信念と病巣と巨匠の言質

2018年12月19日

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1度何処だったかで韃靼そばって奴を食べた事が有る。
ダッタンソバ。

麺類は結構好きなのだが、その中でもソバはかなり上位にランキングされる。
私の中で最上位と言って言い過ぎでは無いと思う。
ラーメンよりスパゲティよりビーフンより、私はそばが好き。
季節に成ると高速を数時間走ってわざわざ食べに行く位。
うどんも良いけどソバも良い。
甲乙着け難し。

でも、韃靼そばって正直ちょっと苦手。
苦蕎麦との呼び名も有る程、結構苦い。
革ジャンの袖を切った人の持つ思い出くらいに苦い。
ちょっと苦いね。

 

ちなみに韃靼とはタタール人の事らしい。
モンゴル~シベリア周辺に住んでいた遊牧民族。
たたら製鉄の由来、とも言われてるとか何とか。
そのタタール人を漢字表記したら韃靼。
そのタタール人が好んで食べてたそばだから韃靼そば、だったんだって。
なるほど。

 

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で、この韃靼そば。
随分久しぶりにこれと出合ったのはついこの前の事。
お土産で貰った韃靼そばのお裾分けを貰った。

 

上記した通り、正直な所あまり好きではない。
普通の、ってか、まぁ普通のそばはかなり好きなのだけど、これはいまいち好きには成れない。
苦いし。

と思ってた時期が私にも有ったんだけど、この北海道オホーツク産の韃靼そばは、韃靼そばの弱点である独特な苦味をほぼ無くした新品種との謳い文句どおりこれが本当に苦くない。
それじゃ普通のソバでイイんじゃないっすか?
な気がしないでも無いけれど、ともかく、ほぼどんなのだったか記憶があやふやだけど、何となく結構苦かった思い出の韃靼そばとは違う。
最新の韃靼そばはもう苦くなんてないんだ。

もう苦い思い出なんて作らない。
もうGジャンの袖は切らない。
革ジャンの袖も切らない。
革ジャンの穴空けてライターで焦がして銃創っぽさを演出したりもしない。
もう苦い思い出なんて作らない。
最新の韃靼そばはもう苦くないんだよ。

 

作ってるのは北海道のオホーツク海沿いの街、雄武町(おうむちょう)。
知床方面から行けば、網走を越え、サロマ湖を越え、紋別も過ぎた辺りに有る街。
宗谷岬から行けば、古くからの北海道ツーリングライダーには馴染み深い枝幸町を過ぎてちょいって所。
そこに雄武町。
結構遠い。
友人の一人が少しだけココに住んでた事が有るとか言ってた。
住むには少々スパルタンな町だけど、雪の無い季節なら名寄市まで2時間と掛からないのでまぁ大丈夫。
名寄まで行けばユニクロもイオンも有るから生活には困らない。
雪が降ったら?
ああ、セイコマとニコットで春まで辛抱して頂きたいなと。

そんな雄武町にはこんな中々にイカした道の駅(Google画像検索→)がある

スカイキャビンからは流氷が綺麗に見えるらしいけど、そんな時期にオホーツクに行く機会は無いのでスマンかった。
来年は北海道に行く予定なので、行けたら行く。
夏にね。
冬はご勘弁を。

 

 

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トム・サイクスが実際に頭に雄武を掲げてたかは今や定かではないのだけど、それはともかく雄武町の韃靼そばは美味しいので、機会が有れば是非にどうぞ。
食べに行くにはちょい遠いけどね。

 

 

 

 

 

 

MOTOR CYCLE

Posted by tommy