サイクルルーフキャリアは用途に合わせて選ぼう-その1

2017年2月28日

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現在、サイクルキャリアをちょいと探している。
目的は北海道に行く為。
実際、まだバイクで行くのか車で行くのか車に自転車積んで行くのかと、その根本的な所は未定なのだけども、有れば有ったで何かと便利なので、ちょろっとルーフ積み用のサイクルキャリアをまとめてみた。

1.フォークマウントタイプ

https://www.thule.com/ja-jp/jp/bike-rack/roof-bike-racks/thule-thruride-565-_-565000

見たとおり、フロントフォークで固定するタイプのキャリア。
フロントホイールは別に車内、もしくは専用のマウントを別途購入してルーフに付ける事と成る。

なお、フロントホイールを積み忘れたら悲惨な事に成るので十分注意しよう。
その昔、モトクロッサーのフロントホイールを積み忘れて気絶しそうに成った私からのアドバイスだ。
軽のワゴンに積むときにモトクロッサーのフロントホイールを猫車（工事用一輪車）のホイールに付け替えて積みやすくするんだね。
車高がぐっと下がるので、フォーク縮めたりなんて事もしなくても無理なく積めるように成るんだ。
で、ＹＺのホイールを積むの忘れたんだね。
水着来て学校行ったは良いけど、パンツ持って行くのを忘れたのと同じくらいに悲惨な出来事。
うっかりさんだね。
あらやだ。

代表する各社製品

●Thule ThruRide 565（スルーアクスル対応）

●Thule Sprint XT（スルーアクスル非対応）

●INNO マルチフォークロック INA392（スルーアクスル対応

●INNO マルチフォークロック3（スルーアクスル非対応）

●Terzo EC21（スルーアクスルはオプションで対応）

＝メリット＝

・フロントホイールを外すので若干重心は低く成る。
・同様にフロントホイールを外すので、屋根に積むのが少しだけ軽い。
・フレームで固定しないので、カーボンや薄肉アルミフレームでも安心。

＝デメリット＝

・外したフロントホイールが邪魔。
・フロントホイールの脱着が面倒。
・スルーアクスルには非対応、またはオプションが必要な場合がある。
・フルカーボンフォークはエンド部分に若干の不安が有る。

スルーアクスルってこんな奴。
ディスク化を契機にロードでも良く見かけるように成ったタイプ。

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ちなみに『カーボンフォークはエンド部分に若干の不安が有る』とは、クランプで締め付けた際のエンド部分の強度の問題。
フォークエンド部分までがカーボンの場合、その部分にクラックが入る可能性も捨てれない、と言う意味。
何かしらの機構で締めすぎない構造に成ってればまだマシだが、どんどん締めれるタイプのキャリアはちょっと注意したい。
締めすぎなければ良いのだけど、車の屋根に自転車積んで、それをフォークのネジ1本で固定しようってんだから、何時もより余計に力入るのは人の性って奴だよ

Thule OutRideでは明確にフルカーボンフォークへの使用が禁止されているこの問題。
特に明記されて無い場合でも、フォークエンドまでカーボンのバイクを積む際は少し頭に入れておいた方が良さそうだ。
エンドがアルミのフォークなら問題無い。
エンドまでカーボンだけど、クランプ部分にアルミが埋め込まれるタイプもまぁ大丈夫みたい。
勿論、フォーク自体が折れるなんて心配は要らない。
車に積んで走るだけで折れるようなフォークの自転車なんて怖くて乗れないわ。