フェリーか高速か
[adsense]
神戸から高松へ向かう場合の一般的な選択肢は2つ。
一つが神戸港から高松港への海路=ジャンボフェリー。
そしてもう一つはそりゃ勿論高速道路。
神戸からなら本州四国連絡橋ルートが一般的。
岡山から出る四国フェリーや広島のしまなみ海道、和歌山の南海フェリーや大分から愛媛に渡るルートも有るが、余程の用事が無い限りは通常神戸からならジャンボフェリーか高速道路を使う。
さてどっちがベストチョイスなのか?
ジャンボフェリーと高速道路とのコストを比較してみよう。
条件は以下の通りだ↓
・大人1名
・高速道路は阪神高速京橋~明石海峡大橋~大鳴門橋~高松中央までのルート
・フェリーは指定席等は含まず
・フェリー深夜便は午前1時の第一便を指す
・ガソリン代、食費、SAでのお団子代等は含まず
・往復割引、事前予約割引などは含まず
[adsense]
平日午前出発の場合
高速道路 | ジャンボフェリー | |
自動二輪 | 4,660円 | 2,000円(125cc超)+1,490円(大人1名) |
軽自動車 | 4,660円 | 4,490円(運転手を含む)+300円(燃油サーチャージ) |
普通自動車 | 5,620円 | 4,990円(運転手を含む)+300円(燃油サーチャージ) |
平日深夜出発の場合
高速道路 | ジャンボフェリー | |
自動二輪 | 4,210円 | 2,000円(125cc超)+1,790円(大人1名) |
軽自動車 | 4,210円 | 4,790円(運転手を含む)+300円(燃油サーチャージ) |
普通自動車 | 5,080円 | 5,290円(運転手を含む)+300円(燃油サーチャージ) |
土日午前出発の場合
高速道路 | ジャンボフェリー | |
自動二輪 | 3,750円 | 2,000円(125cc超)+1,790円(大人1名) |
軽自動車 | 3,750円 | 4,790円(運転手を含む)+300円(燃油サーチャージ) |
普通自動車 | 4,550円 | 5,290円(運転手を含む)+300円(燃油サーチャージ) |
土日深夜出発の場合
高速道路 | ジャンボフェリー | |
自動二輪 | 3,750円 | 2,000円(125cc超)+2,090円(大人1名) |
軽自動車 | 3,750円 | 5,090円(運転手を含む)+300円(燃油サーチャージ) |
普通自動車 | 4,550円 | 5,590円(運転手を含む)+300円(燃油サーチャージ) |
ややこしいのは、高速道路もジャンボフェリーも、出発時刻や土日or平日かで料金が違ってくるって点。
そして小銭にうるさい人を悩ませるのが、高速道路は土日深夜が安く、フェリーは平日昼間が安いと言う逆転が起こってる点だ。
この逆転価格設定が少々ややこしい。
二輪車や自転車には燃油サーチャージは加算されない。
ただしこれは大人1名の場合。
フェリーの場合同乗者1名につき1,490円~2,090円が必要なので、ミニバンに大人8人乗りなんて難民みたいな旅をする場合はかなりの額に膨れ上がってしまうので要注意だ。
バイク1人乗りの場合、ガソリン代を考えたらフェリーの方が随分とお得感は有ろうかと思う。
この寒い時期に淡路島や瀬戸大橋を走りたく無いとお考えなら、4時間ほど座ってたら勝手に連れてってくれるフェリーも中々に良い選択では無いかと。
ちなみに、125cc以下の人が神戸から四国へ行く場合、素直にこのフェリーに乗るのをお勧めしたい。
神戸から広島までひた走ってしまなみ海道を走ったり、或いは岡山の宇野港から四国フェリーで渡る選択も有るけれど、大阪~神戸から四国へ行くにはジャンボフェリーが一番現実的では無いかと思う。
なお125cc以下のバイクの人がジェノバラインで淡路島に渡ったら、そこから鳴門海峡を越えて四国へ行く手段はヒッチハイク以外は存在しないのでご注意頂きたい。
ん、やっぱジャンボフェリーがイイと思う。
このジャンボフェリーは、各テーブル各座席にコンセントが常設されている親切設計。
今や電池が切れたら身動き出来ないご時勢。
これは嬉しい心使いだ。
普通の座席、窓際のテーブル席、そして今や新日本海フェリーでも無くなった雑魚寝室に女性専用室に個室(別料金)まで有る。
4時間ほどなのでその辺に座っててもどうって事は無いのだが、その辺はお好みに合わせてどうぞ。
ソファのファブリックからガラスエッチング(サンドブラスト)から、あらゆる所にうどん模様が施され、否が応にもうどん旅情を掻き立てる。
やるな、うどんフェリーめ!
と言う訳で、香川県に行ってきたんだよ、って話は気が向いたら続きを書こうかと思う。
気が向いたら。