MotoGP 2020ルーキータイトルの行方
色々と有った今年のMotoGPクラス開幕戦。
マルケス(兄)の何度も見た光景。
焦って焦って焦りまくっての自滅と言う、最悪の展開。
コースアウトからあそこまでの追い上げは、見てる方からしたら関係者や親父を除いては楽しかったのだけど、やっぱり無茶が過ぎた模様。
今の時代でも、無茶して制御を最大まで緩めるとハイサイドは起こすもんだ。
Sometimes things don't go as you expect but the most important thing is to get back up and move on. I hope you enjoyed the comeback! Now I'll have an operation to fix the fracture of my right humerus. I promise you all that I will come back as soon as possible and even stronger?? pic.twitter.com/5FCIamVZLx
— Marc Márquez (@marcmarquez93) 2020年7月19日
無茶の代償はあまりに大きすぎた。
ちなみに火曜日に、WUPでクラッシュして手首を折ったクラッチローと仲良く手術。
今週末のヘレスは2人のホンダライダーは仲良く欠場と成りそう。
下手すると次のチェコも。
ともかく、超タイトスケジュールでレース数も少ない今期。
欠場はタイトル争いに非常に大きく響くので、ホンダに取っては最悪の展開。
ちょいヤバイ、ヤバイよヤバイ。
さて、2020年のルーキータイトル争い。
スペインGP | 総合 | ||
Álex Márquez | Honda | 12(4pt) | 4 |
Brad Binder | KTM | 13(3pt) | 3 |
Iker Lecuona | KTM | – | 0 |
今年はこの3名。
マルケス弟、アレックス・マルケス。
コーク・バリントン以来の南アフリカ人ライダー、ブラッド・ビンダー。
意外とイケる男、イケル・レクオナ(20歳)
この3名。
初日から終始一番後ろ辺りを走ってたアレックス・マルケスだが、決勝ではちょっとずつ上げて12位。
早くも4ポイント獲得と幸先良いスタートを切った。
なんせフル参戦して1ポイントも獲得出来なかったライダーも居るのだから、緒戦でポイント獲得はグッジョブだ。
ただ、同じチームからデビューしたお兄ちゃんは、初年度でチャンピオンに成ったので、中々評価も辛く成ってしまうのも仕方無いか。
ポルやルカ・マリーニのように、(弟)と呼ばれない日が来るように、Álex Márquezと検索しても(兄)は一緒に出てこないように、成績と共に存在感を上げていくしか無い。
ああ、ポルはあんまり(弟)とは言われて無いか。
(兄)の方は....まぁアレとして。
と言う訳で、ド本命のアレックス・マルケスが、現在の所はトップ。
なんせ史上最強のレプソルホンダに乗る昨年のMoto2チャンピオン。
単なる縁故採用では無い凄いライダーなので、再び同じコースを走る今週末のヘレスではもうちょい上の方へ行ける事を祈りたい。
上の二人が仲良く骨を折ったお陰で、我らが中上君と共に、ホンダの栄光は二人の肩にドッシリと乗ってるのだから。