絶望のdoes not ship to Japan-2

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does not ship to Japan

アマゾン(米)を見てると、時に出くわすこの絶望の一節。
does not ship to Japan
要するに、日本に出荷は出来ないよ、と言う事。
ああ、なんて無常なお知らせ。

 

アマゾン(米)のプライム商品=要するにアマゾンが出荷してる商品なら基本的に日本へも出荷は可能。
だが、マケプレ商品に関してはdoes not ship to Japanな場合が非常に多い。
多い、と言うか殆どと言って過言ではないかも。

 

まぁ気持ちは良く解る。
日本のショップでもその傾向は強いんじゃないかと思う。
国内需要で成り立つならば、リスクとコストを背負ってややこしい事しなくても。

壊れやすくて送料もかさむ大きな箱のマニアック商品を外国に送ったら破損してたからと

ฉันต้องการคืนความเสียหาย!!

と怒りのメールが届いたらどうしようもないものね。
困っちゃう。
そんなニョロニョロされても困っちゃう。
ハナから言葉の通じない人とは取引しないよ、としておくのが面倒無くて良い。
ニョロニョロ文字で怒られても困ってしまうから。

 

アメリカ人に取って日本語もまさしくコレと一緒。
ちゃんと英語でやり取りできれば良いのだけど、必ずしもそうでは無い。
時折友人のネットショップの手伝いする事も有るのだが、日本人でさえ日本語が不自由な人は一定数居るんだよ。
何が言いたいのかサッパリ解らない、なんて事も。
アメリカ人からしたらなお更の事だろう。

 

手間はコストなので、面倒な事が起きそうな相手はハナから相手しない、それが賢明な判断って奴だろう。
誰に売るか売らないかは売り手側の都合なので、残念ながらそれをとやかく言う権利は我々は持ち合わせていないのだから。
does not ship to Japanも止むを得ない。

 

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実際の所、海外で買ったら安いのか?
自転車用品に限らず、バイク用品からスポーツ用品から、海外で買えば安いのか?

って思う方もきっと居るだろうと思う。
これについては、モノによる、としか言いようは無い。

日本製品を買うなら日本で買う方が安い場合も多い。
当たり前っちゃ当たり前だけど、でも実は意外とそれとてモノによったりするのだけど。

例えばアマゾン(米)なら、アライのRx-7xは750~800ドルくらい。
日本円に直せば8万5千円前後ととても高い。
Motardinnでもソリッドカラーで9万円、ペイントモデルなら10万円台。
アマゾン(日本)なら4万円ちょいで買えるのに海外では非常に高い。
オフロードモデルも海外なら約6万円とこれまたアライのヘルメットは結構高い。
ショウエイはそれほど変わらないけどアライは結構高い。

一方、ブリヂストンのBT-016のリッターSS用サイズなら、リアで120~150ドル。
1万7千円くらい。
3万円前後な日本の価格に比べると随分安い。

なお、タイヤは海外の方が安い訳では無く、これもまたモノ次第、って話。
同じブリヂストンでも高いのも有れば安いのも有る。
変わらないのも勿論沢山有る。
モノ次第だね。

 

と、日本製品に関してはモノによって国内外での価格差は存在するが、海外製品に関しては一律概ね海外の方が安いと言えるかと思う。
世界展開してる海外ブランド商品で、イギリスやベルギーより日本の方が安いなんて事は多分無い、と思う。

 

dainese-fighter-leather-jacket

私の着てるレザージャケットで一番高いのがコレ。
通常、レザージャケットと言えばリューグーで2万円程で買ったのを通常は着てるが、ちょい気合入れる時はコレに袖を通す。
ダイネーゼのFIGHTER LEATHER JACKET。

楽天やアマゾン(日本)で買えば、概ね9~10万円と、下手したら乗ってるバイクよりも高い値段だ。
下手したら、と言うかバイクより高い。
ん、私のセローより随分高い。

でもこれを海外で買えば大体5~6万円。
怪しげな中華サイトならもっと安いのが有りそうだが、そんなプリカーナモドキはまぁアレとして、海外のまともなショップでも正真正銘のダイネーゼ様とて高いのでも6万円も出せば買える。
関税と輸入消費税を合わせても随分安い。

