オーバーフローはやっぱり運次第

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勿論100%大丈夫なんて言い切れない。
何処の馬の骨か解らない精密部品(笑)にそんな事は言えやしない。

そんな何処の馬の骨フロートバルブの話の続き。

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1個300~400円程の正体不明なフロートバルブ。
スズキ純正の1/3くらい。
カワサキ純正の1/5くらい。
何故だか極稀にCVKが使われるヤマハ純正部品なら1/10くらいの値段だったりする。
ってかヤマハ純正のCVKの部品は高い。
ヤマハでケーヒンのキャブってレアだものね。
誰一人として求めてなかったりもするんだけど。
ミクニでイイじゃん、ヤマハはミクニで。

 

そんな、スタバのコーヒーも飲めないような価格のパーツにあんま期待すんなよって話なのだけど、でも、また同時にコレが100%ダメな部品ともこれが言えないのも事実だったりもする。
ダメだよこんなの、なんて鼻ホジりながら言い捨てるのは簡単だけど、実はこれが意外と意外と使えたりするんだよ。
法的、或いは倫理的な問題では無く、モノとしてダメとは決して言えない。
勝手にこんなのを作って売ってる事自体の良し悪しなんて知らない。

 

私の周りにも結構普通に何年も問題なく使ってる人が多かったりする。
でも同時に半年で漏れた、なんて人も居るので、結局の所は運次第って事なんだろう。
まぁそんな事も有るさ。

ただ、フロートの高さが変わる可能性は高い。
可能性は高いって言うか、ほぼ確実に変わる。
フロートレベルと共に実油面の確認が必須だ。
ん、まぁ純正のフロートバルブでも新品に交換したら大体油面は変わるので、結局は一緒なんだけどね。

 

耐久性は運任せとして、これに交換したらとりあえずオーバーフローは止まる筈。
もしこれで止まらなければ、バルブの受け側の問題。
ってかOリング。
悪いのは大体ココだ。
非常に残念なお知らせ。

 

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ミクニなら固定してるビスを外せば簡単に抜け、そしてこんな具合に普通に一式セットでパーツが出る。
モノによって4500円程するけれど。
4気筒ならここだけで2万円近くイってしまうけれど、ミクニならこのフロートバルブ(ニードルバルブ)一式を交換したら直る。

だが、残念ながらケーヒンのCVKの場合はパーツが出ない場合が多い。
FCRなら出るけれど、CVKは出ない場合が多い。
出るバイクも有るんだけど、このバイクの場合も残念ながら出ない。
その辺が大きな問題だったりもする。

でも、大体はOリングだけ交換してやれば済む話だったりする。
バルブを受ける部分はそうそう減るモノでも無いしね。
だから汎用のフッ素ゴムOリングに交換してやれば良いのだけど、一つの大きな問題はCVKのバルブシートが無事に抜けるのかどうかって事。
バイスグリップ(細)で掴んだら抜けるんだけど、真鍮部品をバイスグリップで掴んだら漏れなくガシガシに成ってしまうのでOリング交換で済ませたい場合はちょっと遠慮したい。
アッシー交換するならそれで構わないんだけど、バルブシートを生かしたいならバイスグリップってのはね。
困った話だ。

 

まぁ、運を天に任せて、この何処の馬の骨か解らないフロートバルブに交換してオーバーフローの確認しようと思う。
運が良ければコレでオーバーフローは止まる筈。
運が良ければコレで当面の問題は解決出来る筈。
結局この世は運次第だ。
私が幸運な人間かどうかは....さてどうだろうね。
それはCVK様にご判断頂こうかと思う。

 

 

MOTOR CYCLE

Posted by tommy