時代は3枚合わせ
[adsense]
最近、って訳では無いけれど、すっかりお馴染みに成ったのがこのタイプのプライヤー。
クニペックスのコブラ&アリゲーターに代表される、支点部分が3枚合わせで作られるプライヤー。
今に始まったデザインでは無いけれど、ウォーターポンププライヤーではすっかりこのデザインが主流と成ってる。
クニペックス以外にも数多く見られる3枚合わせは、その多くが昔ながらの2枚合わせタイプより明らかに使い易いのは確かだろうね。
どこのメーカーで有ろうと。
[adsense]
KTCは21世紀ツールと銘打ってスタンダードモデルの刷新を図ってかれこれ随分と。
ラチェットハンドルやレンチ類は随分モデルチェンジしたけれど、ウォーターポンププライヤーは未だにこのタイプ。
コストの問題か、特許の問題か、ビジネス上の判断なのかは知らないけれど。
ネプロスは3枚合わせなので、何かしら大人の事情が有るんだろうと思う。
wihaやBARCO等の有名ブランドから日本では馴染みの無いブランド、或いはファクトリーギアのdeenやストレートからアストロプロダクツまでもが出している3枚合わせ。
ボックスジョイントとか呼ばれる事も有るとか。
みんなのストレート、ぼくらのストレートではクニペックスのコブラも売ってたりするカオス状態。
事情によりクニペックスはコブラ180までしか売ってないけれどね。
なお、ストレートの売るモノはアストロでも売る。
定理だよ、定理。
ストレートとアストロのプライヤーはさておき、DeenのMADE IN GERMANYが誇らしいプライヤーは中々に格好イイ。
お値段は3800円と、同サイズのコブラより1000円程安いのも嬉しいポイント。
これならアリゲーターを仕舞ってる引き出しに同居させてもイイかなって思ってしまう。
このプライヤーの元と成ったとされるOrbisWillのSPEEDYは26 €(3500円)くらいなので、ファクトリーギアのこのプライヤーはかなり良心的な価格設定だと思う。
モノに関してはほぼほぼ間違いない。
なんせOrbisWillってクニペックス傘下のメーカーなのだから、そりゃ間違いは無い。
https://www.alibaba.com/showroom/water-pump-pliers.html
ここらで売ってる正体不明のプライヤーとはそりゃ違うさ。
なお、先端の形状がDeenのは薄く作られてるので、厳密にはOrbisWillのSPEEDYと全く同じでは無い。
Deenにはちょっとした工夫が見られるんだよ。
その部分を薄くして貰う必要が有ったのか無かったのかは人それぞれだろうけども。
こんな1000円ほどのフィッシングプライヤーにも採用される3枚合わせ、ボックスジョイント。
結局の所、コレってどうやって作ってんだろう??
って”確実な答え”は見つかってないので、見つけ次第また報告させて貰おうかと思う。