遠ざかる背中を見送って

 

アマゾンプライムビデオでZガンダム、そしてどうにかこうにかガンダムZZを見終えた私は、再びこの映画の再生を試みた。

0918vince

ダヴィンチコード。
トムハンクス主演の名作映画だ。

過去に二度程見た事はあるこの映画。
そして二度とも途中で置いてけぼりにされ、何やってんだか解らなく成ったこの映画。
デュラララ!!と同じく、物語途中で千切られた苦い記憶の有る映画。
2016ツール・ド・フランス第8ステージのキンタナの気持ちが良く分かる、そんな千切られ気分を猛烈に味わった映画だ。

なぁに、集中して見たら大丈夫さ。
アーサー・C・クラークの宇宙の旅シリーズは、3001年終局への旅まで読みきった私。
ダヴィンチコードごとき、たかが2時間ちょいの映画ごとき集中すれば。
フフフ。
フフフフ.....
えっと.....

そんなまたしてもの敗北感を軽く味わいつつ、何となくチャンネルをパッパパッパ変えてたら、朝からMotoGPが放送されていた。
2013年のアラゴンGP。

覚えてる人は覚えてるレースだろう。
マルケスがペドロさんのマシンにほんの軽く接触しトラクションコントロールのケーブルを切断して、いきなりペドロが謎のハイサイドで吹っ飛んだあのレース。
覚えてる人もきっと多いだろう。

そして破竹の勢いのマルケスは、砕け散ったペドロを尻目にロレンソを抜いて優勝した事も、覚えてる人はきっと覚えてる事だろう。

だが、この日のレース。
先頭を行くマルケス、そしてちょい後で安定走行を続けるロレンソの後の3位争いを覚えてるだろうか?
ラスト2ラップまで続いた、熾烈で激烈な3位争いを。
ロッシ、ブラドル、バウティスタの熾烈で激烈な3位争いを覚えてるだろうか?
ちなみに私は記憶の片隅にすら無かったよ。

最終的に、ブラドルとバウティスタがいちゃいちゃと争う間にロッシが抜け出して3位をゲットしたものの、ラスト3ラップまではバウティスタがロッシの前を抑える展開だった事を覚えてるだろうか?
私は毛程も覚えて無かったよ。

今や2桁フィニッシュが何時もの場所なこの二人。
10位に成ったらグッドリザルト!等とヌルい事言われる立場のこの二人。
上位陣は彼ら前方の遥か彼方。
下手したら、後見たらマルケスが居そうな位置を走る二人。
来期はバウティスタはドゥカティサテライト、ブラドルに至ってはSBKへとさようならするこの二人。

でもこの時期くらいまでは、ホンダサテライトだったこの二人も、トップ3~5くらいにはちゃんと着いていけてたのだ。
今や昔の話だけど。

きっと周囲のみんなは思ってただろう。
マシンさえ、マシンさえもうちょっとマシならもっと戦えただろうと。
いや、せめてブレーキが他のみんなと一緒だったらとブラドルは。
バウティスタにいたっては、サスペンションもみんなと一緒だったならばと。

きっと本人は強く思い、きっと周囲も強く思ってた事だろう。
ショウワとニッシンの人はどう思ってたかは知らないけど。

3位表彰台2回を含み、ランキング5位で終えた2012年。
翌2013年は、リタイヤも有ったが完走したレースは全て一桁でフィニッシュし、さらにロレンソを撃墜すると言う結果を残したバウティスタ。
トップクラスとは言えないものの、それでも上位にはちゃんと着いていけたバウティスタ。
心機一転ドゥカティを駆る来期は大いに期待したい。
遠くなる一方の、小さくなる一方の上位陣の背中が、今より少しは大きく見えるようにと。

0918bautista

震えろビニャーレス。
次のターゲットはお前だ!

対ヤマハ巡航ミサイル:アルバロ。
ロレンソ、ロッシと二人のヤマハ機を撃墜した実績抜群の高性能巡航ミサイル。
その恐怖は来期再びヤマハを襲う。
巡航ミサイルは、弾ける笑顔を浮かべながらマーヴェリックに襲い掛かる!
かも知れない。

前に塾講師をしてたときに受け持ってた生徒さんがいる。
利発で素直で飲み込みの早い、本当にイイ子。

正直、特に塾に通わなくたって志望校には通るよなぁって評価だったので、主にはより効率的な問題の処理とか計算方法だとか、学校の授業の受け方なんてのを教えてた気億が強い。
分数の足し算から始めねばならない生徒はそれ以前の問題なのだが、そもそも塾来なくたって通るよなぁって学力だったので効率化アップが効果的だ。
勿論通常のルーティングもこなしつつだけど、主にはより効率的な、下品な言い方したら要領の良い方法を教えてた気億が強い。

ある程度以上のベースの学力があれば、ノートの取り方から問題の処理方法等の効率アップは成績アップに重要なポイントだ。
って事が、当時解ってたら良かったんだけどなぁ、なんて話は今更の事だ。
その当時それが出来てたら良かったんだけど、それが出来たらみんな苦労しないわなぁって。
まぁ今更の話だね。

ともかく、本人の頑張りで志望校へ無事進学して現在は高校生。
もっかの目標は国立大学への進学。
まだまだ勉強の日々は続く。
高校生も大変だ。

で、その高校生が、もう塾講師はしてないけれど時折我が家へ時折やってくるのだ。
教科書と参考書を持参して。
クッキーやケーキなんかも持参して。

まともな塾にも通ってるし学校でもちゃんと勉強してるので特に私が教える事なんて何も無いんだけど、お茶飲みながら世間話しつつちょこちょこっと予習と復讐とをしている。
勿論、別に金貰ってる訳じゃ無い。
単なる世間話に毛が生えた程度だし。
毛の生えた世間話してる程度のこった。

ただ、物理と数学だけと言っても、そろそろ正直スマンかったな状況が垣間見られる昨今。
塾で教える上で、高校受験問題はちゃんと理解出来る程度には必死に成って勉強したので問題は無かったものの、ノー勉強な高校数学は正直荷が重い。

いやぁ、難しいっすね。
世界史教えろって言われるよりは幾分はマシでは有るけれど。
ファーティマ朝だのセルジューク朝だの言われても知らんわ。

もっとも、その高校生も真っ当な塾に通ってるので、別に私に勉強教わろうなんて無茶な事は考えて無いだろうけど、教科書を開く度にダヴィンチコードを見た時と同じ感情が湧き上がってしまうのだ。
高校数学においてけぼりにされてる、そんな気が猛烈に。
教科書を開くたび、その背中が遠ざかり小さく成るのを大いに感じるのだ。
ああ、置いてけぼりにされてるわ....

まぁ、難しい事は誰かに任せて私は世間話担当でイイかって思う。
勉強は学校の先生と河合塾に任せた。

ちなみに、ファーティマ朝とは西暦909年~、主に北アフリカでシーア派が建国したイスラム王朝。
北アフリカの地中海沿いに、西は現在の西サハラとモロッコ~シリア、紅海沿いのサウジアラビアとスーダンがその支配下地域。

セルジューク朝は、ほぼ同時期にイランを中心にトルコ~タジキスタン、キルギスまでの範囲に広がった、テュルク系遊牧民族が創った王朝の事だ。

解ったかな?
私には何のこっちゃかサッパリだ。

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