏う。
・軽自動車や小型車の場合はテールゲートの強度に不安が有る。
・車幅から自転車がはみ出す恐れが有る。
・積み方によれば、リアガラスやテールランプが隠れる場合が有る。
・ナンバープレートが隠れるなどの法的な問題が有る。
問題はテールゲートの強度。
実際にMTBを2台積んだ軽ワゴンに乗った事は有るのだけど、かなり不安なのが正直な所。
テールゲートの強度が非常に心配。
サイクルキャリア自体はかなりの高強度なので特に問題も無いのだが、特にヒンジも恐らく大した強度もなく、そしてペラッペラの鉄板の小型車には正直ちょっと心配。
流石にモゲる事は無いだろうけど。
その辺りの心配の無い、強度は高くて別に傷が入っても気にならない車なら良い選択だろうと思う。
逆に、凹んだり傷が入ったりするのは耐えられないなら止めた方が良いのは言うまでも無い。
そして、自転車を横向きに積むのではみ出さないように注意したい。
特に幅の狭い軽自動車の場合、出来るだけリアホイールも外す事がお勧め。
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至高のトウバーマウント型サイクルラック
日本では、と言うか普通に車に乗ってる普通の人には殆ど縁の無い話だろうけど、意外と多くの車にヒッチメンバーと言う金具が取り付けられる。
もっとも、ボルトを締めるだけの場合も有れば、バンパーをカットしたり大掛かりな事も有るけれど。
http://www.global-tight.com/case/スバルエクシーガ用ヒッチメンバー
これは、ジェットスキー等を運搬する際のトレーラーを接続するのが主な目的の部品。
ワゴンやクロスカントリーに付ける場合が多いが、実はキューブにもタントにも付けれたりする。
付けてるのを見た事無いけれど、意外と幅広い車種に付ける事は出来るのだ。
このヒッチメンバー(トウバー)に取り付けるサイクルキャリアも少なからず存在する。
それがこんなタイプのサイクルキャリア。
幅がちょっと心配かも知れないけど、幅は140cm以下なので意外と多くの軽自動車でもはみ出さないサイズ。
ちなみに軽自動車の最大全幅は148cmに対して、スーリーで最大のThule EuroClassic G6 929でも139cm。
いける。
意外と軽自動車にも付けれる。
付けてる人を見た事無いけど。
トウバーマウント型サイクルラックのメリット
・圧倒的安定感
・リアゲートを開けれる車も多い
・テールランプ付きも有るので、自転車を積んでもランプが隠れる心配は無い。
トウバーマウント型サイクルラックのデメリット
・ヒッチメンバーを付ける必要が有る。
・価格が高い
↑はEC16等のリアゲート積載タイプとの比較。
ちなみに私の車には、割と本気でコレ付けようか?なんて事を考えてたりする。
クロカンっぽい車なので割と似合うし。
ロータスヨーロッパに付けようとか、そんな無茶な話でも無いのだから。
ただ、ちょい高いのがなぁ….
と言う訳で、結局未だに決めかねてたりする。
嗚呼、どうしよう。