CRASHって何だ

この前書いたSHARPはご存知な方も多いだろうけど、CRASH(Consumer Rating and Assessment of Safety Helmets)についてはあまりご存知で無い方も多いかも知れない。

これは、ヘルメットの安全性テストを行ってるオーストラリアの団体。
SHARPがイギリスの運輸省なのに対し、こちらのCRASHは民間の団体。
ニュー・サウス・ウェールズ州交通局、交通事故委員会(TAC)、オーストラリア保険グループ(IAG)から資金援助を受けながらも、あくまで民間の団体として独自にテストを行ってる。

テストして結果を公表してるだけで、何かしらのお墨付きや認証を与えてる訳では無い。
暮らしの手帳ヘルメット版inオージーって思えば概ね間違いは無いかと。
ん、まぁ概ね。

テスト結果はSHARPと同様に製品ごとに、そしてより詳細に公表される。
こんな具合に。

  • Energy reduction in a higher speed crash on a flat surface (ヘルメット上面 高速)→30%
  • Energy reduction in a higher speed crash on kerb surface (ヘルメット側面 高速)→15%
  • Energy reduction in a lower speed crash on flat surface (ヘルメット上面 低速)→15%
  • Helmet’s ability to minimise the rotation of the helmet in a crash (回転のし難さ)→15%
  • Helmet coverage(保護範囲)→ 10 per cent
  • Oblique impact energy management (斜め方向)→15%

(2017年以降のテスト項目)

また、快適性の評価も行われる。

ベンチレーションやシールドの曇り難さに加えて防音性もテストされるんだって。

これらが全部公表されるのだ。
メーカーに取っては恐ろしい話だけど、ユーザーに取っては有意義な話だろうと思う。
メーカーからしたら堪ったものじゃ無いだろうけど。

また、SHARPとは異なり、オープンフェイスやオフロードヘルメットもテスト対象と成るのもCRASHの特徴。
アライならモトクロス用のVクロス(VX-Pro 4)とツアークロス(XD-4)もその対象だ。

なおここでもハーフタイプのヘルメットはテストされない。
あんなのテストするだけ無駄無駄無駄ァって判断だ。

アライこそが世界の頂点で有る!
アライこそがこの世のモーターサイクル用ヘルメットの最高到達点で有る!

と、幼少期よりアライしか被ってこなかった、ほぼ被って来なかった私も含めて、そう信じて止まない丁寧に教育された敬虔なるアライ信徒の皆様には少々ほろ苦い結果が目の前に叩きつけられるかも知れないけれど、まぁこれも一つの結果として黙って受け入れよう。
あくまでテストなのだから。
あくまで一定の条件におけるテストの結果なのだから。
youtubeで良くあるようなトンカチでブン殴るテストよりは遥かに正確だろうけど。

ともあれテストはあくまでテスト。
このテスト結果を信じて実はアライのQV-Pro(日本名アストラル)よりも総合で好結果だったHJC TR-1を買うのも、それでもやはり頑なにアライを被り続けるのも、それはアナタの自由だ。
私?
そりゃ言わずもがなって奴ですわ、お客さん。

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