アイデアグッズ
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新発明された画期的商品！
なんてのは、昔から星の数ほど生み出され、そして極一部を除いて多くは消えて行く宿命。
どんなサイズのボルトでも回せるレンチとか、画期的な収納グッズとか、収納しやすい散水用のホースとか、排気ガスでタイヤに空気入れたりとか。
意外と生き残るモノも有れば、気づいたら影も形も無かった、なんてのも有る。
もっとも、現在この世に存在する多くのモノは、元々は新発明された画期的商品！だったので、確固たる地位を得て生き残るモノも勿論存在する。
マルチツールナイフにせよモンキーレンチやラチェットレンチにせよ、それらは過去に新発明された画期的商品！だったのだから、後世まで長らく生き残る道も勿論存在はする。
とても狭く、そして順調に進めば進むほどに雨後の筍の如くライバルが増え続ける熾烈な道なのだけど。
もはや既にありとあらゆるモノに溢れた現代社会。
今から画期的な新商品を生み出すのは非常に難しい。
有るとしても、既存の何かを組み合わせただけ、なんてのも。
あら、なんて欲張り家さん！
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大体は残念な結果と終わることの多いアイデア商品の世界。
だが、時にはピンポイントにヒットする事も有る。
今や万人に受け入れられる画期的新商品ってのは生まれにくいが、ニッチな市場ならそれは十分に生まれ得る。
そしてニッチな商品で有れば有るほどに、ピンポイントにハマれば非常に魅力的な商品と成る場合も。
例えばこんなの。
この世の99.99％以上の人間に取って一切必要の無い商品だろう。
と言うか、コレを見て何か解る人の方が少ないかも知れない。
ここをご覧の半分位の方はお解り頂けるかと思うけど。
でも、ここをご覧の方も、コレが要るか要らんかと聞かれたら、多分ほぼ全ての人間は要らないと答えるだろう。
だが、極少数の人に取っては、これはとても良く出来たアイデア商品なのだ。
素晴らしい画期的アイテム。
世界の数百人～数千人に取っては。
ガレージの壁を貼り直していた。
一般的な石膏ボードの内壁にアンカーを埋めて棚を作ってたのだが、棚にシリンダーを乗せてたらアンカーごとモゲてしまうと言う悲劇的な出来事が有った為、下地の補強と共に改めて石膏ボードを貼り直していたのだ。
流石に猫が通れそうな穴空いたボードは直せないので石膏ボードごと交換。
って言うか、スチールラック置いてるのになんでそっちに置かないのだと私はちょっとプンプン。
本来ならパーチクルボードなんかで内壁を仕上げれば、機能面でもコスト面でも施工の面でも言う事無いのだけど．．．．
内壁材は準不燃以上を守って下さいね。
くれぐれも、準不燃以上を守って下さいね。
重々守って下さいね。
準不燃以上を守って下さいね。
と、キツく念を押して言いつけられたので、パーチクルボードは残念ながら却下と言う事で。
知ったこっちゃ無いぜとばかりに内壁に木の板貼ってたら叩き出されかねないので、その筋の方の言う事は素直に聞いておくのが得策だ。
建築基準法による内装制限は以下をご参照を
http://www.nissouren.jp/img/firewall/file.pdf
自動車車庫、自動車修理工場においては、建築物の規模に関わらず内装制限は壁・天井とも準不燃以上と定められている。
自宅のバイク置き場の内壁がどの程度の制限を受けるかについては私には何とも言えない話なのだけど、ともかくガレージの内壁に普通の木の板を使うのは法律云々以前に止めた方が良いとは思う。
内装制限をクリアしてる不燃木材ってのも有るんだけど、まぁまぁイイお値段するので、取りあえずは知らなかった振りしておこうかと思う。
で、補強材に鉄角パイプを溶接したりしつつ石膏ボードを貼り直してたのだけど
このアームバンドが凄く欲しくなったのだ。
大量のビスにひーこら言ってると、このアームバンドが無性に。
これは、強力マグネット着きのアームバンド。
釘やビスやナット、ドライバービットや場合によってはレンチまでくっつけておけるアイデアグッズ。
この世のどれくらいの人に便利なのかは解らないけど、今回の作業に関してはとても便利そうだ。
手首にめがねレンチくっ付けてたら凄く腕が重いだろうけど、亀仙流みたいだけど、ビスくらいならちょっとくらいくっ付けてても便利そうだ。
特に脚立に登って作業するなら、ビスを取るのにとても便利そうだ。
今回は特にこのような便利グッズに頼る事も無く作業は終わった。
そして通常はこれを使う機会も無いと思われる。
多分、アクスルシャフトを手首にくっつける、なんて機会は無いだろうと思うな。
でも、大量のビスを扱う際は便利そうなので、もし今後また壁を貼り直す機会が有るならば、内装屋でも無い私にそんなニッチな用事が出来たならば、この便利グッズの導入を検討してみようか、なんて思ったりもしてる。
まぁ、もう二度と壁に穴空けないでと。
モグラ通れそうな大穴空けないでよと、ソレを願うばかりなんだけど。