君は生き残る事が出来るか?
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この地球には何度かの大量絶滅が起こっている。
超巨大噴火(スーパープルーム)、全球凍結、小惑星の衝突。
と、幾つかの大きな要因によりこの地球は幾度かの大量絶滅が起こっている。
B級映画なら米軍や国防総省を尻目にそこらのおじさんや高校生が地球を救ってくれたりするのだけど、現実は中々に手厳しい。
空を飛んでくるサメをチェーンソウで切り裂いてくれるおじさんすら居ない世の中。
現実は中々に手厳しい。
バイク業界もまた然り。
大量絶滅に向けたカウントダウンは着々と進んでいる現実を受け止めよう。
たとえどうする事も出来なくとも。
B級映画に出てくる女子大生よりも弱いFBIくらいにどうする事は出来なくとも。
https://www.env.go.jp/council/07air-noise/y072-54/mat%2002.pdf/02%20資料54-2.pdf
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来年、2019年末を持って始まるのがユーロ5。
ご存知の通りヨーロッパの排気ガス規制。
日本もこのヨーロッパの規制とリンクしているので、日本のバイク界に取って遠い世界の話では無い。
ヨーロッパは厳しいけど日本は緩いよ、なんて事は起こらない。
逆もまた然り。
こんな具合に大体どこもリンクしてるので、内燃機関に逃げ場なんて無い。
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EURO 1 | EURO 2 | EURO 3 | EURO 4 | EURO 5 | |
実施年 | 1990年 | 2005年 | 2007年 | 2016年 | 2020年 |
CO(一酸化炭素) | 13.0g/km | 5.5g/km | 2.0g/km | 1.14g/km | 1.00g/km |
HC(炭化水素) | 3.0g/km | 1.0g/km | 0.3g/km | 0.17g/km | 0.10g/km |
NOx(窒素酸化物) | 0.3g/km | 0.3g/km | 0.15g/km | 0.09g/km | 0.06g/km |
PM(粒子状物質) | – | – | – | – | 0.045g/km |
SHED(燃料蒸発ガス検査) | – | – | – | – | ○ |
OBD(自己診断機能) | – | – | – | OBD1 | OBD2 |
Durability(耐久性) | – | – | – | 2万km | 2万km(変更あり) |
OBD=自己診断機能。
昨今のバイクは多くの自動車みたいにテスターを繋いだら何処が具合悪いかを教えてくれる。
今時のバイクはやたらとセンサーが多く、目で見ても解らない事も少なく無いから必須の装備な訳だ。
EURO5ではさらに進化させて、エンジンや排気系の劣化まで検出するように成る。
テスター繋ぐと全部教えてくれるので、イオン無し絶好調を自称出来なくなってしまう。
ただ、これが中々に難しいっぽい。
ここでもまたコストが...
実施スケジュールは、新規生産モデルは2020年1月1日から、継続販売車両は2021年1月1日から。
現在発売されているバイクに関しては2020年一杯までは発売出来るが、それ以降はまことに残念ながた謹んでスマンかった。
R6もそれで終わりか。
最後の600ccスーパースポーツも。
でも、何だかんだで2021年を乗り切れるとは思う。
何だかんだで多くのバイクが生き残る事は出来ると思う。
だが、排出ガス規制はコレで終わりではない。
まだだ、まだこれからだ。
.....そろそろ内燃機関も終わりそうだね。
仕方ないので今のうちに排気ガスを撒き散らして思う存分乗っておこう。