ちなみに、WTO協定国から輸入した革ジャンの関税は10%
http://www.customs.go.jp/tariff/2018_1/data/j_42.htm
軽減措置として商品代金の60%に課税されるので、送料含む6万円のレザージャケットを買ったら、関税が3,600円、輸入消費税が3,168円。
合計したら66,768円がその商品の代金となる。
楽天で買うより3万円程は安く買えるだろう。
一般的には、関税と輸入消費税は配達してきた人に直接現金で支払うので、受け取りの際にはその分用意しておこう。

ちなみにバイク部品やバイク用品=タイヤとかレース用マフラーなんかは関税が掛からないのでもっとお得。
自転車部品も関税無しだ。

 

ただ安いのは確かに安いのだが、届くまでえらい時間掛かるとか、もしかしたら届かない可能性も有るとか、と言うデメリットは有るので、その辺りのデメリットと価格のメリットとを天秤に掛けて考える必要は有る。
どれを選ぶのかはアナタ次第だ。
安けりゃイイって訳でも無いしね。

 

で、話は戻って自転車用ホイールの話。

アマゾン(米)ではことごとくdoes not ship to Japanの洗礼を受けてしまったので、素直にwiggleやChain Reaction Cyclesで買うしかないか、と言う意見に固まりつつある。
まぁこれらはどっちで買っても似たような物だと思う。
今や合併してどっちも母体は一緒だしね。

ただ、返品窓口はWiggleは日本に有るけれど、Chain Reaction Cyclesはイギリスにしか無いので、輸送中の破損による返品の可能性の有り得るホイールなんかはWiggleで買った方が安心かも知れない。
イギリスまで送り返すのは慣れなきゃ敷居がちょっと高い。

 

0104crc

等と言いつつ、結局はCRC。
CRCでもJCBが使えるんだね。

ゾンダがクーポン使って37499円+輸入消費税はやっぱ魅力的な値段だ。
ホイールなので関税は無用。

1月1日の注文して1月2日に発送済み。
イギリス人も働き者だ。
雑煮食べる暇も無くせっせと働いてる。

初回登録から2日程したら1週間だけ使える1500円引きクーポンがメールで送られてくるので、初回の買い物する3日前くらいにアカウント作るのがお勧めだ。

 

 

ゾンダと言う選択はびっくりする程に何も面白くない選択だけど、私が買う訳じゃ無いので大きなお世話って奴だね。
Wishなんかで売ってるZIPPのデカールが貼られた60mmハイトの中華ディープなんかキワモノっぽくて魅力的だけど、ミドルクラスホイールの選択としてはゾンダはとても真っ当だと思う。
25cのタイヤなら、17型レー3より17ゾンダの方が良さそうだしね。

待てば何時かはもうちょい下がるかな、って気がしないでも無いけど、まぁこの値段なら文句は無いと思う。
少なくとも、サイクリーで中古ゾンダを33000円+送料4000円で買うよりはマシな選択だろうと。

 

欲を言えばユーラスにシャマル、フルクラムならレーシングゼロを...
なのだけど、こんなの上を見たらキリが無いのでこれで十分だろうと思う。
自転車なんて結局は足と心肺、要するにライダー次第。
レーシング7で表六甲を登れない人が、ユーラスやシャマルに変えたら登れるようになった、なんて事は無いのだから。
何十万円のホイール付けようが私が表六甲をホイホイ登れる日なんて来ないだろうから。

 

e-pina0104

でもこれなら私にも登れそうだけど。
ピナレロ ナイトロならね。

凄く欲しい。
凄く欲しいのだけど、同じシステムのCube Agree Hybrid C:62 SLはEVANSでは£4,499.00=68~69万円なんてプライスなので、きっとさらに倍率ドン!なピナレロ様の電動アシストなんて買えないだろうなぁって
流石に程度上々なハヤブサが買える値段の自転車はちょっと無理だ。
この自転車がdoes not ship to Japanでは無く、そして仮に日本の法規制に照らしてもこの自転車はCan be used in Japanだったとしても。

ああ、なんて残念なお知らせ。

 

 

Bicycle

Posted by tommy