財布と免許を落とした時には
バイクに乗ってると免許や財布を落とす事は誰しもが有り得る。
ここをご覧のあなたにも、そして末尾が1の私の免許が2に成る日もやってくるかも知れない。
誰だって起こりえる悲劇なのだ。
ハっと、免許を落とした事に気づいたら、取るべき手段はコレ
警察に届ける
落し物をしたらまずは最寄の警察、もしくは近くの交番に届けよう。
https://www.police.pref.osaka.lg.jp/sogo/keisatsusyo/1/6264.html
地元警察のウェブサイトには、このような交番の一覧が掲載されてる事が多い。
少なくとも電話番号くらいは掲載されてるので、ブックマークしておけばちょっと便利。
恐らく、余程やましい生活を送ってない限りは交番の場所なんて細かく把握してないだろうから、場所が解るサイトを抑えておけばちょっと便利だ。
スマホを落とした場合は....まぁアレだけど。
都道府県警察における遺失物の公表ページ
https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/consultation/ishitsubutsulink.html
これは、警察に届けられた遺失物の一覧。
財布や貴金属から、犬や猫から秘密のポエムノートや鉢植えまで、管轄の警察に届けられた遺失物は随時ここに掲載される。
こんな感じにざっくりとした情報が開示される。
もしかして!と思ったら記載されている電話番号に連絡しよう。
財布ならどんな財布で中に何が入ってるのか、ポエムノートならどんなポエムが書かれてるのかを詳しく申告しよう。
なお、これを見て良からぬ事を思いついた人も居るかも知れないけれど、100%無理だからそんなヤケクソな事は止めておこう。
罪は重いぞ。
クレジットカードの停止
財布を落としたら中に入ってるカード類の使用停止手続きを取らねば成らないが、それには幾つか注意点が有る。
1.一時的な利用停止は出来ない。
・・・紛失したカードはもう二度と使用する事は出来ない。仮に直ぐに見つかったとしても使用できないので旧カードは破棄する必要がある。
2.届くまで時間が掛かる
・・・郵便の書留で届くので、受け取るまで少々の時間が掛かる。
3.再発行手数料が必要
・・・通常、1000円程度の手数料が請求される。
4.番号が変わる
・・・カード番号が変更されるので、ショッピングサイトは勿論、携帯電話や公共料金等の引き落としにそのカードを使ってるなら変更の手続きが必要と成る。
これらの少々の注意点はあるが、三井住友VISAカードなら届出日の60日前から保障してくれるので、紛失の際には届出は必要だ。
なお、クレジットカードを紛失した場合は、発行してるカード会社へ連絡する。
VISAやJCBでは無く、発行してるカード会社へと連絡しよう。
もちろんJCBで直接作ったり三井住友VISAカードを作ってる人はその限りでは無いけれども。
キャッシュカードの停止
クレジットカードと並んでキャッシュカードも停止する必要が有る。
これにも少々の注意すべき点がある。
1.一時的な利用停止は出来ない。
・・・紛失したカードはもう二度と使用する事は出来ない。仮に直ぐに見つかったとしても使用できないので旧カードは破棄する必要がある。
2.届くまで時間が掛かる
・・・郵便の書留で届くので、受け取るまで少々の時間が掛かる。
3.再発行手数料が必要
・・・通常、1000円程度の手数料が請求される。
概ねクレジットカードと同じ、と言うか大体コピペしただけだが、銀行のキャッシュカードの場合は口座番号は変わらない。
あくまでキャッシュカードだけを再発行するに過ぎないので、口座が凍結される訳でも口座番号が変わる訳でも無い。
再発行の手続き中でも通帳と銀行印が有れば入出金は可能だ。
手続きは、銀行窓口かネットバンキングから。
運転免許証の再発行
財布ごと運転免許証も紛失したら再発行の手続きを行う。
申請場所
・運転免許試験場
・運転免許センター
・警察署
この3箇所。
ただし、警察署では即時発行を行えないので、可能なら運転免許試験場か運転免許センターに行くのがお勧め。
受付時間
9~12時、13~17時(月曜~金曜)
ただし、時間が遅いと即日発行されない場合が有るので、可能なら早めの時間帯に行くのがベスト。
収入印紙売り場が早く閉まる場合があるので、やはり出来るだけ早めが望ましい。
土曜と日曜、祝祭日、年末年始(12月29日~1月3日)は受付不可。
代理手続きも不可なので、平日休めない方は頑張って有給取らねば成らない。
必要な物
・申請用写真1枚
(縦3.0cm×横2.4cmで6か月以内に撮影した無帽、正面、上三分身、無背景のもの1枚(目つむり写真等は不可))
・印鑑
・黒色ボールペン
・身分が証明できるもの
(旅券、在留カード、特別永住者証明書、学生証、健康保険証、他の免許証など)
再交付手数料
3,500円
こんな感じに末尾が1に成ってしまうけれど、平日に試験場等へ行ければ再発行は簡単だ。
なお、今回の件とはあんまり関係無い話だけど、平成33年は西暦2021年なので更新手続きは間違えないように注意しよう。
ちなみに、更新しても末尾の1は消えないのであしからず。
もし紛失した免許証が発見されたら速やかに試験場、運転免許センター、警察署へと持って行く。
すると、再発行した方の末尾が1の免許証が抹消と成るので、再発行の歴史は無かった事に成る。
時間と手数料は戻ってこないのは仕方ないさ。
なお、免許証を再交付するのにバイクに乗っていくと免許不携帯と成るのでご注意を。
健康保険証の再交付
紛失した財布に健康保険証を入れてる方は、合わせて健康保険証の再交付も申請せねば成らない。
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g2/cat290/r57
こちらの書類をダウンロードして、事業主=要するに勤めてる会社の総務なりに提出して手続きをして貰う。
個人事業主等の方は自分でお住まいの地域を管轄する協会けんぽ都道府県支部へ提出する。
まとめ
ともかくまずは警察に届ける事。
そして遺失物の公表ページを定期的にチェックする事。
連絡先が記載されてる場合なら別だが、届出を出していた財布が出てきたからと連絡くれるとは限らないので、ともかく自分で頑張って見つけよう。
ここに載ってないなら、残念ながら届出はされてないって事だ。
後は何でもかんでも財布に入れておかない事も大事だと思う。
私の場合、クレジットカードと銀行のキャッシュカードを何枚も入れて、ビデオレンタルやその他のカードも用事も無いのにパンパンに入れてて、それらを一気に失くして途方に暮れて、それらの手続きに本当にうんざりしたので、今は免許証はパスケースに、財布にはキャッシュとクレジットを1枚ずつしか入れていない。
通常使わないカードは家に保管している。
落とすリスク、紛失するリスクは決してゼロには成らないけれど、少なくとも全キャッシュカードと全クレジットカードを紛失して白目剝いてしまう事を考えたら、リスクの分散は大事なんだろうと私は思うのだ。
あ、後、バイクに乗るなら財布に紐つけておいた方が良いと思う。
紐一本で最悪の自体は免れる、かも知れないのだから。
かもね。