ネジの方言-2

海外製のドライバー。
フィリップスなんて呼ばれる海外製のプラスドライバーと、日本製のプラスドライバーでは違いは有るのだろうか?って話。

と言う訳で、今回はそれぞれの規格を見て行こうかと思う。
個体差は別として、この規格に違いによって合う合わないの判断は出来るかと思う。

プラスドライバー先端部分の規格は、日本工業規格ならばJIS B 4633(H形)、国際標準化機構制定の規格ならISO 8764-1

日本工業標準調査会がおっしゃるには、著作権で保護されるから閲覧だけならオッケーよ、との事。
お客サン、見るだけヨ!って事なので、自分でざっくりと描いておいた。

0313sdr

 

JIS B 4633(H形)

#1

JIS B 4633(H形)

#2

JIS B 4633(H形)

#3

JIS B 4633(H形)

#4

A1 26°30′ +15′ 26°30′ +15′ 26°30′ +15′ 26°30′ +15′
A2 18°  ±1° 18°  ±1° 18°  ±1° 18°  ±1°
A3 92°  +1° 92°  +1° 92°  +1° 92°  +1°
G 1.270±0.15 2.286±0.15 3.810±0.20 5.080±0.20
L 2.5(最小値) 3.7(最小値) 5.2(最小値) 7.6(最小値)
D 5 6 8 9

 

ISO 8764-1

#1

ISO 8764-1

#2

ISO 8764-1

#3

ISO 8764-1

#4

A1 26°30′ 26°30′ 26°30′ 26°30′
A2 19° 19° 19° 19°
A3 92° +30′ 92° +30′ 92° +30′ 92° +30′
G 1.30 2.31 3.84 5.11
L 2.78(最小値) 4.37(最小値) 6.74(最小値) 8.34(最小値)
D 4 or 4.5 6 8 10

ISO 8764-1が十字穴付きねじ用のスクリュードライバ-第1部:ドライバ先端部の規格。
ISO 8764-2はドライバーのシャンクの規格。
ISO 2351-1/ISO 2351-2は、それぞれマイナスとプラス、つまりslotted head screws用とcross-recessed head screws用のドライバービットの規格だ。

特に用事は無いけど興味の有る物好きな方は日本規格協会からお買い求めを。
https://webdesk.jsa.or.jp/
ねじ回しの先っちょの寸法を知るために、15000円も支払う物好きな人が居れば、の話だけど。
そう、情報ってのはタダじゃ無いんだよ。
マンモス追いかけてた頃から21世紀の今に至っても、変わらず情報には対価が必要なのだ。

十字穴=要するにビスの頭の十字の溝についての規格は、JIS B 1012 / ISO 4757-1983
興味の有る方はこちらも勝手に調べて頂きたい。
JISならタダで見れるしね。
ん、時にはタダで手に入る情報も有るもんだ。
サンキューJIS!
ちょい見難いのはスマンかった。

良く見ると細かい数値は若干だけ違うのは確かだけど、規格の上では殆ど微粒子レベルの差しか無いJISとISO。
でもほんのちょっとの、合うor合わないが時に起こりえるのは紛れも無い事実。
同じ規格のビスやドライバーであっても、製造会社差、製造国差、製造年代差、等が微妙に影響してるのだろう。
同じ大阪弁でも河内と泉州では言葉が異なる部分が有る様に、ネジにも方言が有るのだろう。
製造メーカーや生産国によってちょっとだけ角度がキツいとか緩いとか、ちょっとだけ幅が広いとか狭いとかって。

私の場合、日本製のビスとアメリカ製のドライバーはいまいちしっくり来なかった経験が有る。
青森弁と鹿児島弁が随分と違うように、ドライバーとビスの製造元の距離が離れたらほんの小さな差が意外とバカに出来ない差と成るのかも知れない。

で、結局の所、所謂フィリップスと呼ばれるISO 8764-1のドライバーと、JIS B 4633(H形)のドライバーとでは違うのか?
海外のビスには海外のドライバー、日本のビスには日本のドライバーしか適合しないのか?
って件は....
さぁ?どうだろうね??
としか私は言いようは無いので、後の判断は皆様にお任せしておく。

ん、まぁ色々有るんじゃないの。
合う時も合わない時も。
健やか成る時も病める時も、生きてりゃ合ったり合わなかったりなんて事は色々有るもんさ。
と、適当に投げっぱなしにしながら、終わり。

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終わりと書きつつ実は続く。
そう、実はまだこの話はもうちっとだけ続くんじゃ。
次回かどうかは解らないけれど。

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