昨年比~カタールGP予選タイム~
2018年 タイム(グリッド) |
2019年 タイム(グリッド) |
タイム差 | |
マーベリック・ビニャーレス | 1’54.707(12) YAMAHA |
1’53.546(1) YAMAHA |
△1.161 |
バレティーノ・ロッシ | 1’54.389(8) YAMAHA |
1’54.537(14) YAMAHA |
+ 0.148 |
マルク・マルケス | 1’53.882(2) HONDA |
1’53.745(3) HONDA |
△ 0.137 |
ホルヘ・ロレンソ | 1’54.431(9) Ducati |
1’54.563(15) →HONDA |
+ 0.132 |
アンドレア・ドヴィチオーゾ | 1’54.074(5) Ducati |
1’53.744(2) Ducati |
△ 0.33 |
ダニロ・ペトルッチ | 1’53.887(3) Ducati |
1’54.200(7) Ducati |
+0.313 |
アレイシ・エスパルガロ | 1’55.140(13) Aprilia |
1’54.917(12) Aprilia |
△ 0.223 |
アンドレア・イアンノーネ | 1’54.619(11) SUZUKI |
1’55.464(19) →Aprilia |
+0.845 |
アレックス・リンス | 1’54.339(6) SUZUKI |
1’54.257(10) SUZUKI |
△ 0.082 |
ポル・エスパルガロ | 1’55.706(22) KTM |
1’54.740(16) KTM |
△ 0.966 |
ヨハン・ザルコ | 1’53.680(1) tech3-YAMAHA |
1’55.797(21) →KTM |
+ 2.117 |
カル・クラッチロー | 1’54.072(4) LCR-HONDA |
1’54.095(6) LCR-HONDA |
+ 0.023 |
中上貴晶 | 1’56.401(23) LCR-HONDA |
1’54.239(9) LCR-HONDA |
△ 2.162 |
昨年のタイムと比較すると、この主要ライダーの内で最もタイムを縮めたのは我等が中上君。
ルーキーとしてのデビューレースと、1シーズンの経験を積んだ今とではその状況に大きな差は有るとは言えど、2.162秒の短縮は非常に大きい。
グリッドも、ザビエルさんの直ぐ前の23番グリッドから、Q1→Q2進出しての9番グリッドと大幅にジャンプアップを果たす。
来年のカタールが楽しみだね。
さすがにこれから2秒詰めるのは...まぁアレだろうけど。
2番目は乱高下のビニャーレス。
昨年は激しい上下動が見られたが、今年は抜群の位置からのスタートを決めた。
タイムも1.161秒と大幅に短縮。
何年も経験を積んだビニャーレスが何故ここまで変わったのかは謎だけど、ともかく今の所はとても調子良さそうだ。
このまま乱気流に巻き込まれて穴に落ちない事を祈るばかりだね。
一番大きな問題を抱えてるのは見てのとおりにヨハン・ザルコ。
タイムは+2.117秒。
グリッドも昨年のポールポジションから一転、21番グリッドとアブラハム坊ちゃんの斜め後ろ、後ろはシャリーンとワイルドカードのスミス氏と言う絶望の展開。
KTMのRC16自体は、ポルが0.966秒もタイムを詰めれたので悪くはなってない筈。
ただ、誰もが思ったようにザルコとはやっぱり全然合ってないのは火を見るより...って奴だった模様。
スズキに行ってれば人生は変わったかも知れないけれど、まぁ今更の話だから仕方ない。
ザルコ程では無いけれどイアンノーネもちょい苦戦中。
昨年から+0.845秒。
口腔内の病気によるテスト不足が原因か、それとも本人のやる気の問題か。
これから0.845秒をアプリリアで詰めれるかどうか。
やっぱやる気次第かも知れない。
一方、ロレンソはあれだけ転んだけど意外と昨年のタイムと大して変わってなかったりする。
現状では、その差は0.132秒。
これくらいならあっという間に詰めれそう。
南北アメリカ後のヨーロッパラウンドの頃には普通にトップを走ってそうだ。
もう一年早くMotoGPに上がってればなぁ
あの時スズキに行ってればなぁ
やっぱヤマハファクトリーに入れてたらなぁ
やっぱりやっぱりレプソルホンダに入ってればなぁ
せめてオーリンズ使えたらなぁ
と、言っても仕方ない事ばかりが頭に浮かんでしまう訳だけども、これからのザルコの大きな浮上を心から願うばかりだ。