CRF450Lの24PSに間違いは無いが、得体の知れない魔性を隠してるかも知れない
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前にも見た光景だけど、この129万6000円のトレールバイクは24馬力で間違いない。
前にも2190万円のバイクで同じような光景を見た記憶が有るけれど。
間違いでは無い。
ホンダは間違えたりしない。
あの2190万円の日本国内ストリート仕様が70psだったのと同じく、この最先端モトクロッサーの骨格を持つスーパーでスペシャルな129万6000円のトレールバイクは18kw=24馬力で間違いは無い。
あのバイクがゼファー750と大差ない70psだったのと同じく、このバイクはジェベル250よりパワーが無い24psで間違い無い。
車体は見ての通りのえらくゴージャスな構成。
燃料タンクもチタン製とこれまたえらくゴージャスなバイクだけど24馬力で間違いない。
https://hondanews.eu/eu/en/motorcycles/media/pressreleases/131076/2019-crf450l10
最初、この記事見た時は何かの間違いでしょ?って思ったけれどね。
”Peak power is 18.4kW, with peak torque of 32Nm”
って、CRF450Rのストリートリーガルと銘打っておいてそりゃ何かの間違いでしょうよと。
ちなみにCRF450Lのスペックは
最高出力 | 18kw/7500rpm |
最大トルク | 32N・m/3500rpm |
参考までにND08=XR400のスペックは
最高出力 | 22kw/7000rpm |
最大トルク | 33N・m/5500rpm |
これを見たら、CRF450Lの最大トルク発生回転がXR400に比べてもやたら低い事が解る。
お世辞にもビンビンエンジンとは言いがたいND08よりさらに最大トルク発生回転数が低い。
ミニバンのエンジンみたいな最大トルク発生回転=3500rpm。
まるで無理矢理出力を絞ってるかのような印象。
何かを隠してそうな、そんな印象。
特に根拠は無い。
印象、の話だから。
最大出力発生回転時のトルクを計算したら約23N・m。
ND08の場合の約30N・mと比べても随分落ち込んでる事が解る。
何かを隠してそうな、そんな印象。
特に根拠は無い。
印象、の話だから。
出力(kw) = 2π x トルク(N・m) x 回転数(rpm) / 60 / 1000。
ベースと成ったCRF450Rのエンジンは、最大出力発生回転は9500rpm前後、最大トルク発生回転は7500rpm前後と割と普通。
何かを隠してそうだね、ホンダは。
そんな印象。
重ね重ね、特に根拠は無いけれど。
なお、エンジンはCRF450Rがベースと言えども、ヤンマ誌によればエンジンの中身は随分違うみたい。
ピストンは明らかに別物。
バルブタイミングも違うってんだからカムシャフトも別物。
SOHCだからそりゃそうなんだけど。
記述は無いけど普通に考えたらヘッドも別物。
その他もあれこれと別物。
と言う訳であちこちがCRF450Rとは別物だけど、でもボアXストロークは共通なので、燃料噴射と点火の制御さえどうにかできたらワンチャン有るかも....さてどうだろう。
コンロッド、或いはコンロッドのスモールエンドが共通ならワンチャン有るかも知れない。
興味の有る方は、129万6000円+諸費用を用意してワンチャンに賭けてみよう。
カタログスペックはセローに毛が生えた程度のエンジン出力だけど、もしかしたらコイツはとんでもない魔力を秘めたバイクかも知れない。
ホンダの秘めたる狂気と魔性に興味有る方は、ワンチャンスに賭けてみよう。
何をどうしようとも、結局24馬力からどうにも成らなかったらそりゃスマンかったねと言っておく。