六甲アイランドで『ンゴゴゴゴゴ』って成った話

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平地好きな人に取っての阪神間でのメジャーな自転車コース。
六甲アイランド。
ポートアイランド&神戸空港と共に、平地好きの人に支持されるコース。
特に用事も無いのにグルグル周ってる人も少なく無い。

走りやすいのはやっぱり日曜日。
貨物を積んだトラックが減るので格段に走りやすい。
ちょい道はボコボコしてるけど。

 

そんな六甲アイランドへと出かけた人が居る。
意外と余り行った事無いと、そう言ってた人。

この人、私の周りでは最も、と言うか唯一と言うか、レースに出たりしてる結構本気なライダー。
本人も、そしてバイクもメカもかなり本気。

お腹引っ込めるとか、血糖値がとか、服が入らなくなったからとか、免許が無くなりそうだからチャリで辛抱してるとか。
そんな理由では無く、レースで成績を残す為、せっせとペダル回す人。

レースと言ってもそのレベルは色々なんだけど、それでもレースに出てそこそこの成績を残すってのは大したもんだと、周囲のおじさん達に褒め称えられて何時も先頭を走らされたりしてる。
風除けの為に。
流石、実業団レーサーの引きは違うね、なんて言われながら。

でもこの日は一人。
足手まといのおじさんなんて居ない。
自由気ままな一人練習で六甲アイランドへ。

 

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六甲アイランドの最北端、神戸の魚崎と繋がる六甲大橋は自転車は車道の走行が禁止と成っている。
ポートアイランドの橋なんかと同じく、歩道を走らなきゃダメ。

え?はしは自転車で通れないの?じゃぁ真ん中走るならイイんじゃね?

なんて、どこぞの小坊主のガキのごとくトンチを効かせてみるのはお勧めしない。
一休みどころか、人生を永遠に休みたくないならば車道走るのはお勧めしない。
素直に歩道を走ろう。

 

ともかく、六甲アイランドを行き来するには入り口の標識でも指示されてるように歩道を走らねば成らない訳なのだけど、その途中に、六甲アイランド北端にこんな所がある。
初めて通るならちょっと気をつけて頂きたい、こんな所が。

 

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これは、小磯美術館辺りから陸橋を越えて六甲大橋へと抜ける途中に有る一角。
陸橋のスロープをシャーーっと下ってきたらこんな所へと繋がる。
六甲大橋は目の前。
その横は六甲アイランド北公園。

別にここを通らなくても橋には行けるのだけど、私も含めて非常に通る機会の多いルートでは有る。

 

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右手にはトイレと自販機が有るので、ちょっと休憩するにも使えるスポット。

 

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なおココは、下から見たら良く解るように、トイレの前辺りを除いてこんな段差に成ってるので、初めて行く人はご注意頂きたい所だ。
『ンゴゴゴゴゴ』って成らないように。

トイレの前辺りはちゃんとスロープになってるから大丈夫。
スロープ側から見てもほぼ見分けは着かないけれど、トイレの前通ってる限りは大丈夫だからご安心頂きたい。
だから、理由も無くシクロクロスの練習したくない人は、トイレ前のなだらかなスロープを通ろう。

 

 

これが走行ライン。

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小磯記念美術館からの陸橋を[A]で右折。
左折しても別に構わない、と言うか大橋の左側歩道を走るなら左折するのが正解かも知れない、と今更思ってみたりする。

ともかく右折してその先の下りのヘアピンをクリアしたら[B]で右側公衆トイレ前へとラインを変える。
ここを何も考えずに直進したら、『ンゴゴゴゴゴ』って成るの要注意だ。

[C]の横断歩道を越えたら目の前が大橋の歩道へと上がるスロープ。
でも歩道は大橋の左側にも有るので、六甲アイランドから魚崎へと渡るには左側の歩道を行くのがより正しいんじゃ無いかと、今更思ってる。

[D]なんて通った事無いから知らない。

 

 

そんな初見殺しの罠にハマってしまった、冒頭の六甲アイランドを走ってきたって人。
だが幸いにも
重いホイール付けてトレーニングする
と言う、意味が有るのかどうか良く分からない亀仙流ワークアウトのお陰で事なきを得たみたい。

平地だし、って訳で重くて安くて頑丈なのを付けてて良かった。
いや、ホントに頑丈なホイールで良かった。
凹んでも中古なら2000円で売ってるし。

これがレースで使ってるような、自分の乗ってるミニバン(中古)より高い、思春期の女子中学生のように繊細なカーボンチューブラーホイールなら、ちょっと悲しい思い出を作ってしまったかも知れない。
良かった。
頑丈な2000円のホイールで良かった。
亀仙流ワークアウトもちゃんと意味有るじゃ無いかと初めて思った。

 

と言う訳で、六甲アイランドを走る方は、最後の最後にこんな罠が待ち構えてるので、『ただいまと言うまでが遠足です』と言う、今までの人生において1度たりとも聞いたことは無いけれど、そんな良くありがちなフレーズを思い出して気を引き締めて頂きたい。

『ンゴゴゴゴゴ』って成った人からの、そして『ンゴゴゴゴゴ』ってその昔にやらかした私からのアドバイスだ。
ご注意を。

 

Bicycle

Posted by tommy