二輪噺

奥様ライダーズ小話ブログ

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バイクを落としちゃいけません

   

 

『ラダーレールを失くした』

そんな連絡を受けたのは昨日の午後の事。
この前書いたように、北海道に私のセロー積んだ私のハイエースで行ってる人からの連絡。
ラダーレールを失くしたらしい。
....ラダーレールなんて、自転車の鍵みたいに簡単に失くす物なの??
私の人生において初めて聞いたフレーズだ。

 

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ラダーレールってのはこんな奴。
トランポにバイクを積む時に使うスロープの事。
木の板や建築用足場板でも積めるのだけど、勿論専用品に勝る物は無い。

アルミブリッジと呼ぶ場合も有るが、傾向的にこちらは主に農作業車両等に使われるタイプにそう呼ばれる。
傾向的に。
モノは特に違い無い。
でも4輪車両に使えるよう2枚セットで販売される場合が多い。
バイクなら1枚で事足りるが、積み込みの容易さを考えたら2枚有るのに越したことは無いので、実は2枚有ったらこれが意外と便利なのだ。
一枚をバイク用、もう一枚を積み込む人の足場用に使うと、特に重いバイクを積む際に結構使いやすい。
2枚も持って行くの邪魔だけど。

 

材質は鉄かアルミ。
鉄は強いが重い。
アルミはそこそこ軽いが少々心もとない場合も。
アルミしか買った事無いけれど、別に軽量である必要なんて特に無いので鉄も悪くないと思う。

 

形状は、折りたたみ型と非折りたたみ型。
真ん中で折れるタイプは全長も長く作れて使いやすいが、その分強度には少々不安有り。
重いバイクを積む人は、出来るだけメーカーの明記されたラダーレールをお買い求め頂く事をお勧めしたい。
大型ツアラーなんて積むならば、数千円で売ってるノーブランド品のラダーレールではヘシ折れても知らないよ。

折りたたみ出来ないタイプは、強度は高いが長さに限界有るのでどうしても短くなる。
ラダーが短くなると傾斜が急に成るので重いバイク積むのは結構大変。
重い分には誰かに手伝ってもらうか、お勧めしないけどエンジン掛けて半クラで登る手は有るけれど、短いラダーレールだと頂上の角度が急に成るので、ロード用バイクならお腹を擦る場合も有る。
アンダーカウルが付くバイクや、ホイールベースが長くて車高の低いアメリカンや改造スクーターはちょっと問題となる事も。
ゼファー1100に集合組んでる人も、亀さん化の可能性は非常に高いのでご注意頂きたい。
その昔、ゼファー1100で亀さん化した私からのアドバイスだ。
ラダーレールの上で250kgオーバーのバイクが立ち往生したのだから。
どうしたもんかと非常に困ったよ。

この亀さん状態はちょっと深刻なので、もしアメリカンをトランポに積む機会が有る方は、出きるだけ長いラダーを使う事をお勧めしたい。
アメリカンを頻繁にトランポに積む人がどれだけ居るのかは何とも言えない所なのだけど。

 

さらには真っ直ぐタイプと湾曲タイプとが有る。
真っ直ぐタイプは脚立のように、その名の通り真っ直ぐ。
湾曲タイプはこれまたその名の通り湾曲してる。

モトクロッサーやトレールならどっちでも関係ないけれど、ロードレーサーやアメリカンなら湾曲タイプを使うのが良いかと。
上記した通り亀さん状態はちょっと深刻なので、ロードレーサーやアメリカンを積むなら亀さんに成りにくい湾曲タイプの方が安心だろうと思う。
でも真っ直ぐタイプの方が積みやすいので、基本的にモトクロッサーにしか使わない私はもっぱら真っ直ぐタイプを使ってる。

 

そして、ラダー本体に耳がついてるかどうか?
脱輪防止用に両サイドに段差なりガードなりが着いてるラダーレールは安心感が違うので、出来たら耳つきが望ましい。
慣れたら落とす事は無いけれど、慣れてもやっぱ耳つきが安心だと思う。

まぁ気分的に安心なだけで耳が有っても油断してたら簡単に落ちるけど、耳なんて無くても油断してなきゃこれが実はそうそう落ちない。
結局、使う人次第ってこった。
身も蓋も無い話だけど。

 

車に掛ける部分は爪付きか爪無しか?

軽トラなんかは迷う事無く爪付きが使いやすいが、ミニバンなんかだと車がボロボロに成って奥さんにブチ切れられる、と言うかそれ以前にラダーを掛けれない恐れも有るので、爪無しが無難な場合も有る。
その辺はトランポ次第。

 

と、まぁそんな具合に一口にラダーレールと言っても幾つかの選択肢が有るのだけど、冒頭で『失くした』って言ってたラダーレールは楽天なんかで数千円で売ってるどうって事の無いラダーレール。
おじいちゃんがガダルカナル島で迫撃砲をトラックに積むのに使ってた、なんて物語は特に無い。
何の変哲も無い、ネットでちょいちょいって買える普通のラダー。
メーカーさえも解らない。

だが、そんなノーブランドの正体不明なラダーレールでも、有るのと無いのとじゃ話は全然違う。
ホームセンターで売ってる木材でもバイクを積む事は可能だけど、やっぱりラダーレールのそれには敵わない。
当たり前だけど使い勝手と安心感は随分違う。
そりゃそうだ。

なお、物理的には板の幅は3cmも有ればバイクを積む事は可能だけど、2×4 (38mm×89mm)の木材で積むのはお勧めしかねる。
森田健作のように真っ直ぐ一直線に生きてる人でも、2×4 の木材でバイク積もうとしたらきっと落ちるので止めた方が良いと思うな。

最低でも2x6。
2x8なら尚安心だけど、そんな木材を買うくらいなら楽天でラダーレール買った方がきっと幸せに成れると思う。
建築用のアルミ足場板も同様に。

 

と、まぁそんな訳で、どこでどうやってラダーレールなんて失くしたのかは知らないけれど、北海道にはアストロプロダクツは勿論、ストレートだって、そしてファクトリーギアだって店を出してる。
にりんかんだってライコランドだって有るので、適当なラダーを買って欲しいと思う。
木材で無理して積もうとして、人のバイクを落っことしてくれるなよと、私は切に願うばかりだ。
そりゃなんせ私のセローなのだから。
セローなら落としても大して壊れないけど、そう言う問題じゃ無いのだよ。
そう言う問題じゃ。



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