全部一緒な訳は無い

2019年1月23日

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例えばKX-FとRM-Z。

カワサキとスズキの連合時代のこの両車は色が違うだけの同じバイクだった。
市販車で言う所のDトラと250SB、バリバリバリウスとGSXなんちゃらってのと同じく。

だが、特に実を結ぶ事の無かったその連合が解消して以降、KX-FとRM-Zは別の道を歩む事に成る。
レースのリザルトではカワサキが一歩二歩上回るが、どちらもハイスペックなモトクロッサーで有る事に違いは無い。
どっちも凄いバイクだ。
どっちもここ最近全く乗ってない私が言うのもアレだけど。

だが、どっち乗っても同じか？と言えばそれが必ずしもそうでは無い。
私の乗ってたYZ-Fとも違うし、何度か借りて乗ったCR-Fともやっぱり違う。
レースに出て勝つか負けるかってのは、ライダーに起因する部分が非常に大きいとは言えども、同じようでもやっぱり違うものだよ。
どう違うのか？ってのは、私では気が効いた表現が出来ないのが少々スマンかったな所なのだけども。

ただ、CR-Fは凄く優しかった事を良く覚えている。
2スト全盛期の時代に比べて、どのバイクも一見フレンドリーに接してくれる優しさは有るのだけど、その中でもCR-Fは私の乗った中でも最も新しいモデルだった事も有ってか、非常に優しかった事を良く覚えている。
一見、物凄く優しかった事を。
一見．．．．だけど。

優しいバイクは結局一番速い。
でも案の定、体中が痛くて翌日は動けなくなったので、自分が上達したかの錯覚させてくれるこの上辺の優しさは民間人には良いのか悪いのかは良く解らない所だね。
結局、いくらバイクが進化して乗りやすく成ったとしても乗ってる人は何も変わってないのだから。

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うどんなんて何だって一緒だろ？

なんて中学三年生男子のような事を言ってる時期も私にも有ったのだけど、今やその認識はすっかりと切り変わっている。
んな訳は無いよねと。