量子物理学で言う所のアレ

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R1を停めてる所にオイルの染みを見つけたのは3日程前の事。
地面に恥ずかしい染みが出来てるのを発見したのは3日程前の事。

気づかなかった振りしておこうか、とも思ったものの、流石にそう言う訳にも行かないのでオイル漏れ箇所を捜してみる事に。
量子物理学の世界では、人間によって観測されるまであーだこーだって小話も有るのだけど、観測しようがしなかろうがオイルは漏れてるのでどうにかせねば成らない。
ってか、もう既に観測しちゃってるしね。
発見してしまってるしね。

そう、見てしまった以上、もう今まで通りには行かないのだ。
一滴くらい気づかなければどうと言う事も無いけれど、気づいた以上はどうにかせねば成らない。
オイル漏れから係長のズラまで、見てしまった以上元には戻れない。
もう昨日のアタシにはもう戻れないの。

 

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カワサキってオイル漏れるんでしょ?

なんて事は過去の話だよと何度も書いてる。
実際、今時のカワサキはオイル漏れなんて起こさない。
が、それはあくまで昔のカワサキに比べればね、って話な訳で、何かしらのオイルが入ってる以上は何時の日にかそれが漏れてくるのはそりゃ仕方ない話だ。
あくまで昔のカワサキ、昔の車やバイクに比べれば漏れないってだけの話。
今のカワサキだろうと、そして勿論ヤマハだろうと漏れる時は漏れるさ。

漏れる時は漏れる、垂れる時は垂れる。
流石に新車で買った翌日に漏れるなんて事はそうそう無いだろうけど、月日が流れれば何時の日にか漏れたり垂れたりするのは仕方ない。
バイクも人も、年食ったら漏れもするし垂れもするさ。
そらもう漏れ漏れで垂れたれですわ。

まぁでも、私の乗ってた昔の車は良く漏れたもんだ。
勿論、ローバーに成る前のBMC時代のミニや空冷ビートルが新車で売られてた頃の話なんて知らないのだが、私の乗ってたローバー世代のミニはちょこちょこオイル漏れを起こしていた。
定番のヘッドカバーやデフサイドに加え、1度クラッチレリーズからフルードが漏れてどうしたもんかと思った事が有る。
どうやって帰ろうって。

セローならクラッチ無しでもどうにか帰れない事も無いけれど、流石に車は無理だ。
まぁセローでもクラッチワイヤー切れなんて勘弁して欲しいけどね。

私の知る限り一番お漏らししてたのは空冷ビートルだった。
ビートルジュースの異名を持つほどに、黒いジュースをズルズルと垂らしてた。
まことちゃんレベルでズルズル。

ビートルが漏れ易いのか、ただの整備不良だったのか、その両方だったのか?
今となっては定かでは無いけれど、出先でも頻繁にオイルを補充してるのを良く見かけたもんだ。
そして、このビートルの後ろは走りたくないなと。
こんなチキチキマシンみたいな車の後ろなんてヤダ。

 

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と、まぁそんな具合に、古い車を整備してないと高確率で厄介なオイル漏れに見舞われてしまうのだけど、前述したように今の車やバイクが漏れない訳では無い。
今後電動モーターが主流と成るとエンジンオイル漏れなんて言葉は無くなるだろうけど、少なくとも今はスーパーカブからレクサスのなんとかってセダンまで、エンジンオイル漏れの宿命から逃れる事は出来ない。
まだまだ内燃機関が中心と成る自動車界では、まだオイル漏れの宿命からは逃れそうに無い。
ブレーキフルードや足回りのダンパーまで含めたら、まだまだ無理。

 

ちなみに、地面に恥ずかしい染みを作ったR1を探ってみたら漏れた箇所はフロントフォークだった。
オイルシールとダストシール交換で直る筈。
左右で3000円って所かな。
エンジンじゃなくて良かった。
外から交換出来る箇所なら良いのだけど、そうじゃ無いなら大変だからね。
でもエンジンなら1滴くらいどうって事も無いと言えなくも無いけれど、フォークはやっぱ放っておく訳には行かないな。

肝心のエンジンは....まぁカウル外してないから何とも言えないけれど、今の所は地面にエンジンオイル垂れの痕跡は無いからきっと大丈夫だと思う。
オイル漏れは大丈夫だと思う。
今の所は。
多分。

良く見たら滲みくらいは有りそうだけど、発見したらなんか面倒な事に成りそうだから知らん振りしておく。
量子物理学で言う所の何かアレですわ、ほら。

まぁ、フォーク外す前にカウルを外さなきゃ成らないので、どのみちエンジンとご対面してしまう訳なんだけどね。
嗚呼、それはなんて残念なお知らせ。

 

MOTOR CYCLE

Posted by tommy