メガドラは普通か貫通か?

何度も書いてるけれど、+ドライバー=正しくはフィリップススクリュードライバーはメガドラしか要らないと思っている。
ラチェットハンドルなら、軽いのから重いの、ギア数の多いのから少ないのからと選択肢は何時か有るけれど、ドライバーは他にいらんやろと思ってる。
メガドラさえ有れば、他には何も要らないよ。

 

悩ましいのは、メガドラには普通と貫通が有るって事。
どっちが良いのかは、さてどうだろう。

何にしても、スタイル次第。
パソコンにしても、スキーやスノボにせよ自動車にせよ。
誰にとってもベストな選択は無く、その人のスタイルによってベストなのは変わってくる。
R35がベストな人も居れば、中古のフリードスパイクがベストな人も居るのだから。
それはドライバーに取っても同じ。
たかだかねじ回しでも、その人のスタイルによってベストな選択は違って来る。

要するに、貫通ドライバーを使うスタイルか、使わないスタイルなのかって事。

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貫通ドライバーの基本的な使い方の一つは、ちょいナメそうなネジの頭に当ててハンマーで叩いてネジの頭に食い込ませる使い方。
中古バイクではネジの頭が潰れたり軽くナメでるのも珍しくないので、これでドライバーの食い込みを復活させてどうにか緩める事が出来る場合も有る。

そしてもうひとつは、ハンマーでコツコツ叩きながら緩める使い方。
グリップを握って、半時計周りにグっと力を入れながらハンマーで軽く叩く。
ハンマーで軽く叩きながら回すってのが正しいのかな。

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同じような使い方するドライバーにショックドライバーってのが有る。
ビットを差し込んで尻を力一杯ブっ叩くドライバーで、叩いた衝撃で左にちょっと回る構造をしてるドライバー。
右にも回せるけれど、締める時に使ったりはしないよ。

これらの使い方の違いは叩き方。
と言っても私の場合なのだけど、貫通ドライバーの場合はショートストロークで何度も軽くカンカンカンカンと叩きながら回すのが多い。
あくまで私の場合、なのだけど、叩いた衝撃でどうこうというよりも、カムアウト=浮き上がりを防止するのを第一に考えてるので、カムアウトが起こらない程度の強さで連打するのがイイんじゃ無いかと。
回し続けながら軽く叩き続ける。
軽く叩き続けながら回す。
これが貫通ドライバーの使い方。
私の場合はね。

一方でショックドライバー。
これは、大きめのハンマーで一撃くわえてやるのが正しい使い方。
小さなプラハンでコツコツ叩いても意味は無い。
相手が壊れない程度の力で、ガッシャン!とブン殴るのが正しい。
スクーターのエンジンのカバー類とか、少々ブン殴っても壊れない箇所は、力一杯ブン殴ってやるのが良い。
大統領でもブン殴ってやるぜな勢いでブン殴るのが正しい。

 

でも、これらは基本的にどっちも使わないのは、普通のドライバーで緩まないなと判断したら、無理してナメる前にすぐに電動かエアインパクトに持ち変えてるから。
熱の影響が無いならバーナーで熱してから。
腐ったバイクは最近は触る機会は無いのでケミカルはあんまり使わない。

だから、普通のドライバーで何も困らないのでわざわざ貫通なんて使わないんだけど、改めてこの前久しぶりにメガドラ貫通を買って以来あれこれ使ってみたら、これはこれで1本は持ってても悪く無いんじゃ無いかなって思った。

 

貫通の一番の特徴はこのお尻部分。
通常、ここはハンマーを当てることも出来るように作られてるのだけど、意外とこのドライバーのお尻部分で相手を叩く事も出来る。
組み立て家具のダボだったり、エンジンのダウエルピンだったり、通常は指で入れるのだけど、ちょいキツいなと感じたらこれでコンコンって優しく叩いてやれば直ぐに入ってくれる。
キャリパーやマスターシリンダーのエア抜きする時や、キャブがオーバーフローした時にも使えそう。
オーバーフローが叩いて直る事は滅多に無いんだけど、まぁタマには有るからね。
何かの拍子に閉まりが悪かったのが、叩く事で直る、って事も。
まぁタマには。

本来は叩くべきではない、でもちょっとだけ叩いてやりたい、でも普通のドライバーの柄ではパワー不足かもね。
そんな時には、これは意外と便利かも知れない。
ボルトの緩みを点検出来るかどうかまでは定かじゃ無いけど。

 

ちなみに、メガドラ普通とメガドラ貫通の違いは、この根元部分にも有る。

普通は滑り止めのギザギザ、貫通はより回転力を上げる為に10mmレンチの掛けれる六角シャンク。
片手でグリップを握って、片手で六角部分にセットしたレンチを握って、片手でハンマーで叩く、なんてのはアシュラマンでも無ければ中々難しいのだけど、凶悪に締まったビスを相手にするなら、ちょっと便利に使えるかも知れない。

でも、このメガドラ普通のギザギザローレット加工はかなり凶悪に刻まれてるのだが、これが非常に使い易い。
メガドラ貫通にも是非とも刻んで欲しかったんだけど、残念ながらローレット加工は無し。

先端は定評の有るニュージョーズフィット。

ビスとの相性にもよるのだけど、尻の重いメガドラでもこれくらいに保持してくれる。
凄いやメガドラ。

ちなみに、同サイズのメガドラP2x100の重量は、メガドラ普通が約90g、貫通が約160g。
貫通はかなりズッシリ来るので通常はやっぱ普通でイイかな、って思う。
まぁ結局それですわ。

ただ、どっちにしてもメガドラは素晴らしい。
それだけは言える。
言い切れるさ。

 

と言う訳で、貫通ドライバーを使うスタイルの方は貫通を、そうじゃ無いスタイルの人は普通を。
ともかく、メガドラさえ有ったら他は別に要らないのは言い切れる。
言い切れるさ(個人の感想です)

 

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MOTOR CYCLE

Posted by tommy