気に成り始めたらどうにも気になる
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少し前にも書いたけれど、またもや舞い戻って来てしまったのだ。
スカイラインR33GT-Rが。
私の周囲の人たちの間を転々と渡っていったR33。
一度は中国地方の知らない人の下へと旅立って、もう姿を見ることも無いと思ってたら、またもや舞い戻って来てしまった。
つくづく縁が有ると言うか、みんなやたらさっさと手放しちゃうと言うのか。
走行距離が伸びて、タバコの焦げ後がシートに付いて、そしてマフラーが交換されてた以外は特に変わりは無い模様。
ぶつけてたり、凹ませたりなんて事も無く、結構古い割りに割と程度は良好。
状態は結構イイ感じだ。
次のオーナーは末永く乗って欲しいと思う。
右から左にポンポン売り飛ばさないで。
http://ehokenstore.com/oneday/
ワンデイ保険と言う、セブンイレブンで簡単に入れてとても便利な保険が有る。
有効期間は申し込みから24時間。
対人対物は無制限。
これで24時間500円。
車両保険も着けたら1500円。
なお、対象は車検の有る他人名義の車の場合に限る。
任意保険に未加入の自分の車や、車検切れの車には入れないのでご注意を。
仮ナンバーも無理。
このセブンイレブンのやってるワンデイ保険は三井住友海上の保険。
他にも幾つか有るので、他人の車に乗る際は500円で安心買う事をお勧めしたい。
今回も引き取り直前にワンデイ保険に入り、そして自走で久しぶりのR33で寄り道しながらガレージまで。
この車の次オーナーはとある山の中に住んでる人なので、名義変更と共に今のうちにある程度の整備をしておこうか、と言う訳で。
近所ではプラグ1本すら手に入らないような山の中なのだから。
散弾銃の弾薬の方が手に入りやすいような所なのだから。
もっとも、リフトも無ければGT-Rを触る道具も技術も持ち合わせてないので、プラグとベルト一式、後はオイルや水やらの消耗品交換程度なのだけど。
足回りやらタービンやらはウチでは領域外の作業だ。
ウチのガレージではこの程度が限界。
リフトも無ければエドも居ないのだから。
バーニーは要らない。
まぁそれでもやらないよりはぜんぜんマシ、圧倒的に安心だろう。
と思いながらガレージに着いてた私は、クラクション鳴らしながら、
『見れくれ、R33GT-Rだぞ、エド!』
と言ってみようかと思ったのだが、クラクションが鳴らなくてちょっとがっくり来た。
ダメじゃん。
クラクション鳴らないじゃ無いっすか。
次の車検通らないっすよ。
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過去、ゼファーだったと思うけど、車検場で検査を受ける際にホーンが鳴らなくて本気で困った事がある。
重要保安部品として、しっかりと検査される箇所なのだが、普段鳴らす事は無いのですっかり忘れてたのだ。
まさか鳴らないとは。
この時はハーネスが何かしらの理由で断線してたので、コンビニで買ったハサミとビニテでどうにか直して無事に車検はクリア出来たのだが、でももう二度とご免なので、車検前整備では必ず確認するようにはしてる。
当たり前っちゃ当たり前なんだけど。
今回のR33の場合は、社外品のホーンの故障。
コネクターは変更されてるみたいだし、今回も純正品では無く同様に社外品で適当に直しておいた。
鳴ればイイじゃん。
ピーでもブーでもパフパフだって、ちゃんと鳴って車検に通ればそれで。
パフパフはダメかも知れない。
幸いにして、何かのホーンが有ったのでそれを付けておいてお茶を濁しておいた。
何のホーンかは知らないけど、ちゃんと鳴ったからまぁイイじゃないっすか。
数ヶ月先、梅雨頃には受けねば成らない車検はコレで行けるだろう、と思う。
バスと電車を乗り継いで、イノシシが駆け回ってる山の中からやって来た新オーナーへ車の引渡しも終了し、ブロロロロンと一応は車検対応らしいマフラーの音を聞きながら背中を見送った。
今度こそ長続きしてくれよと、もう良く解らないくらいにオーナーの変わってる、そのR33の背中を見送るのだった。
いやぁ、でも良かった。
ホーン直って良かったね。
等と話ながら、何気なくR1のホーンスイッチを押してみたら、私のR1も鳴らなくてちょっとフフって思った。
お.....お前も鳴らんのか!!
ホーンの故障か?もしかしてスイッチアッシー交換?
等と嫌な予感もしたものの、何処かの誰かがホーンのコネクターを抜いて繋いでなかっただけだったみたい。
良かった。
繋いだだけで直ったので良かった良かった。
この際、何時から抜けてたなんて事は不問にしようと思う。
イイのさ、気づいた時からやり直したらそれでイイのさ。
人生も、ホーンのコネクターも一緒。
気づいた瞬間からやり直せばそれで。
バイクも車も、背後に壁がある所に停めてるので、発信前にブレーキ掛けてランプのチェックは行っている。
LEDランプの時代、昔みたいに球切れなんてそうそう考えられないんだけど、ハーネスやスイッチ含めて何が有るか解らないので、一応確認しておくに越したことは無い。
って言うか義務だ。
そしてもちろんホーンも確認しなきゃ成らない、って事を改めて認識した。
イザって時に鳴らなければ困るので、自分の乗ってる車やバイクは時々確認しておきたい。
ちゃんとホーンは鳴るのかい?
と。
そんな事をふと思い浮かんでしまったのは、大阪市内の渋滞にハマってる最中の事。
片方のテールランプが切れた整備不良のコンパクトカーの後ろで渋滞の真っ最中をボケーっと待ってる中、そんな事をふと思い浮かんでしまったのだ。
とても気に成ったのだ。
今乗ってるこの車って、果たしてホーンは鳴るのだろうか?
と。
なんかガチャガチャと要らないボタンの一杯着いたこのハンドル、そのど真ん中にズドンと着いてるこのクラクションのボタン。
これ押したらちゃんと鳴るのか?
私は夕方の大阪市内、猛烈な渋滞の中でそんな事が気に成ったのだ。
一度気に成ったらとことん気に成る。
と、そんな邪魔くさいタイプでは無いのだけど、立て続けにホーンが鳴らなく鳴った細かい件が続いたからか、なんか唐突に、そして猛烈に気になったのだ。
鳴るの?
アンタ、ちゃんと鳴るのかい?
ねぇアンタ、ホーンはちゃんと鳴るのかい?
と。
なんか悶々と悶えながら気になったのだ。
押して確かめてスッキリしろよって?
ん、刺されたら困るから自重しておく。
追伸。
鳴ったよ。