すっかり退化した私とアナタへのバイクナビ

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『ぬ』ってどう書くんだっけ?

と聞かれて、私は思った。
パソコンの普及と共に漢字の書きが出来なくなった人は多いと言われるが、君は遂に人はひらがなまで書けなく成ったのか?
と。

私はトイレに行った後もほぼ確実に水を流せるレベルでしっかりした大人なので、ひらがな位は完全にマスターしていると言い切れる。
世の中、自信を持って完璧にマスターしてるよって事は意外な程に少ないけれども、カタカナとひらがなに関しては、完全に習得してると言って言い過ぎでは無いかと。
ゐもゑも自由自在に。
そうそう使う機会も無いけれど。

だから『ぬ』なんて容易い。
改めて聞かれたら一瞬戸惑ってしまいそうに成るけれど、そんな態度なんて微塵も感じさせずにすらすらと『ぬ』を書く事など容易い。

 

流石にカタカナやひらがなはまだ大丈夫だけど、世の中が便利に成るに連れどんどん退化してるのは、きっと誰しも実感してる事じゃ無いかと思う。
漢字や英単語だけで無く、あらゆる面で時代の進化と裏腹に自分自身が退化してるのを感じる事も多々有るだろうと思う。

まぁ1度快適さや便利さを知ったら、そうそう元には戻れないものね。
温水洗浄便座が当たり前な現在、中々元には戻れない。
トイレットペーパーオンリーな生活には戻れないものね。

もっとも、それはトイレットペーパー世代(TP世代)の人にも言える事で、最近の若者の尻は軟弱だと嘆いてるTP世代のおじさんとて↓に立ち戻る事はきっと不可能だと思う。

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今、若者の知り事情を嘆くおじさんとて、コレ使ってた江戸時代の人からしたらとんだ軟弱野郎に映る訳だ。
鋼のエキゾーストポートを持ってた荒縄世代の江戸時代の人からしたら、TP世代など軟弱極まりないぜと。

 

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時代の進化に慣れ親しんだらもう元には戻れない。
常にその最新テクノロジーの恩恵に加護される訳では無いので、人として有る程度は何時でも立ち戻れるようにはしておきたいのはごもっともだけど、それでもやっぱり進化した技術はお手元に常備させておきたい。
不便な昔に戻りたく無いので、常に便利アイテムは常備させておきたい。
PCで有りスマホで有り、そしてナビゲーションもまた然り。

太陽と星とカリブーの群の動きで地理を把握してた時代の人からしたら、戦後の詳細な紙の地図はとんでもないハイテクノロジーなのだろう。
まさに神の地図と言って差し支え無い素晴らしい道具なのだろう。
だが、GPSが当たり前な昨今においては、紙の地図は少々便利悪い。
自分の居場所が解らないって、本当に困ってしまう。

昔は高速道路のSAで貰った地図だけで何処へだって行けてたんだけど、もはやそんなの今や昔な話。
何処に行くにもナビナビナビな私の生活において、もはやナビ無しでは何処へも....って程では無いけれど、まぁともかく不便な事に違いない。
近所のスーパーや自分の家のトイレならナビは要らないけれど、ちょっと何処かに行くにもナビに頼ってる今の私は、ナビを取り上げらられたら本当に困ってしまう。

やっぱナビは居る。
スマホでも代用は可能だけど、やっぱ専用機に勝る物は無いね。
専用ってだけで3倍は違うのは宇宙世紀における絶対の真実なのだから。

 

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アマゾンでの売れ筋トップ3がこの3機種らしい。
どれもこれもメーカー不明だけど、まぁ細かい事は気にしなくて大丈夫。

共通してるのは、IPX5クラスの防水性能、Bluetooth、ハンドルバーへの取り付けキットが同梱されてる事、遮光バイザーがセットされている事。
真昼間は遮光バイザーが無きゃ何も見えないって事も起こりえるので、バイクナビにはやっぱコレは必需品だろうと思う。
スマホに比べて元々ナビの画面は見やすいのだけど、やっぱ有るのと無いのとではちょっと違う。

スマホはダメだ。
ありゃバイクに付けたら私には何も見えない。
スマホのディスプレイの問題なのか、視力の問題なのか、スモークシールドの問題なのか、ともかく色々やったけどダメだった。
日よけ付きマウントとか、反射防止フィルムとか色々やったけど、やっぱスマホは止めた方が良いってのが結論。
熱の問題も有るし、バイク倒して壊れたり飛んで行ったりしても困るしね。
やっぱナビは専用機に限る。
バイク倒して壊れるのは一緒だけど、スマホを壊すよりはまだマシってもんだ。

使い勝手に関しては良く解らない。
まぁ何だってそれなりには使えるので細かい事はイイじゃないか。
海の中に案内されたり、なんて事はきっと無いだろうしね。
多分。

 

と言う訳で、篠山からの帰りに寄り道したら久しぶりに迷子に成った私は、そろそろいちいち立ち止まってポケットから取り出したスマホで確認する面倒臭い生活から脱却すべく、ハヤブサにナビを付けようかと考えている。
その昔に和歌山の真ん中らへんの山奥の狭い道で迷子に成った時に比べれば、まぁ今の時代はまだ現在地が解る分だけ全然マシなんだけどね。
このまま深い山奥で山姥として生きていくのかと覚悟した、SAで貰った地図しか持ってなかったあの日の迷子に比べれば。

でもスマホだけよりは随分便利な事に違いは無いので、そろそろどうにかしようかと思っている。
寒くなるときっとバイクに乗らなく成るので、それまでにどうにかしようと思う。
...寒くなる前にどうにか。

 

MOTOR CYCLE

Posted by tommy