デロルトが電気自動二輪車のチャンピオンシップを支援
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デロルトが電気自動二輪車のチャンピオンシップを支援
http://www.motogp.com/ja/news/2018/06/13/デロルトが電気自動二輪車のチャンピオンシップを支援/261785
データロガー、慣性測定ユニット、タイヤモニタリングシステム、サスペンション及びブレーキセンサーを含む最先端のパッケージを提供することになった。
だそうで。
デロルトと言えば、多くの方は特に何も思い浮かべないだろうけど、一部の古い車に乗ってた方は、或いはその古い車が現役だった時代に生きてた方はきっと思い出すかと思う。
クラシックのドゥカティやモトグッツィにお馴染みの方も同様。
デロルトってキャブのデロルトかい?
と。
そう、その通り。
そのキャブレターメーカーのデロルトが、電動バイクのデータロガー一式を提供する事と成ったんだって、って話。
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キャブと車にはなんとなく良く似合う組み合わせって奴が有る。
日本車にはソレックス
アメ車にはホーリー
イギリス車にはウェーバー
イタ車にはデロルト
と、こんな具合に。
何処の車に何付けようが自由なんだけど。
AE86にデロルト組んでる人も居るしね。
確かに何の車に何のキャブ付けようが自由なんだけど、それでもやっぱり多数派な組み合わせ、定番な組み合わせは存在する。
ミニに乗ってた私は迷う事無くウェーバー。
定番の選択だけにセッティングデータが揃ってるので簡単。
基準が有るのと無いのとじゃ、その苦労は全然違う。
当時は既にFCRは有ったけれど、あれをミニに組んで仕上げた人は大変だったろうと思う。
FCR程では無いけれど、同じくミニのキャブに苦労してた人が居た。
何を思ったのかデロルトを組んでた人。
オーナーは、デロルトのキャブにアバルトのマフラーを組んだ、何ともイタリアンなミニの人。
アウトビアンキやらパンダやらに乗ってりゃイイのにとか思ったりする。
余計なお世話だけど。
ミニとデロルトの組み合わせは決して奇想天外な組み合わせな訳では無いけれど、ド定番のSUツイン、ウェーバーシングルやスプリットウェーバーに比べて情報量の少ないキャブなのは確かな事。
情報の少ないキャブは大変だ。
ネットで検索って訳に行かない時代だったしね。
そんな、キャブしかイメージに無いデロルトだけど、実はキャブやスロットルボディ(インジェクター一式)だけで無く、電子機器も数多く作っている。
MotoGPにも実はパーツ供給がなされていて、アプリリアのスロットルボディの他、幾つかのMotoGPマシンのダッシュボード(多機能メーターパネル)もこのデロルトが作ってるのだとか。
http://dellorto.it/en/motorsport-eng/
キャブしか作ってないと思ってたら色々やってんだね。
クロネコヤマトがパン屋をやってるように、皆様色々とやってるもんだ。